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新しいことを見つけるって楽しい!

なにか削らないと

2016年01月12日 | 仕事・研究
私はたいていいつも忙しいですが(でもあんまり忙しいといわないように気を付けてはいるんですが)、今ははっきり言って相当やばい状況です!!今日は予定していた分量の仕事がまったく終わらず。でもこの仕事、頭を使うんで、そんなにつめこみではできません。頭をクリアにしておかないといけないのでちゃんと寝ないとだめですし。今日はとにかく帰ってさっさと寝て、明日は今日よりもっと早く来てやることにします。

だけど会議をどれか断らないといけないかもしれないな~。
自分の締め切り仕事が間に合わないから会議は休みますっていうのは恥ずかしいので、なんとかぎりぎりまで頑張ろうと思ってますが、、、。

今年は少し「なにか削る」ってことを意識してやろうと思っていて、とくに出張は減らそうと思ってました。
だけど今のところ、すでに失敗してる感が。締め切り日に二つ学外の会議が入ってるんですが、その会議の予定は1か月も前に入ってたので、「だいじょぶ」と思って受けたのに、「あ~やっぱりこの日程はさすがにまずかった!」と今は思ってます、、、。ただ、そんなに前からわかってたんなら、その算段をすべきだったわけで、やっぱり私の落ち度

こんなにぎりぎり・危ない状況はこれまでほとんどなかったな、、、。だいたい前倒しで仕事するのがわたしのスタイルなので。やっぱ処理能力が落ちてきてんのかもしれない。

なにか削らなきゃいけないってことなんですよね、、、。

あっでも明日も机に向かうことができない大きなイベントが♪
私たちがやってる被災者支援活動の視察に仙台市長さんがおみえになるのです。
学生ボランティアグループのメンバーが餅つきをしてくれます
明日はその写真をupできると思います!
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銀の匙13

2016年01月11日 | レビュー
まんが続き。
ホントはずいぶん前に発行されていたけど、買ってなかった。
12巻までは続けて読んでいたんですが。

銀の匙 Silver Spoon 13 (少年サンデーコミックス)
荒川弘
小学館


銀の匙は農業高校の話ですが、うちの学部とも大いにかぶることがあり、共感を持って読んでいました。
食べることは生きること。
そして生き物を相手にしながら生きていけるのはすごく幸せなこと。
うちの卒業生を見ていてもそう思います。

銀の匙は進路を考える高校生にも読んでもらいたいですね。
だけど当たり前ですが、生き物相手の仕事は楽しいだけじゃないんで。
そこは覚悟がいりますけども。

さて漫画を2冊続けて読んだので、また本(小説)に戻りました。
読み終えたらまた書きます。
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海街diary 7

2016年01月09日 | レビュー
まんがも読みます。海街の7巻が出ました!

海街diary 7 あの日の青空 (flowers コミックス)
吉田秋生
小学館


鎌倉行きたい~~。
実は海街の映画を見た後、一回行ったんですよね~。東京出張のついでに。
だけど時間がなくてあんまり歩けなかったから、また行きたい!

紅葉のころに行こうと思って、手帳に書いてたんですが、まったく余裕なく、消し去られました。
今度こそ実行したいです。

(まんがの感想はネタバレになるから書きませんが、このシリーズ大好きです。)
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ブラック企業~日本を食いつぶす妖怪

2016年01月07日 | レビュー
新年2冊目の本。

ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)
今野晴貴
文藝春秋


学生の就職支援も仕事のひとつなので、この問題は私にとってもまさに重要課題であります。卒業生の中には、本当に心と体をすり減らして仕事している子もいて、他人ごとではなく、喫緊に真剣に考えていきたい問題です。わたしが大学で教育にかかわる人間として学生に言いたいことは、在学中しかもできれば低学年のうちに

1、労働法について学ぶこと(労働安全、労働衛生含む)
2、経済について学ぶこと、とくに人が一人生きていくために必要なお金について知ること(税金含む)
3、健康について、体のしくみについて学ぶこと

です。無知なまま社会に出るほど怖いことはありません。
正社員として就職できればそれでゴール、ではないのです。

自分はどう生きていきたいのか、を考えるとき、経済的にどう自立していくか、どう働きたいか、自分の心と体にどこまで負荷をかけていいのか、ということを知っていてもらいたいんです。

私は大学で労働基本法など全然学びませんでした。でも職場に労働組合がありましたから、そこでいろんなことを教えてもらいました。今はそういう場もほとんどないのではないでしょうか。この本に書いてある企業では、長時間労働というよりも人間の尊厳を損なう企業教育が通常化し、基本理念になっているようで、本当に怖いです。

最初に就職する会社って本当に大事。
この本はそれほど深く切り込んで課題を考察してくれてはいませんが、実例を知るためにも大学1~2年生に読んでおいてくれるといいなと思います。


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ネコと幼児

2016年01月06日 | ネコの話
ネコを飼い始めました、というと、「おうちに帰ったら家の中すごいでしょ?」と言われることが多いのですが、うちは意外にもほとんど被害はありません。壁で爪とぎはあるので、防止のシートを張ってますが、それを避けて研いでることがあり、壁紙のくずが落ちてたりしますが、クッションもひざかけも朝おいたままそこにありますし、ゴミ箱が倒れていたりなどもほとんどありません。

子どもが小さかった時は、こうはいきませんでした。
ある朝保育園に行くためにものすごくテンパっているとき、次男がつかまり立ちをしてお米をしかけてあったジャーを向こうへ押しました。うわあっと思ったときには床に水と米が散乱。しかし本当に時間がなかったので、そのまま出かけました(怖)。

アメリカでさあ仕事に行こうと思ったら、やっぱり次男が私の部屋のロックをぽちっと押して、そのままドアを閉めました。外から開きませんので、わたしは寒い中コートなしで大学に行き、帰ってきてから針金で金庫破り、、、じゃなくてロックをはずしました。

長男が反抗期であれまくってた時は、壁に穴があきましたし、ガラスの出窓が割れていたこともあります。最初、泥棒じゃないかと思ってポリスに電話しようとダイヤルしたところで子どもから「おかあさん!」と呼ばれて電話を切ったら、ポリスが「事件か?」と銃を構えて飛んできたことがありました(怖)。んで、その来たポリスに子どもが「ぼく積木投げたから、それで割れたかも?」とか言いだして、「ええええ?子どもが投げた積木でこれが割れるか?」と私はおどろいたんですが、ポリスは「その可能性はあるね」とか言って帰っちゃったんですよね。

そんな大事件じゃなくても、おもちゃに画用紙と部屋の中は一瞬たりとも片付かず、でしたので、ネコとは比べ物になりません。今は家の中が「朝出ていった時のまま」にほぼ近いので、ほんとにありがたいことです。

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さようなら、オレンジ

2016年01月05日 | レビュー
今年初めて読んだ本です。

さようなら、オレンジ (ちくま文庫)
岩城けい
筑摩書房


ちょっと技巧的な文章校正になっているのですが、そのことよりも、「母語が使えない異国で暮らす」ということを非常に適格に表現している、と共感しました。

私がアメリカに行ったのは35歳の時だったと思います。直前に受けたTOEICのそれもIPテストは600点にあとちょっと届かないくらいの点数。それでも渡米まで毎日英語の勉強をして、英会話学校にも通い、それなりに準備をしていったつもりでしたが、ついてすぐ「先にラボに来い。ミーティングする。」とボスに言われて参加したラボミーティングは、それはもう悲惨でした。みんなが何しゃべってるか、まったくわかりませんでした。後でボスに「今話した内容をメールでくれませんか?」と頼んでようやく後で「読んで」理解しました。その最初のミーティングで話し合われた実験の日、細胞数の調整をするのに10の6乗っていうのが言えなくて、「きー」となったのを今でも覚えています。

とにかくその後も半年くらいは本当にもう嫌になるくらいわからないし、子どものデイケアで子どものクラスメイトに「わたし、赤ちゃん言葉はよくわからないのよね~」と言われる始末。私は中学時代から英語は苦手でしたから、TOEICの点数以上に英語力がなかったと思いますね。

だけど、言葉って自分を表現するものだから、それが不自由になると、ものすごくつらいんです。
ビザの書類やアパートの契約書類、保険の契約とか、すごい緊張感で読んでましたが、それでも理解不足があり、大失敗もありました。1年3か月の予定で渡米し、10か月目頃に「もうちょっと延長しないか」という話がボスから出たときには、「ええ~、このしんどいのをまだ続けるの?無理無理。」と思ったくらいです。

ホントにすごいストレスでしたね~。
そんな中、普通にちょっとしたことしゃべれるのはエチオピア人のエチオピアと中国人のチェンでした。二人とも英語は不自由なく使うけど、第2言語としてのそれでしたから、気持ちが共有できた。それからもう一人NY英語で早口で言葉はかなりわからんけどゴッドマザー的存在のパットがずいぶん精神的に助けてくれました。だけどそれでもやっぱり尋常じゃない緊張感で生きていたんですよ、あの頃の私は。

だから、母語が使えることがどれだけ快楽で自由か、身に染みてわかります。
もちろん英語が達者な人には私の例は当てはまらないでしょうけど、この「さようなら、オレンジ」に出てくるアフリカからの難民のサリマのことも、日本人研究者妻のさゆりのことも、すごく実感としてわかりますね。

日本に帰ってきて、今もこの「平安」を感じない日はありません。
母語、母国、それがどれほどありがたいものか。
何もしなくても、そのままの私でここにいていい。何の無理もなく自分の思ったことを人に伝えられる。それが母語であり、母国なのです。だから、異国で働き、生きていくというのは、本当にチャレンジングで厳しくて、母国では考えられないくらい自分が変わらざるを得ない、という経験になるのです。

だけど、本当にアメリカで暮らしてよかったと思います。今もなにひとつ忘れていない。楽しかったし、毎日充実していて、大事な大事な時間でした。



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あけましておめでとうございます。

2016年01月04日 | 仕事・研究
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

本日1月4日より、新しい年の仕事が始まりました。
昨年は年末までうまく予定がこなせず、年賀状を投函したのがすっかり遅くなってしまい、今年はまだあて先に到着していないのではないかと思います。申し訳ありません。でもたぶん今日あたりはいきますのでよろしくお願いします。

さて今日は午前中はメールと書類の処理、学長の仕事始めのあいさつ、午後は新しい抗体を買ったので免疫染色の条件設定をやっています。あとで蛍光顕微鏡の予約に行かなくちゃ。でもさっきラボをのぞいたら一人しか学生は来ていなかったので、たぶん明日蛍光顕微鏡を使う人はいないでしょうね。

今年は成果を出していく年にしたいと思っています。
そのため、これまで以上に時間を大事にしたいです。
ちょうど今、締め切りまであと少しという仕事に追われていますが、これを何としてもさっさと終わらせます(宣言)。これが終わらないと、他のことが何もできません。決死の覚悟でやります。

とにかく1月の一番の大仕事は卒論です。1月29日が締め切りです。4年生、がんばれ。3年生はこの間に4年生にしっかりラボワークを習うこと、就活も卒論も今しか聞けませんから今月は大事です。

でもこうして時間を絞り出したら、楽しいこともたくさんやりたいです。
2月23日に小曽根真が仙台フィルと一緒に出ると聞いたので、チケットを買ってきました。
2,3月は入試もあり、予定もたちにくい時期ですが、ここは死守でがんばります。

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