生協と餃子から。

2008年02月27日 | 日々のこと
昨年ミートホープの偽装の話が出た時、あの生協をだますなんて、すごいもんだ、と素直に思った。農産物に対する生協のうるささは、かなりのものだったからである。

 私もここ7、8年前から4年程加入していたが、どうも我が家の年代には馴染まないので止めた。加工食品が多いのは、調理に時間がさけない家庭の需要が多いせいなんだろうと思ったが、それでも多いと思った。
頼んでから手元に届くまで時間があるので、あらあらということは、たびたびだったが、ビールや油なんていう重いものは、利用するのには最適だった。

 それでも今回の餃子に関して、生協は信頼を失った。会社に見える男性が、「うちの女房も組合員で取りまとめをしているのですが、小さい子供を持つ人がやめていくそうですよ」なんて話してくださる。

 富山の生協が中国からの冷凍食品は取り扱わないと公表していたが、肝心の混入の真偽はまだ決着がつかない。

 早い決着がお互いの国のためには必要なことと思うのだが。

 餃子だけなら食べなければ済むことたが、ことはそう簡単ではないと思うのだ。
中国の農業が本当の1等国になることが待たれるが、その時は自国の消費で手一杯という時だろう。

 なにか暮らしづらい時代になったわねぇー。でもよその国の犠牲の上に立つ幸せというのもなんだわねー。どちらにしても資源のない国だから。実際のとこすべての資源の争奪競争が始まっているということでしょう。次世代に対しての不安を口にする人がいるわ、かわいそうだから子供を生まないとか。いゃーそれでも子供は産まなくちゃ始まらないよ。・・・・・夫と私の話・・かみ合うような、かみ合わないような。

 餃子は私たち日本人に「食」の現実をはっきりと見せ付けた。のど元過ぎればではすむまい。
 家庭における二酸化炭素消費量は京都議定書の時から、30%も増えている。たしかに今の生活を見ればそうかもしれないと思う。

 奢りきった日本人ということかな・・・・と思うことしきりである。
                          依田 美恵子


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