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読書の習慣

2010年12月27日 | 大学でのひとこま
今日はラボの大掃除でした。
私は自分の研究室の整理にかかりきり。あと研究費の計算なんかも。
古い雑誌も思い切り処分しましたし、とりあえず伝票をみんな処理したからかなりすっきりた感じ。この状態を維持したいものです。

さて、いよいよ年末ですから、「借りているものがあれば年を越す前に返すものなのよ」と貸していた本を学生たちから返してもらいました。そしたら、借りたものの、全然読んでなかったらしいです。まあ、予想はしていました。わたしはいつもいろんな本を勧め、また貸してやるのですが、学生には「本を読む」という習慣が身についていないことが多いのです。本を読むのには勢いがいります。また、細切れ時間を惜しんで読むもので、「さて読書するか」とどっかり座ってするものじゃありません。それがまずわかってないですね。そして、本を読んだら読んだだけリターンがあるのですが、そういう体験もしたことないのか、ほんとに読まないんです、多くの学生は。まあそうやってる間に読む人とうーんと差がついちゃうんですが、知らずにそのまま行くのかなあ。もったいないですねえ、若い人には自由な時間がたっぷりあるのに。たぶん、ほんとにただの習慣なんだと思うんです、読むか読まないかというのは。子どものころにそういう習慣が身に着いた人はやはり幸運と言えるでしょうね。そのあとの人生が全然違ってしまうと思います。勉強もね、そうです。勉強の習慣が身に着いた人は幸運。私は子供のころに病気で家にいることが多かったですが、そのおかげで読書の習慣が身に着いたので、体が弱かったこともほんとに感謝なことだったなあと思っています。しんどくて眠れなくて学校に行けなくて運動もできなくて、でも、そのことを補ってあまりある幸いを得たのだなあと思います。それくらい、本から得たことはたくさんありますね。

年を越す前に、今年読んだ本で特によかったものもまとめたいと思っていますが、あと4日ほどの間に、あと2冊は読み終わりたいと思っているので、それを読んでから、にしましょう。
コメント (3)
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