こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

リハビリ・ショー!

2005-05-23 20:30:27 | Weblog
昨日、ダンスの発表会だった。
今回は何故か、いつもより増して緊張した。ダンサー個人として緊張するよりも、作品を振付け発表するほうが緊張する。メンバーのことも考えながら舞台に乗るのは、本当に大変だ。何しろ、誰よりも稽古回数が少ないのだから…。

よく、ダンスの発表会や公演を観に行くと、一番ヘタだったりするのが、主催者だったり、先生だったり…「なんであんな人が先生なんだろう?」と若い頃、よく思ったものだ。
「あんな風になりたくないなぁ~」と。
がっ、しかしッ!
「あんな風」になりつつある自分がいる。おーーーっ!!これが世の常なのかッ!!
人にエラソウに、「あーしろ、こーしろ」とか言ってる割には、自分が出来ていない。
自分の作品は踊らない、人の作品で踊る…これが理想なんだけどなぁ~。誰か振付けてくれと言うと、皆顔をそむける。
振付けだって大変なのよ。才能豊かならいいだろうけど、なんせ乾いたタオルから水を絞り出すがごときの苦労。そのワリには大したもん出来ないしなぁ~。

今回の発表会は、私にとっては特別な意味を持つ。つまり今年は「リハビリ」と「次の手術の体力づくり」と「更年期障害対策」を目的としたものなのだ。
今年も発表会に出る、と言った時、まわりの友人たちはビックリ。「大丈夫なの?」と言う声があちこちから聞こえ…。

術後、運動をすると傷口の細胞が、本来の姿を取り戻すため規則正しく並ぶそうだ。動いた方が傷の治りが早い。それが証拠に一番よく動くところのお腹の傷が1cmくらい、まるで切られていないみたいに劇的にきれいになっている。でも術後3ヶ月は歩くくらいで、本格的には踊れないけどね。

女性ホルモンの分泌が少なくなると、「ウツ」状態になる人もいると言う。女性ホルモンは気持ちを明るくする作用も持っているからだ。何か気を引くことをやっていれば、精神的に暗くなることはないか、と思った。そうでなくても独り暮らし。何か考え事が始まると、わるぅ~い方へ、わるぅ~い方へ、、、、とドツボにはまって行くしね。

私を見て、手術に踏み切れない人たちもそれなりに考えてくれるかな。とも思う。
術後5ヶ月で、立派に(?)人前で踊ってまーーーす!筋腫と一緒だけど、、、。