沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩596 沖縄タイムス辺野古高江ツイート

2018年03月15日 16時24分53秒 | マスコミジャーナリズム
 
  1.  2時間2時間前

    3月15日午後2時25分、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では新基地建設に反対する人々がトランペットの音色に合わせ「沖縄を返せ」を合唱しました。「基地建設を止めるまで頑張るぞ」と声を上げました。

  2.  
     7時間7時間前

    3月15日午前9時すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前には新基地建設に反対する約100人が座り込んでいます。静岡県から来た7人があいさつし「基地問題を全国に広げたい」などと話しました。


詩596 琉球新報社説 <社説>山城議長有罪判決 問われるべきは政府だ

2018年03月15日 16時20分57秒 | マスコミジャーナリズム

<社説>山城議長有罪判決 問われるべきは政府だ

https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-682635.html

 有罪判決は、新基地反対の民意を力で封じている政府の姿勢に裁判所がお墨付きを与えるものであり、納得できない。表現の自由、集会の自由など憲法が保障する権利を認めず、国連の人権基準にも抵触するような判決は受け入れられない。

 今回の判決は、人権を巡る国際法の理念に背を向ける内容だ。16年に日本を調査した国連人権理事会の特別報告者は、山城議長の逮捕と長期勾留について「抗議行動に不釣り合いな制限が加えられている」「裁判なしに5カ月間拘束したのは不適切で、表現の自由に対する萎縮効果を懸念する」と報告している。

 ところが那覇地裁は、弁護側が提出した国際人権法専門家の証人申請を却下し、長期勾留を批判した国連特別報告者の資料などの証拠申請も却下した。判決は国連が指摘した国連ガイドラインに沿った内容ではない。

今や日本はこのような不当不法な司法の在り様さえ異常とも思わない風潮に冒されている。安倍一派の強権的手法は民意を度外視し問答無用で自治体に襲い掛かる国家テロ以外の何者でもない。さっさとモリカケで追放すべき劣悪集団だ。

詩596 琉球新報記事 北朝鮮非核化で普天間撤去 ペリー元国防長官指摘 米首都・県シンポ

2018年03月15日 16時12分31秒 | マスコミジャーナリズム

北朝鮮非核化で普天間撤去 ペリー元国防長官指摘 米首都・県シンポ

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-682646.html

 ペリー元国防長官は北朝鮮の核開発を巡る1994年の朝鮮半島危機や現在の米朝関係を説明。海兵隊は北朝鮮の韓国侵攻を防ぐ「やりの先端」の役割を担うが、米本土などからの空軍がより大きな役割を果たすと説明。北朝鮮の非核化が実現すれば「普天間を置く根拠もなくなるだろう」と説明する一方、海兵隊移転は時間とコストの問題だと指摘した。

 野添文彬沖国大准教授は沖縄の海兵隊は50年代に日本本土の反対で移転してきたもので、「沖縄が軍事的に理想の場所だったからではない」と指摘。日本政府は辺野古移設に固執しているが、米軍施設の移転で沖縄の基地負担を軽減し、日本本土での自衛隊と米軍の共同施設使用などを検討すべきではと提案した。

いずれにしろ日本国政府の思考停止した対沖縄「問答無用」の差別的政治心性は到底現代平和理念や人権意識に沿わない内容となりおおしている。沖縄からの強い意思発信と諸方面への効果的働きかけ、何より沖縄の人たちの意識深化こそ望まれる。

 

詩596 東京新聞社説 大飯原発再稼働 置き去りにしたままで

2018年03月15日 09時31分00秒 | マスコミジャーナリズム

大飯原発再稼働 置き去りにしたままで

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018031502000192.html

この国は根本のところで間違っている。抑々原発はこの国の地球的内部構造上如何なる大規模な自然災害の餌食となるか全く予測できず、逆にそれは確実に近未来に発生し得ると予想され、その確率の方がはるかに高いと言われている。かてて加えて廃炉するにしろ数十年のスパンで考えられる極めて負の要素が大きい金食い虫そのものであり、いずれにしろこの国では原発は到底あり続けてはならない危険極まりない代物だと誰でも思っている。勿論原発マフィアは既得権利権維持のため原発ムラあげて再稼働推進、新設すら言揚げ政治はこれに輪をかけて彼等のために三権を凌駕し、国民の安危に顧慮せず馬鹿な国策に血道をあげている。恐ろしい国だ。


詩596 朝日新聞社説 (社説)「森友」問題 与党は責任を自覚せよ

2018年03月15日 09時13分09秒 | マスコミジャーナリズム

(社説)「森友」問題 与党は責任を自覚せよ

https://www.asahi.com/articles/DA3S13402877.html?ref=editorial_backnumber

 一つは公文書がなぜ改ざんされたかだ。誰が、誰の指示で、何のためにやったのか。一度決裁された文書から、安倍首相自身や、妻の昭恵氏らの名前を削除した理由は何なのか。

 二つめは、8億円という破格の値引きがされた森友学園への国有地売却は適正だったのか。政治家の関与や、官僚の忖度(そんたく)はなかったのか。

問題は国民の政治への決定的な不信感の表現を、まさに信用ならぬ政治家の追放という、明らかな有権者行為として実現することであり、悪質な政治集団と化した自公系政治屋たちに投票しないこと、あるいは彼らをリコールすること、国会包囲網を大々的に国民デモとして形成し、世論の大渦を生み出すこと、政治屋たちが彼等の政治行動を自在に行えないよう、監視、抗議活動で締め上げる事、などなど。おのれらの生存生活を守る為にはいかにしてもあいつらを、むざむざ生かしておいてはならない。

 


 


 

詩596 朝日新聞記事 (インタビュー)復興、お仕着せの「絆」 東北学院大学名誉教授・岩本由輝さん

2018年03月15日 08時56分08秒 | マスコミジャーナリズム

(インタビュー)復興、お仕着せの「絆」 東北学院大学名誉教授・岩本由輝さん

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13401083.html?rm=150

 「よそから来た人が復興という言葉を使う分には、みんな何も言わない。けれど、原発被災の傷が残る福島では、私みたいに地元の人間が『復興している』なんて言うと、とがった目をするんじゃないかな。気軽に復興という言葉を発するのは、タブーという感じがしますね。確かに避難指示の多くが解除されて、JR常磐線の再開区間も延びています。しかし、相馬の海では、いまもとれない魚がある。隣の飯舘村は指示が解除されても、戻った村民は人口の1割です。復興したかと聞いたら、多くの人は首をかしげますよ」

 「行政側は、景気づけに利用しようと思っているのかもしれません。でも、そんなことに乗れない気持ちの人は、少なからずいます。被災地の人間としては、ひとの不幸をキャッチフレーズにしないでほしい。東京五輪東京五輪として、やればいい。誘致活動を始めたときは想定外だったのに、震災と原発事故が起きたからといって利用するのは、安直というか、無責任な感じがする。何事もなかったら、どんなキャッチフレーズを使っていたのか。開催中だけ盛り上がり、終わってみれば、もとの復興途上の被災地が残っていたとなれば、目も当てられない。復興五輪だなんて、まるで東京が復興するみたいだ」

  「東北の開発の歴史を振り返るとわかります。近代的な中央集権国家は、必ず周辺に食糧や資源の補給場所を設けてきました。明治以降の東北地方が、まさにそれです。寒冷地に適さない稲作が奨励され、石炭や銅など鉱山資源が掘り出され、多くの農家の子弟が旧陸軍の師団に入隊させられた。あるいは出稼ぎ。戦後は集団就職で東京に向かった。労働力と資源の供給源であった東北は、置かれた意味からしたら植民地の扱いと変わらなかったと考えます。その視点でとらえると、米軍基地の負担を強いられている沖縄についても、同じことが言えるでしょう」

 「村落研究者として言えば、日本はもともとばらばらなんです。尾根筋一本、道一本隔てれば、言葉も文化も違う場所があちこちにある。地域が、国民が、一つでいてほしいというのは、為政者の願望に過ぎないのじゃないかな。あるいは幻想。妄想かもしれない。原発事故は、本来は隠れていた分断や断絶を顕在化させたのかもしれません」

沖縄との連関性が語られているが、沖縄から見れば、東北も又本土内地ヤマトゥの日本人以外ではないという見方が出てくる。米軍基地に関しては沖縄の人がこれを自ら誘致したことなどただの一度もない。全ては沖縄と言う不動産やその時空間を我が物顔に扱う米国とこれに追随する日本政府の共同軍事的植民行為に拠っていた。これは明確に国際条規に違背し、日本国憲法不適用案件でしかなく、沖縄はこの一点だけで完全に治外法権区域、租借地、戦勝国による不当不法占領該当地となっている。脆弱な沖縄県の自治体としての自治権は、本土内地ヤマトゥの「問答無用」「無知無関心」「恥知らずで傲慢な差別心性」によっていつも彼等の「政治ゲーム」に利用され、「民主国家」では本来あり得ない「日本国対沖縄県」という対立構図を否応なくでっち上げられてきた。沖縄琉球の独立はどこで具体的に現実化するか移住者の筆者にはわからないが、 その方向性は自覚的に意識すべきと思わないわけにはいかない。