沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩595 沖縄からの発信 20 オキナワを知る、ということ 5

2015年07月29日 22時59分52秒 | 政治論

 相変わらず菅はおのれの立ち位置の恥ずべき実態(日本国政府は米国の傀儡政府でありその戦後継続的な政権強奪政党である自民党による米国追従の政治的立ち位置にある、という実態)を偽装しながら(この偽装はこの安倍晋三によって具体化し始めた「日本会議」のネオナチ性により、他派他勢力あるいはマスメデア、マスコミ、ジャーナリズム一般にわたる籠絡、恫喝、抑圧、弾圧手段を縦横に駆使して成り上がっていることから必要とされた愚昧な虚勢に過ぎない)、沖縄県と県民と県知事、はじめ多くの非戦、反戦、避戦あるいは反安保、又は喪われ奪い取られた家郷奪取、環境保全、米軍基地支配の県土の正常状態の回復などの希望、意思、を有する人々の面前で居丈高に、翁長知事の、防衛局が提出した設計協議取り下げ要求をけっ飛ばした。

 再三言うように、この政権もしくは今後引き続く日本国政府には、現在ある「沖縄問題」のどの局面についてもこれを改善する意思はない。それは70年という戦後史が証明しているし、琉球処分以来この国が執る如何なる国策も琉球沖縄自身の滋養強壮たるべく機能したためしはただの一度もない。「沖縄振興策」というのは、通常の、遅れて組み込まれた地域に対する社会整備以上の意味はなかった。今ある振興という文言にはこれも何らの特典たり得ない実態が隠されている。仲井真前知事の、県民を裏切ってまでも体制に迎合するという信じがたい狂乱には多分に自らの足元を知らぬ認知症的な側面がある。

 従って、琉球沖縄が自決する方向は、日本国からの分離独立、という方向以外、そのあらゆる対国家の手立てにはなんらの効用もないことを知るべきだ。それはこの安倍政権の本質がまさに逆説として炙り出してしまった、動かしがたい真実である。(つづく)

 


詩548 日米政府官僚が沖縄に対してやっていることの正体 琉球新報記事

2015年07月29日 13時47分37秒 | マスコミジャーナリズム

県、協議書取り下げ要求へ 辺野古埋め立て 受理も内容不十分

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-246470-storytopic-3.html

工事車両阻止で一時混乱 市民と機動隊押し合う 辺野古

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-246469-storytopic-3.html

基地被害 現状発信へ 米記録映画製作者トレンブレーさん

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-246454-storytopic-1.html

 このようにアメリカ合衆国は自分たちのしていること(軍事的国策的世界的に)について、国家安全保障機構の下、情報操作によって誤った情報知識により統制された自由、を自由そのものと思い込んでいる、ということだ。このことは米国流自由民主主義の欺瞞性として世界的に検証糾弾しなければならない質のものと思料する。


詩548 日米政府官僚が沖縄に対してやっていることの正体 琉球新報記事

2015年07月29日 09時34分49秒 | マスコミジャーナリズム

「自衛官募集」中学生宅へ直接郵送 住民台帳基に沖縄地方協力本部

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-246443-storytopic-1.html

こういうことをする場合、安保法制の成立後、確実に自衛官の海外派兵があり得て、しかも明らかな戦闘部隊として殺傷任務に就くことを中学生に説明しなければならない。今の中学生がこれをどう受け止めるかはわからないが、その上での学生の判断ならばどうかということはその後の検証になる。

 いずれにしろ「日本会議」というネオナチ組織の浸透力は知らぬ間にこの国のいたるところでその効果を発揮し始めている。


詩548 日米政府官僚が沖縄に対してやっていることの正体 沖縄タイムス記事

2015年07月29日 09時21分47秒 | マスコミジャーナリズム

辺野古本体工事の協議書、国へ取り下げ要求視野  翁長知事きょう判断

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=126221

県と国の関係性が全く分からない在り様だ。スラップ裁判と同断である。それだけこの国が取り分け沖縄県に対して通常の申し開きができない国策を推し進めていることになる。県の立場の弱さに付け込んでこうした逆転手続きを敢行する安倍政権の漫画的な時代錯誤、復古主義には実に辟易する。

 


詩548 日米政府官僚が沖縄に対してやっていることの正体 琉球新報社説

2015年07月29日 09時13分49秒 | マスコミジャーナリズム

<社説>首相補佐官発言 政権の本音ではないのか

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-246438-storytopic-11.html

 安倍晋三配下のこの政権がやっていることは私家憲法の押し売りにほかならず、間違いなく憲法96条から98条違反に該当することであって、国会議員としての権限の濫用、その資格問題にまで言及されるべき大問題なのである。にも拘らずこの国は野党はじめこの大問題を不問に付しているか全く気付かないのか、まるで戦後民主主義の虚妄そのままに愚劣なお祭り騒ぎに興じている、あの学生運動会並の幼稚さ、KYぶりである。