こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

6年ぶり!

2005-05-27 20:55:19 | Weblog
きょう、国際フォーラムに行ってまいりました。Alvin Ailey American Dance Theaterの公演を観に。。。。なんと、日本に来たのは6年ぶり。やっとスポンサーが付いたのね。そして今日のマチネは、そのスポンサーが応募者のうちの当選者を無料でご招待!おおっ、太っ腹!
きょうは特別に、元ダンサーで今、芸術監督補の茶谷さんの解説付きと言う。なんだか茶谷さん、郷ひろみみたいなしゃべり口調になっているし、落ち着かない。今年は「徹子の部屋」には出なかったのかな?よく日本公演前には出演しているんだけど。。。。
それはともかく、
演目はスポンサーの好みで決まると言う。そうよね。客が呼べなきゃスポンサーの意味ないものね。スポンサーは客が呼べそうな演目を指定する。なのか、今回の演目はどちらかと言うと、古い看板作品よりも今流行りのヒップホップ系の要素がふんだんにこめられた作品が多かった。Mr.Ailey自身の作品はたった「Revelations」のみ。それはチト淋しかったかなぁ。
Aileyが生存中は、カンパニーのダンサーは個性の強いメンバーが多かった。それが芸術監督がJudithなって体の利くダンサーが重視されるようになった。そのかわり、身長にこだわることはなくなったけど。。。でも、作品に「アソビ」がなくなって、ただ、「スゴイ」し「綺麗な」舞踊団になってしまった。6年前の来日した時の感想だ。
でも今回のメンバーは確かに、技術的にすごいけど、以前より個性的で(でもやっぱりAiley時代とは比べようもないけど、、、)精気が戻ってきた、と言う感じがした。

今は、ヨーロッパ系のコンテンポラリーというジャンルの踊りが流行っているというか、高尚だと思われているのか、もてはやされている。けど、私はなんだか分かりにくくして、誤魔化されているような気がする。
私はやっぱりAileyが好き。決して高飛車に人生を説くことはない。そこには生きることの悲哀や情熱が、何気なく語られている。
またスポンサーがサポートしてくれて、来年とは言わないけど、再来年あたりにAiley自身の作品を沢山携えて、日本公演してくれたらいいなぁ~。
あ、日曜日は自分のお金で観に行きますよ!もう何十回も観た「Revelations」。また観に行きます!もう、一緒に踊れる位だもんねーーー!