ゴールデンスランバー、ようやく

昨日は午後デスクワークのあと、早めの夕食を食べてレイトショーに出かけました。ゴールデンスランバーをようやく見ることができました。まだやってるのかって？ええ。仙台では全国に先駆けて1月末から公開されてましたが、まだ見れます。でもさすがにもうあと数日の様子。

次男（の友人）に言われて本を先に読みましたが、これは正解だったという気がしました。筋書きがわかってるので、映画では「仙台のどこで撮影してるのか」ってところを楽しむ余裕がありました。本を読んだときは、あまりの理不尽さ、設定の無謀さにちょっとうんざりするところもありましたが（途中でちょっといやになって本をおいたくらい）、映画は楽しかったです。レイトショーで遅い時間、公開してすでに3ヶ月もたった映画なのに、けっこう席が埋まっていたのも、やはり「地元の映画だから見ておかなくちゃ」という心理がはたらいたのかなと思いますが、でもおもしろくできてたと思います。

さて、以前も紹介した女性への理系進路のすすめ、という本、この間ようやく読み終わりました。先に研究者編を読んだのですが、学生の皆さんにはこっちの方がいいでしょう。企業の研究開発ってどんな感じなのかってイメージがつかめると思います。

素敵にサイエンス 企業編―かがやき続ける女性キャリアを目指して 女性のための理系進路選択 中村 立子 近代科学社 このアイテムの詳細を見る

今ちょっと読みたい本が山積み状態なのですが、また本を注文してしまいました。キュリー夫人の本です。読み終わったらまた紹介します。

分子生物学の勉強

今日は朝から働きに働いて、家中を掃除しました。カーテンも洗ったし、布団も干したし、下駄箱もきれいにしたし、ベランダも掃いたし、子どもの部屋の窓もきれいに。でもこんなに働いたら午前中ですでにへとへとです。というわけで、午後はデスクワーク。研究費の申請書に取り組んでいます。でも夜は映画を見に出かける予定。GW満喫ですね。でも普段ものすごく忙しいので、布団を干せるなんてそれだけで幸せです♪一日家にいるなんて（布団をしまえる時間に家にいるなんて）、ここ何ヶ月もありませんでしたから。

さて、今朝は掃除を始める前にこの本を読んでいました。

分子生物学講義中継〈Part0(上巻)〉細胞生物学と生化学の基礎から生物が成り立つしくみを知ろう 井出 利憲 羊土社 このアイテムの詳細を見る

2年生に分子生物学を教えていますが、「どのように勉強したらいいですか？」という質問がいくつも寄せられています。「高校の教科書、参考書を復習していますが、不十分でしょうか？」という質問もありました。

はい。
不十分です。

わたしの一番のお勧めはワトソンだけど、このシリーズはとてもいいです。最初はこっちの方がいいかもしれません。私は図書館で借りてきましたが、購入して手元においておこうかなあと思っているところです。学生の皆さんが参考書を紹介してください、といってしょっちゅうやってくるので、初心者向けの本はいつもチェックしています。このシリーズは、本質的なところの説明がきちんとしていて納得がいくのでいいと思います。とくにこのPartゼロは分子の結合から話が始まるのがいいですね。

一応、ワトソンの方もリンクをはっておきます。

ワトソン 遺伝子の分子生物学 ワトソン,Stephen P. Bell,Michael Levine,Tania A. Baker,Alexander Gann 東京電機大学出版局 このアイテムの詳細を見る

分子生物学っていろんな専門分野の「共通言語」なんですね。
だからこれを使っていろんなヒトと話ができます。違う専門領域に進んだとしても、今まで使った手技がいかせます。英語ぼろぼろな私がアメリカでやっていけたのも、この共通言語のおかげです。

掃除するはずが野球に

昨日は掃除の続きの予定でしたが、お天気もいいし、急遽Kスタに。岩隈が先発ということで、午前中のうちにチケットを予約して出かけました。今年初めての野球観戦。暖かくなるまでがまんがまんと思って5月まで待ってたんですが、昨日も途中からかなり冷えてきて、やっぱり防寒対策をしてきてよかった、と思ったKスタでした。試合は何とか勝利、でも最後まではらはら。楽天らしいといえばらしい試合でしたが、、、。

夜は阪神×巨人をテレビ観戦。
同じ満塁でも（しかもノーアウト）西村の投球のすごかったこと！
見ほれました。また見たいですねえ、ああいう場面の投球を。球児につぐ存在になるのでは。楽しみです。今年は阪神の調子がいいし、楽天がイマイチなので、TV観戦もつい阪神戦にチャンネルをあわせがち。交流戦ももちろん行きますが、さてどっちの応援になるかなあ。