伝統的な注連飾り

2008年12月25日 | 日々のこと
新年を迎える準備が少しずつ進んでいます。毎年すばらしい注連飾りを届けてくださるお客様から、今年も届きました。それを見ると今年もいよいよだと気合がはいります。

 注連飾り市売のものもいっぱいあるのですが、それぞれの家庭で作っているものとでは、手のかかりようが随分違います。

 我が家でも父が毎年作っていますが、けっこう手間暇をかけています。

 子供が小学生の頃、お正月地域の道祖神で各戸を訪問するのに付き添った事がありました。その時それぞれの家の注連飾りが一様でないことに気がつきました。

 これは面白いと翌年、近在の農家を回ってみました。その家代々の継承があるのだろうと思いましたが個性があるのですね。

 我が家にしてもそうですが、父の手作業を夫が継承するという保証はありません。あれ以来とても気にして見ているのですが、市売のものにどんどん変ってきています。

 それに拍車をかけたのが、松の枝を伐らないためにと始まった、紙に印刷した門松が、伝統行事を簡略するとともに、その技術の継承をも終焉たらしめたのでしょう。

 もう10年もしたら、個性ある注連飾りは姿を消して、商業ベースになってしまうのかもしれません。

 このお宅の注連飾りの飾り方は、本当に私が子供の頃の飾り方です。信号待ちをしながら、ついついチェツクをしてしまいます。

 写真はいただいた玄関用のものです。
 

                      依田 美恵子
  

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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