浅間山を見て暮す。

2008年12月29日 | 住まいづくり
休日に一足早く起きた夫が、北窓のカーテンを開けた。ベットから平尾山の稜線が見える。・・・・発見である。

 昨夏、療養を続けるお母さんが浅間山を見たいからと、土地を探されているお客様と出合った。
 浅間山を窓から見える場所は、軽井沢や御代田では少ない。近すぎて木々が邪魔をするからである。
 
「一番は療養の医療機関ではありませんか?」かと、転地療養する場合の問題点を投げかけた。
 医療の問題は詳しくはないが、特殊な事情を抱えていらしたから、引き受けてくれる医師を探さなければ、土地は二の次ではと。

 近在の医療機関と専門の医師の情報をわかる範囲でお送りしたが、その後お母さんはどうなされたのだろうかと。平尾山の稜線を見ながら思い出していた。

 ベットから起き上がって、敢えてカーテンを全開にしてまたベットに戻った。やはり私のベットからも浅間山は見えなかった。

 毎朝必ずこの山を仰ぎ見る。同じ山であっても、季節・時間・空気によって刻々と変る。今年の春、かってないほど美しい浅間を見た。雨上がりの新緑の頃だった。

 この季節冠雪した浅間を見る。それもまた詩になる風景である。

 今日は仕事納めです。

 1年間ありがとうございました。
 来年もよろしくお願いいたします。


                      依田 美恵子
  

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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