卒業式に列席させていただきました。

2015年03月02日 | 季節のこと
春の雪でした。玄関をでましたらまぶしい明るさです。本当に春が来たのだと感じました。

 ところが今朝がたから、かなり広い範囲が停電で、新幹線も止まってしまいました。

 9時半には復旧したようです。

 本日都内で打ち合わせがある専務は駅で足止めです。

 事務所ではみゆきさんが軽井沢に別荘をお持ちのお客様にお電話をしています。

 蓄熱暖房機の確認です。深夜電気を使っていますので、時間が狂うと昼間時間の高い電気をお使いいただくようになってしまうからです。

 別荘に入って点検をさせていただく了解をいただいているのです。

 何もなくて当たり前なのですが、お客様は離れていれば何かと気がかりでしょうから。

 現場の雪かきが終わり、担当は点検に出かけていきました。

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 1日は母校の高校の卒業式でした。

 3年前に入学式でみた彼らが、一回りも二回りも成長した姿を見せてくれました。

 袴姿も美しく、もっぱら目の保養もさせていただきます。若いっていいなあー・・・・もう受験勉強は嫌だけど、ほぼ進路が決まっているこの時点の彼らにだったら、私もなりたい!!

 校長先生の式辞は「信頼に足る人物たれ」と初代校長先生の教訓を話されました。青色LEDでノーベル賞をいただいた赤崎勇氏が20世紀に青色は無理ともいわれていたのを、20年かけて開発し、あきらめない研究者と呼ばれたとお話しされました。

 若い人は流行に載らず自分の好きなものをやりなさい。己の適性を知り粘り強く続ける姿勢が必要だと。

 さらに平和を愛し苦しんでいる人を救ってほしいと話されました。多くの苦しんでいる人を最後まで支えたマザーテレサを例にだされて話されました。1979年にノーベル平和賞でいただいた賞品はすべてカルカッタの貧しい人に使い、祝賀会もいらないから、そのお金を貧しい人に使ってほしいと。

 これからはグローバル社会で生きていくでしょうから、国の内外でも、その土地の文化や風土になじんで・・・・・(この後の言葉の記憶がなくて・・・・ごめんなさい)

 皆さんの活躍を心待ちしている、と締められました。

 卒業式に続いて、高校再編のための閉科式が開催されました。

 昭和36年の機械科・昭和38年の電気科・昭和62年の電子機械科と53年の歴史を持ち、7000余名の卒業生がいる工業科がこの度閉科になりました。

 多くの卒業生が日本の高度成長を支え、この地の産業に多大な貢献をしてきたのだと思います。

 もう何年もこの日がくることが分かっていたのに、感無量の思いがしました。

 我が母校は同窓会が残りますが、他の二校は閉校となりますので、その思いはいかばかりかと思います。

 これからも続くだろう少子化は、さらなる再編を必要とするかもしれません。我が母校が残れるかは、日本中の誰彼の問題でもあると思うのです。
                              
 それにしても、この年になって校歌を2度も歌えるなんて最高な日でした。
                                           依田美恵子

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