日米両政府は20日、ブッシュ米大統領が9月上旬に来日する方向で調整に入った。日米外交筋が明らかにした。同大統領の来日は平成17年11月以来、約2年ぶり、安倍政権発足後初めてとなる。安倍晋三首相との会談では地球温暖化問題やイラク、アフガニスタン情勢、対イラン、北朝鮮問題、スーダンのダルフール紛争への対応などがテーマになる見通しだ。
■環境・イラク・アフガン・イラン・北朝鮮・スーダン……どれ一つとして安倍首相が明確なビジョンを語ったことなど一度も無いテーマばかりですなあ。参議院選挙の後でも政権にしがみ付いているぞ!という安倍総理の悲壮な宣言だとすれば、次の総理がブッシュ大統領を迎える可能性も有りそうです。
大統領は9月8、9の両日にシドニーで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の前後に、日本に立ち寄る形となる。同大統領の来日は4回目。米国は先の主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)で、ポスト京都議定書となる2013年以降の温室効果ガス排出削減の新たな枠組みづくりに参加することで合意したが、明確な数値目標の設定には難色を示している。来年7月の北海道洞爺湖サミットで議長国となる日本は「合意達成には米国の協力が不可欠」(外務省幹部)としており、現実的な合意案づくりに向けブッシュ大統領との間で突っ込んだ意見交換を行いたい考えだ。
■9月の訪日が実現したところで、ブッシュ大統領に残されている任期は1年少々です。しかも選挙運動はますます盛り上がって行きますから、去り行く大統領と「突っ込んだ意見交換」などしても、何の意味も無いでしょうなあ。
首相は大統領との会談を踏まえたうえで、9月中下旬にニューヨークで開かれる国連総会と、その前後に予定される国連主催の気候変動に関するハイレベル会合に出席し、環境問題における積極姿勢を改めてアピールすることを検討している。……
6月21日 産経新聞
■「拉致」もダメ、「憲法改正」もダメ、「教育改正」もダメ、「美しい国」などもっとダメ、社保庁は時限爆弾で、公務員制度改革も既にボロが出ている。そして、残されたのが「環境」だけどいうのなら、博報堂が大儲けするだけのキャンペーンを加速して見せるのでしょうなあ。
安倍晋三首相は20日、「ハイリゲンダム・サミット報告会」で、来月7日から08年7月の北海道洞爺湖サミット終了までの1年間を「サミット・イヤー」と位置づけ、政府として地球温暖化対策を強化する考えを表明した。環境省は20日、温室効果ガス削減につながる国民的取り組みのアイデア公募を始めた。
6月20日 毎日新聞
■エッ、それでは蓮ホウ議員に突っ込まれた趣味の悪い等身大ポスターや新聞全面広告を、1年間も垂れ流すのですか?米国のゴア前副大統領のような言葉も動きも見せない安倍首相が、環境問題に関してどれほどの見識を持っているのか、日本では誰も知りません。「サミット・イヤー」という名称も焦りが滲んでいる痛々しいばかりで意味はさっぱり分かりません。まさか、先日の下手くそな田植えパフォーマンスみたいな事を全国でやるつもりなのでしょうか?
…都内の報告会であいさつし、来年7月7日から日本で開催する北海道洞爺湖サミットに向け、二酸化炭素(CO2)削減を進める国民運動を展開していく考えを表明した。……CO2など温室効果ガスの世界排出量を2050年までに半減し、温暖化進行を食い止める重要性を改めて強調。洞爺湖サミットで地球環境問題の議論を主導するには、来年から5年間を対象とする京都議定書の削減目標(日本は1990年比で6%減)達成が不可欠との考えを示し、国民に「1日1人1キログラムのCO2ダイエットをお願いしたい」と協力を求めた。
6月20日 時事通信
■昔、中曽根大勲位がボードに資料を張り出して「米国製品を買いましょう」と説教した事が有ります。あの時は国民1人当たり100ドルだったような気がします。当時のレートで1万円弱の買い物という話でしたから、具体的に何を買えば良いのかイメージも出来ました。しかし、「1日1人1キログラムの二酸化炭素」と聞いて、何が分かるのでしょう?「参議院を1日延長すると何トンの二酸化炭素が排出されるのか?」「ウソ番組やアホ番組を放送しているテレビ局を一つ潰すと何百トンの削減になるのか?」「24時間営業を一切禁止したらどんな効果が有るのか?」などなど、もっと分かり易い話をしなければ、この運動はまったく盛り上がらないでしょうなあ。
と言うわけで、「拉致」も「環境」も切り札にはなりそうもない安倍首相は、丸腰以下の情けない姿で厳しい選挙戦に挑みます。あとは土下座と泣き落としだけ?
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チベット語になった『坊っちゃん』書評や関連記事
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大統領は9月8、9の両日にシドニーで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の前後に、日本に立ち寄る形となる。同大統領の来日は4回目。米国は先の主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)で、ポスト京都議定書となる2013年以降の温室効果ガス排出削減の新たな枠組みづくりに参加することで合意したが、明確な数値目標の設定には難色を示している。来年7月の北海道洞爺湖サミットで議長国となる日本は「合意達成には米国の協力が不可欠」(外務省幹部)としており、現実的な合意案づくりに向けブッシュ大統領との間で突っ込んだ意見交換を行いたい考えだ。
■9月の訪日が実現したところで、ブッシュ大統領に残されている任期は1年少々です。しかも選挙運動はますます盛り上がって行きますから、去り行く大統領と「突っ込んだ意見交換」などしても、何の意味も無いでしょうなあ。
首相は大統領との会談を踏まえたうえで、9月中下旬にニューヨークで開かれる国連総会と、その前後に予定される国連主催の気候変動に関するハイレベル会合に出席し、環境問題における積極姿勢を改めてアピールすることを検討している。……
6月21日 産経新聞
■「拉致」もダメ、「憲法改正」もダメ、「教育改正」もダメ、「美しい国」などもっとダメ、社保庁は時限爆弾で、公務員制度改革も既にボロが出ている。そして、残されたのが「環境」だけどいうのなら、博報堂が大儲けするだけのキャンペーンを加速して見せるのでしょうなあ。
安倍晋三首相は20日、「ハイリゲンダム・サミット報告会」で、来月7日から08年7月の北海道洞爺湖サミット終了までの1年間を「サミット・イヤー」と位置づけ、政府として地球温暖化対策を強化する考えを表明した。環境省は20日、温室効果ガス削減につながる国民的取り組みのアイデア公募を始めた。
6月20日 毎日新聞
■エッ、それでは蓮ホウ議員に突っ込まれた趣味の悪い等身大ポスターや新聞全面広告を、1年間も垂れ流すのですか?米国のゴア前副大統領のような言葉も動きも見せない安倍首相が、環境問題に関してどれほどの見識を持っているのか、日本では誰も知りません。「サミット・イヤー」という名称も焦りが滲んでいる痛々しいばかりで意味はさっぱり分かりません。まさか、先日の下手くそな田植えパフォーマンスみたいな事を全国でやるつもりなのでしょうか?
…都内の報告会であいさつし、来年7月7日から日本で開催する北海道洞爺湖サミットに向け、二酸化炭素(CO2)削減を進める国民運動を展開していく考えを表明した。……CO2など温室効果ガスの世界排出量を2050年までに半減し、温暖化進行を食い止める重要性を改めて強調。洞爺湖サミットで地球環境問題の議論を主導するには、来年から5年間を対象とする京都議定書の削減目標(日本は1990年比で6%減)達成が不可欠との考えを示し、国民に「1日1人1キログラムのCO2ダイエットをお願いしたい」と協力を求めた。
6月20日 時事通信
■昔、中曽根大勲位がボードに資料を張り出して「米国製品を買いましょう」と説教した事が有ります。あの時は国民1人当たり100ドルだったような気がします。当時のレートで1万円弱の買い物という話でしたから、具体的に何を買えば良いのかイメージも出来ました。しかし、「1日1人1キログラムの二酸化炭素」と聞いて、何が分かるのでしょう?「参議院を1日延長すると何トンの二酸化炭素が排出されるのか?」「ウソ番組やアホ番組を放送しているテレビ局を一つ潰すと何百トンの削減になるのか?」「24時間営業を一切禁止したらどんな効果が有るのか?」などなど、もっと分かり易い話をしなければ、この運動はまったく盛り上がらないでしょうなあ。
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