挫折した本

2011年01月25日 | 読書
新聞の日曜日の読書欄で、文庫本の紹介の中に「野間宏」氏の名前を見つけた。活字ならなんでもと言いつつ、挫折した本が2つ、ひとつは野間宏著の「青年の環」・・・20代どうしても読み続けるというエネルギーがなかった。

 長いということのせいではない・・・・まあ付いていけなかったってことかな。20歳の私にとってはとっても偉大な尊敬すべき作家だったことはたしか。

 新日本文学学校の校長が彼の名になっていたが、病気療養中とかで、お話を聞く機会はなかったが・・・・とにかく恐れをなして他の作品を読んだ記憶がない。

 もう1つが三国志・・・・これがまただめ・・・2度挑戦して挫折。文庫本もつい先頃まで本棚の隅にあったはずだが・・・・そしてとうとうマンガの三国志70冊位を読破してごまかした。

 昨夜「レットクリフ」の2部作を見終えて・・・・またまた挑戦してみようかというあたり、懲りないらしい。そのうちに時間があったら、ということにしておこう。

 NHKの「お江」を見ながら、徳川家康をもう一度読みたいと思った。30歳の時、そして6~7年前に読んだが、人生経験の豊富になればなるほど、楽しく読める本だと思う。

 新聞にもう1冊「堀田善衛」氏の「ゴヤー1」の紹介があった。10代最後の年に「若き青年たちの肖像」を友人が紹介してくれた。今でも鮮明に残っているのが・・・万年青が高価なこと・・・・冬の北陸は晴天の日が極端に少ないこと・・・・楽譜を見るだけで頭の中で音になる人がいること。
 本当は中味はずっと濃かったんだよ。

 おかげで彼の作品はずっーと読み続けてきた。

 しかし今本屋さんに行っても新刊にしか出会えない。図書館で借りていたのでは、作家や版元の収入は増えないんだよね。
                   依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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