PTAの役員決め

2016年12月19日 | 家族
先週小学校の支部の役員決めがありました。来年6年生ですから、当然と言えば当然なんですが。

 私長年PTAの現役を離れていて、大変事情に疎くなっていました。

 2年前の3年生の最後の参観日の後クラスの役員決めがありました。私は役員にはならないだろうと内心おもっていたのですが、今や片親位では免除にはならないらしいと聞いてはいたのでした。

 「役員になりたい人」のクラス会長さんの声に、挙がった手の数を見て、思わず隣の席の方に聞いてしまいました。「4年生でやった方がいいのですか」と。その方はもうやてしまっていたので手を挙げていないのだそうです。

 まるで後出しジャンケンのように、あわてて手を挙げた私でした。

 突然の成り行きでしたが、くじ引きが強かったのでしょう皆さん垂涎の4年生の役員を手に入れました。

 1年間なんとかというより、楽しんで役員を終え、もうこれで一生小学校の役員はない物と信じていました。

 ところが支部は別なんだそうで・・・・そりゃあ昔だってそうだったのでしょうが、その頃は支部長はお父さんの時代だったから、夫が出ていて私の中に経験値がないんですね。

 支部の来年の6年生は9人、たしかお一人は副会長さんか何かに決まっていたはずだから、8人で5つの役員だろうと考えていました。

 支部長・副支部長・会計に道祖神2名という体制。

 どう考えても、おばあちゃんの支部長は無理だわと、道祖神をやるしかないわと心づもりを決めて出席したのでした。

 8人と思っていたのに、クラスの役員やら何やからと対象人数は減って、5人しかいなかったのでした。

 その内1人は住まいの場所で自動的に道祖神となり・・・・・さらに1人は体調不良で委任状が出ていて・・・・・。

 道祖神をさせていただきたいと、一番最初に申し出ていた私です。

 さすがに皆さんおばあちゃんに支部長はさせられないと思われていたのでしょう。お二人の方のじゃんけんで支部長・副支部長が決定しました。会計は重複できる方が引き受けてくださればということで、なんとか決まりました。

 一人の子供に付き1回の役員、これがやっぱりあるんですね。

 PTAはおんぶにだっこはできないから、どこかで必ずやらなければならないことですね。

 という訳で、道祖神のお役をお引き受けしました。

 これは冬と夏の行事なのです。自分の子供の時の経験があるからこれだったら大丈夫でしょう。その頃に比べればかなり簡素化しているようにも見えます。
私たちの子供の頃、進駐軍の指導か何かで道祖神の行事は取りやめになりました。

 私の記憶に残る道祖神は5歳頃の「おちゃわん持って来い、箸もってこい~♪」で兄と向かい合ってお膳に座っていた姿です。それと屋台を引きまわした翌朝、道に落ちていた、飾り物の色紙に霜が降りていました。なぜかそれが今でも鮮明な記憶です。

 それが最後でしたが、復活したのはそれから15年も経った頃でしょうか。同い年の夫も自分の道祖神の経験はないはずです。

 息子の道祖神から30年近くの年月が過ぎています。あの時次の人のためにと、事細かく記録を残して次の方に渡したのですが、そんなノートにお目にかかれるかも楽しみです。

 道祖神ならパパもお休みの時には参加できるでしょうし、夫の出番もかなりありそうです。みんなで力を合わせて乗り切りたいと思います。

 これでお終い・・・・とおもったのですが、1月になると保護者全員を集めてまだ決める役員があるのだとか。えーね私何がどうなっているのかわかりません(笑)

 4年生の時の資料・・・・全部処分してしまっているのです。もう絶対縁がないとばかりに(泣)

 そんな訳新しい発見の日々を送っています。

                                           依田 美恵子
  軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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