1000冊の読書・・・・2019.11

2019年12月03日 | 住まいづくり
 司馬遼太郎著「翔ぶが如く」先日やっと7巻目を読み終えました。

 7巻目に入ったところで多少不安な気持ちはあったのです、この7巻目でお終いまでいくのかしらと。

 本屋さんで並んでいた7巻を、これだけとばかりにゲットしたのは9月末のことでした。旅に持っていく本を買いに行った時に目についたからです。

 しばらく前から司馬遼太郎さんの本に心惹かれてきていましたから。

 しかし1晩で1冊サクサクと読める内容ではなかったので、どれほどにか寝かされてしまいました。

 ほんと4ページしか読めなかった晩もあったのでした。

 しかし自分がどれほどにか、我が国の歴史を知らなかったことかを思い知ったのでした。

 「翔ぶが如く」は西郷隆盛と大久保利通がメインですが、その他大勢がそれはそれは山ほどでてきます。

 しばらく前の「西郷どん」のテレビを時たまみていましたが、この本を読んでいたらもっと深く理解できたことでしょう。
                            
 明治維新がどのような物だったのか。日本が近代国家になるための過程。

 未熟な出来立ての政府の当りを読みながら、今の「桜を見る会」の当りも、この近代国家以前の明治の初めと重なってしまうのです。

 今の我が国の政府も成熟していないわと。

 
 317 318 319 320 翔ぶが如く 司馬遼太郎  文藝春秋(四)(五)(六)(七)

 321  春秋の檻  藤沢周平  講談社文庫

 ハイ、巻末を見たら「翔ぶが如く」は10巻までありました。

 まだ本屋さんに行けていません。年内に読み切りたいものです。

 それではまた。
依田 美恵子
                             

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