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分子生物学の勉強

2010年05月03日 | その他もろもろ
今日は朝から働きに働いて、家中を掃除しました。カーテンも洗ったし、布団も干したし、下駄箱もきれいにしたし、ベランダも掃いたし、子どもの部屋の窓もきれいに。でもこんなに働いたら午前中ですでにへとへとです。というわけで、午後はデスクワーク。研究費の申請書に取り組んでいます。でも夜は映画を見に出かける予定。GW満喫ですね。でも普段ものすごく忙しいので、布団を干せるなんてそれだけで幸せです♪一日家にいるなんて(布団をしまえる時間に家にいるなんて)、ここ何ヶ月もありませんでしたから。

さて、今朝は掃除を始める前にこの本を読んでいました。

分子生物学講義中継〈Part0(上巻)〉細胞生物学と生化学の基礎から生物が成り立つしくみを知ろう
井出 利憲
羊土社

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2年生に分子生物学を教えていますが、「どのように勉強したらいいですか?」という質問がいくつも寄せられています。「高校の教科書、参考書を復習していますが、不十分でしょうか?」という質問もありました。

はい。
不十分です。

わたしの一番のお勧めはワトソンだけど、このシリーズはとてもいいです。最初はこっちの方がいいかもしれません。私は図書館で借りてきましたが、購入して手元においておこうかなあと思っているところです。学生の皆さんが参考書を紹介してください、といってしょっちゅうやってくるので、初心者向けの本はいつもチェックしています。このシリーズは、本質的なところの説明がきちんとしていて納得がいくのでいいと思います。とくにこのPartゼロは分子の結合から話が始まるのがいいですね。

一応、ワトソンの方もリンクをはっておきます。

ワトソン 遺伝子の分子生物学
ワトソン,Stephen P. Bell,Michael Levine,Tania A. Baker,Alexander Gann
東京電機大学出版局

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分子生物学っていろんな専門分野の「共通言語」なんですね。
だからこれを使っていろんなヒトと話ができます。違う専門領域に進んだとしても、今まで使った手技がいかせます。英語ぼろぼろな私がアメリカでやっていけたのも、この共通言語のおかげです。


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