きょうから、伊方原発が発送電を開始していますが、予定していた14時の直前に地震がありました。
震源の深さは約70km、地震の規模を示すマグニチュードは4.3です。
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なんというか、これはあらかじめ裏切られていた話というだけのことだったと思います。
勝手な期待が。
あまりにも、つまらない話ですが、こうした成り行きを見ていても、東京に希望はかなり少ないことの裏付けと僕は思います。
しかもお盆に発表される感覚が、東京鎮魂の想いを強くします。
僕のメルマガで今年1月に書いている原稿を一部編集して、書いておきます。更にこの後のブログ記事も。
これらの内容に書かれていることが、1年も誤魔化しが持ちこたえられなかったということです。
そりゃそうでしょう。
こうした内容も、たまには書くこともあるかもしれません。
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<木下黄太メールマガジン99号より>
今が旬の話題について、触れておきたいと思います。
それはSMAP解散報道のことです。
まずSMAPはジャニーズ事務所所属。
このジャニーズ事務所は、メリー喜多川(89)氏とジャニー喜多川(84)氏の姉弟による芸能プロダクションです。
この事務所のタレントが、大きく成功した人が多いのは、ジャニー氏の独特な感性による選択と育成がまずは一義的に挙げられます。
そのことへの是非はいろんな形でありますが(『週刊文春』がさんざん過去に報じています)、少なくとも成功している要因の大きな一つであることは間違いありません。
そして、これは一般の人にはわかりにくいかもしれませんが、他に存在している特定の芸能事務所よりも、暴力団との関係が明らかになく、そうしたおかしな落とし穴が少ないことは、実は大きなメリットの一つです。
つまり、テレビ局局員にとって、組む相手として、まだ楽なのです。
あるタレントをブッキングしたいだけなのに、思わぬ条件やおかしな話が跋扈することは、テレビ業界では普通に存在します。
そうした中で、ジャニーズ事務所に関しては、そういう類のことは、とても少ないのは事実です。
しかも、ある程度視聴率の取れる男性タレントグループが複数存在しています。
テレビ局にとっては、ジャニーズ事務所は組みやすい相手なのです。
しかし、芸能事務所というのは、どこもそうなのですが、実は小さい世界の中にいることが多いです。本当は家内制手工業の世界に近いです。
そうした中で、その事務所を引っ張ってきた姉弟が、80代の年齢。このままの体制は長くは続かないです。
老いた人々は、自分が培ってきた事務所をどうするのか考えますが、これは結局家業をどうするのかという話に他なりません。
それを有能な部下を重用するよりも、自分の娘にすべてを継がせるということです。まあ、中小企業にはありがちな話です。
しかし、有能な部下は、居場所を失いつつあり、その部下に育てられたタレント、この場合はSMAPの大半のメンバーが、事務所を辞めるという騒動につながっている構図です。
この話に関して、メディアがきちんと伝えられるかは、かなり難しいと思います。
なぜなら、テレビ局は前述の理由で、過去の長い付き合いがあり、踏み込んだ内容を報じる局は日本にはありえません。
こうした構図の中で、SMAP解散報道とその余波がある状況は、知っておいたほうが良いと思います。
日本のマスコミ事情としては。
しかし、客観的に見ると、40歳を過ぎて、「アイドルグループという枠組に居ろ」と、皆から言われることは、本人たちには本当はマイナスでしょうね(メンバーの一部は30代後半)。
普通に考えたら、1人1人で自分の能力を試し、個人でピンのタレントとして生き残れるかどうかをトライしないと、何にも獲得できません。
こんな子供だましみたいな滑稽な話が、40代のタレントグループに対して為される日本という在り方が、よほどおかしいと僕には思えます。
そして、彼らが東京五輪関連でパラリンピックの応援サポーターになっているためか、五輪相が「やめないで」と発言をしていることなども、最早ギャグとしか僕には思えません。関係ないです。
まあ、世の中には、東京オリンピックのテーマを歌うSMAPを夢見ている人々が数多くいるのでしょうが、そうした人々にとって「変らない」存在であるSMAPは、心の支えのようです。
彼らにとって、東京が「不変」であることのシンボルとして、SMAPが機能していると僕には見えています。
これは放射能汚染があれだけある東京で、変らない日常を過ごすことと、本質的に似た振る舞いと思います。
SMAPを取り巻く全体状況を、ただの茶番としか思えない僕が捻くれ者なのか、東京や日本社会の現況がおかしいのか、是非、後世の判断に委ねたいと思います。
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タイトルにはこう書きましたが、こんな状況のテレビ放送を見て、違和感を感じていない視聴者がいたら、それもおかしいです。
はっきり書きますが、SMAPというグループは、芸能人グループとして終わったのだということがはっきりわかっただけの会見です。
そして、本来は芸能という世界は、演じ手である芸能人が大切であって、そのまわりの人々なんかどうでもいいんです。
テレビ局も芸能界周りのメディアも、もちろん芸能事務所も一般の人には何の関係もありません。
その中で、何がおきていても、それをむき出しにテレビで伝える必要は全くありません。
先ほどの放送は、そうしたあたりまえのことが全く出来なくなっている日本の現実を、象徴的に気づかせてくれる機会としては、興味深いものだった思います。
まず、フジテレビの演出は酷すぎます。
彼らを、さらし者で立たせる演出。というか、おそらくまともな演出などは全くしていないでしょう。
そして、ただあやまらせて、「ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれて、今僕らはここに立てています。」という発言まで飛び出しました。
こんな内輪話をそのままメンバーが話す状態。それを生でただ伝えるテレビ局。
フジテレビという放送メディアを通して、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏に頭を下げるというパーフォーマンスを見せただけです。
肝心要の、激怒しているメリー喜多川氏の名前は出てきていません。
そんなにテレビ局が、一芸能事務所であるジャニーズ事務所に、こびへつらう放送をするのか。
いくらテレビ局の中で、低迷が続いているフジテレビとはいえ、この放送は正気なのかな?
僕は、そう感じています。
(あす視聴率が取れたと喜ぶ局内関係者がいる気がしてならないですが)
特殊な感性であっても、少年たちを華やかに売り出し続けたジャニーズ事務所が、所詮は経営者や幹部の争いごとを、商品であるタレントに謝らせるというパフォーマンス。
なんのために、芸能プロダクションをやっているのか、理解できません。
芸能プロダクションが経営上のために商売が本質としても、内情による争いをさらけ出すことは、何の得にもなりません。
血迷っているのか。
80代半ばではある、立志伝中の芸能業界大物2人の無残な終末が、SMAPのパフォーマンスで全国民に逆の意味で示されたということです。
そして、テレビ局も芸能プロダクションもおかしいのは、この現代日本ではあたりまえの話なのですが(日本政府自体や日本国民の大半が異常事態ですから)。
更に、そういうことが起きた場合に、40歳を優に過ぎたタレント(メンバーに30代後半も1人は存在)が、自分で自分の道も切り開かないのかという事です。
20年以上、こんなトップにいたタレントでも、独立して仕事をしていけないのかということです。
この年齢になったら、グループも限界になることなども、実はあたりまえの感覚です。
そうしたら、自分の能力でまた勝ち取っていけばよい。しかし、誰一人そんなことはしない。
「長いものに巻かれたことが正しいのです」ということを、この5人が指し示しているだけです。
そして、勝ち誇ったかのような木村拓哉という人物の顔を見ると、そうした保守的な姿勢が、何よりもこの人には重要だったということもよくわかります。
細かいことですが、謝罪生放送は彼が真ん中にいて、番組最後の「東日本大震災支援金」お知らせは、中居正広が真ん中です。ここで、「東日本大震災支援金」が最後に来たのも、「顕在化」という視点で興味深いです。
アメリカの芸能界に置き換えたら、もっとわかります。
所属先と揉めるタレントなんていくらもいます。
そういう人達が、もめても、人気がある人達なら、必ず違う会社や、違うマネジャーに変わるだけです。
それにタレント本人に利益が一番得るのが当たり前で、事務所は二の次です。
それが普通です。
だって、タレント本人たちが一番大切なのだから。聴いている人達にとって。見ている人、支持している人達にとって。
それが、何で芸能プロダクションの経営者が、まるで神のような状態なのか。
日本がこうした芸能文化の側面で、いかに後進的なのかも、改めてよくわかりました。
もっと言いますが、こんな状態で「解散するな」ということを強要する人々の意識も、とても変です。
こんな状態で、そう言うのは、「長いものに巻かれろ」と、強要していることに他なりません。
これがファンと称する日本人のやることです。
挙句に、パラリンピックを理由に、政治家までも言い出す状況。信じがたいです。
こんなだめなものを見せ付けられるのが、2016年の日本。
これは、リアルな現実です。馬鹿馬鹿しい。
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他所で、先ほど偶然に、NHK・ETV特集をみました。
ETV特集は、これまでNHKの枠組みの中では比較的福島原発事故の影響や、チェルノブイリ影響を伝えようとしていると、評価されたものもありました。
しかし、たまたま先ほど偶然にみたものはそんな話ではありません。
「54枚の写真~長崎被爆者を訪ねて」と題された内容とは、何か違う感覚です。
ケロイド写真をABCC調査で撮られた人々を訪ねるという話なのですが(それはわかりますが)、随所にABCC調査への肯定的表現が飛び交います。
この写真に映し出されている人は一人も現存せず、身内の感想が語られます。
そして、ABCCが不当に貶められていることはおかしいとする言説が出され、「そうした被爆者調査により、ABCCが放射線リスクのゴールデンスタンダートとなった」と宣う放影研理事の言葉を放送します。
更に丹羽理事長が同じ立場でインタビューを受けています。
この54枚の写真にケロイドを写し出されている人々が、放射線リスクのデータとなっていることのみを強調します。
そして番組は、「福島第一原発の事故で、今その基準が切実に役に立つ世の中に私たちは生きている」というようなナレーションで締めくくる内容でした。
これは何なんでしょうか。
ケロイド写真54枚を材料にして、ABCCや放影研へのおべんちゃらが綴られているだけの番組。
夏の戦争を振り返る番組をお盆に数多く放送する構造の中で、戦争そのものというよりも、現在につながる放射線研究組織の賛美がきちんと盛り込まれていた内容です。一般の人は戦争を思いながら、こうした文脈を、そのまま受け入れてしまうかもしれません。誘導。
あまりにも今のNHKらしい内容です。こんなものを平然と福島第一原発事故後に、しかも伊方原発再稼働の夜に流すテレビ局が、まさにNHKということです。
最悪。
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愛媛の伊方原発がどこにあるのか、今一度確認してください。
下記は四国電力のHPより引用画像です。
地図を見ればわかりますが、この岬の元に近い場所に伊方原発はあります。
何かが起きた場合は、国道197号線メロディラインは通行することは不可能となる可能性があります。これしか、半島を自動車通行ができそうな大きな道はありません。
先は県道256号線しかありません。何回か車で走りましたが、かなり細い道です。
そして岬の突端には港があり、集落があり、人が住んでいます。
この人たちが逃げる方法は船しかありませんが、即座に対応できる担保はありません。
半島側にはおよそ5000人の住民が住んでいると思われます(伊方町の人口はおよそ一万人)。
乗船できるフェリーは三隻。それが岬側に、万が一の時にすべてがいる可能性はありませんが、すべての定員をあわせても900人にも届きません。292人定員の船が三隻ですから。
対岸にはおよそ70分かかります。
果たして一日で避難可能なのか?そういうレベルです。
去年行われた避難想定の訓練はこう報じられています。愛媛新聞より。
「県広域避難計画に基づき、佐田岬半島にある伊方原発の西側の住民約70人が船で大分県へ避難する初めての訓練に取り組んだ。 」
70人しか避難しないなら、成立しますよ。292人の定員がある船なら。しかし、原発より岬側にいる住民はみんな逃げようとするでしょう。それが避難想定でないとならない。
しかし、実際の訓練は70人が船に乗り込むだけの話をおこなっただけです。
見せかけ以外の何物でもありません。
放射性物質が大量放出されれば、この岬にいる住民は甚大な被曝は避けられないし、漏れている量と風向きによっては、万が一の場合は、致死も覚悟するしかないと僕は思います。
大分の対岸でも風向きによっては当然に被曝するでしょうし。
こんな適当な話で、伊方原発を再稼働させる日本政府と原子力規制委員会、四国電力はおかしいとしか言いようがありません。
まるで正気ではないということです。
なお、この伊方町のHPのトップページには再稼働のことは何も書かれておらず(論外)、新しい町のキャラクターが出来たというトピックスが掲載されていました。
プルサーマル原発自治体のキャラクターが、風車をどうして手持ちなのかは、意味深な気がしますね。
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タイでは、この24時間に、11回の爆発があり、4人が犠牲になっています。
きのうは、タイ南部のトラン県で男性1人が死亡。
また、中部の観光地ホアヒンで2回爆発があり、1人が死亡し、観光客の外国人など20人以上がケガをしています。
きょうも、ホアヒンのほか南部のスラタニ、プーケットで爆発があり、ホアヒンとスラタニでそれぞれ1人ずつが死亡しています。
テロの背景はよくわかっていません。
タイでは、去年の夏にもバンコクで大きな爆破テロがあり、ウイグル人の中国への強制送還に怒ったテロと言われ、メンバーのうちトルコ国籍の男など数人が逮捕されましたが、全容は解明されていません。
今回のテロについて、関係性はわかりませんが、規模は小さくても、複数都市で連鎖的に起きている状態を考えると、何らかの組織による犯行は濃厚です。
どういう勢力がおこなったにせよ、テロの時代という意識は、東南アジアまでには確実に伝播しているということは間違いありません。
貴女に無関係ではありません。
明日、四国電力は伊方原発を午前中にも再稼働するとみられます。
広島・大分・松山の三地裁で稼働停止を求める仮処分の裁判が行われています。
また、現地のゲート前は集会が今日も続いてて、明日も早朝から抗議行動が行われる予定となっています。
とにかく、この3号機はMOX燃料を用いるプルサーマル原発で、万が一の被害が起きた場合は、福島第一原発事故の比ではないと当たり前のように言われる存在です。
冷却システムのトラブルも発生していて、再稼働はずれこんでいましたが、あす12日ですから、お盆の迎え火を行うこともある日に、原発の再稼働させるという話になりました。怖ろしい炎。
本当によい縁がある日に、伊方原発を再稼働させる判断を四国電力はするものだと、少し感心しています。
日本の電力業界人たちが、ありとあらゆる手段を用いて、我々を黄泉の国に誘おうとしていることの顕れと僕は受け止めています。
その意味では四国電力ではなく、「死国電力」と表記したほうが正しいのかもしれません。
いずれにしても、5年ぶりに稼働する3号機は更なる不具合が発生するだろうと、或る程度は覚悟はしておいてください。
最悪にならないことを祈念するしかありません。
あす9時の伊方再稼働前に現地に到着可能な公共交通機関は、伊予鉄南予バスの利用です。
JR八幡浜駅前(駅から西へ歩3分)から7時10分出発 ⇒7時50分に伊方ビジターハウスに到着予定です。
この時間に八幡浜に居なければ難しいですね。
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【 「甲状腺検査見直し」アドバルーン記事に、被曝回避側の医師たちからの反論 】
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鳥越俊太郎氏がインタビューに応じていて、この人物の本性が物凄くはっきりと出ています。
しかもタイトルは次の通り。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/08/10/shuntaro-torigoe_n_11422752.html
これを読めばはっきりとよくわかります。本人宣うていらっしゃるインタビューの内容そのままみたいな記事のようですから。
こちらから何も言わなくても、多くの人々が読みさえすれば、彼の本性がはっきりわかります。
こうして終わったと思っていた話が、こういう形で再認識できる機会はあまりないですから。ぜひお読みください。
合掌。
夏で暑くなっているのかもしれませんが、またおかしい交通事故が起きています。
千葉県市川市。1000Bq/kg程度の土壌汚染があるエリアです。
48歳の女性が運転する車が、三台の車につぎつぎとぶつかり、民家の駐車場にあった車にぶつかって止まりました。
数人のけが人は出ていますが、幸いにも死者はいませんでした。
この女性が一時的に意識を失っている可能性が高いとみられています。
また、運転者が意識を失っていることでおきたとみられる交通事故に関して、過去に書いた記事です。
「具合が悪く、気を失った」また運転手が意識喪失、東関東自動車道でリムジンバスが中央分離帯に衝突事故。
△運転手の体調が急変している。
△「急に意識失う」「ぼーっとする」など、意識状態に変化が起きている状態。
△事前の健康診断で問題なし。
△事故の診察でも原因不明。
今回はまだわかりませんが、これまでの事故では、こうした共通点がありました。
意識をこんなに簡単に一時的に失う交通事故がなぜおおくなっているのかは、きちんと確認する話と僕は思います。
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【 「甲状腺検査見直し」アドバルーン記事について、被曝回避側の医師たちからの反論 】
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みなさん、改めて確認です。
天皇は神であるのか、人類なのか。
信仰的には神と崇めたい一部のお気持ちは尊重しますが、残念ながら人類と思います。
人類であるならば、基本的人権を無視してよいのかということです。
天皇も人ならば、そもそも職業選択の自由は認めるべきです。
天皇になりたくない自由は、今はまったく存在しません。これ自体がおかしいことです。
その人間がいろんな可能性がある。それを踏まえて天皇になるというならわかりますが、他はすべて捨てて天皇にならねばならない。
こんなことを、強制することはある意味で怖ろしいことです。
そして、国事行為や様々な公務を強制的に行うようにさせられます。
本人の年齢体調への配慮は一定程度しかありません。
80歳を過ぎても働かされる状態。おかしいです。
こんな当たり前の話は、僕や僕の友人たちは大学生のころから、ずっと話していました。
気の毒だと。
こうした人権侵害を日本政府と日本国民は天皇家の人々に強制していて、それを見ないことにしていたことは、そもそも怖ろしい話でしかありません。
自分たちの都合を優先して、その立場に立たされる人々の苦しみを無視する感覚。
今の日本を象徴していることの状況が、今回本人からの話によって、漸く日の目を見たということです。
体調への不安も含めて、ここまでの年齢になって、相当な覚悟で話している状態でしょう。
大病も患っている今上天皇にここまで負担をかけてよいとはとても思えません。
「もう体力限界で、天皇から外して」という懇願をこれだけ大掛かりにしないと通る可能性がないのでしょう。
怖ろしい話です。この国の体制やこの国の人々が、天皇を敬愛しているように見せかけながらも、実は天皇をまつりあげながら迫害するという構造を是認しているのです。肉体的に老人をここまで追い詰めてよいのか?
自分たちに都合のよいことは肯定し、都合の悪いことは無かったことのように振る舞う日本人たち。
そうした悪魔のような日本人の悪癖によって、ここまで天皇陛下は追い詰められていて、突破するためにここまでしないと可能性すら見いだせなかったということです。
日本の悪夢をまたしても追加させられた映像だったと、僕は思います。
さて、福島県民健康調査でも、悪夢のような言説が地元新聞で報じられています。これについて、今晩配信予定の木下黄太・増刊メルマガでお伝えするつもりです。
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これは、象徴天皇制とはどういうものであるのかということを、現在の天皇陛下が述べるものと思います。
生前退位そのものについては述べずに、もっと大まかな意向を踏まえて対応を促すという話でしょう。
生前退位もそうですし、そもそも天皇という地位となることから、該当者には拒絶の自由すら与えられていません。
これは、基本的にはおかしい話です。
天皇にならない自由もなく、その血縁に生まれたら、強制的にその地位に就かせることは、本人のことは何にも考えず、他の国民の都合で強制させている話に他なりません。
ある種の強権です。
天皇制というシステムが、明治以降、さらには戦後、矛盾の塊となっていることも間違いありません。
「象徴天皇」という存在も突き詰めれば、現実の政治に形式上でも大きく関わらせることは、本来はおかしい話です。
せいぜい対外的儀礼や儀式のみに留めて、国事行為とされている大半の所為からは、そもそも免除すべきではないのかと思っています(当然ながらこれは憲法改正しないとなりませんが)。
戦前のように権力がある立場でもない(戦前も微妙ですが)天皇という存在を、このままの状態でよいのかということは、まともに一度向き合う話です。
戦前から続いた昭和天皇は、みずからの責任も含めて死ぬまで天皇を続ける道を選んでいました。
しかし、今上天皇が同じことを選ぶ必要はないと思いますし、彼はおそらく自分の孫子に関わる影響を考えているのだと思います。
このビデオを受けて、安倍総理もコメントする構図のようです。おそらくは安倍政権は天皇陛下の意向を尊重する対応を表明するのでしょう。そして、結果論的には安倍政権を強化することに繋がる状態になると思われます。そうした状況となることを踏まえて、このビデオは確認をする必要があると僕は思います。
なお、天皇陛下のビデオメッセージは東日本大震災以来の異例な話です。
原発事故から5年以上が経過して、日本社会の変動も大きくなってきている一つの顕れと僕は思います。
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『2016年 真夏の大放談(1)』
【「被曝は高齢者から蝕まれる」という状況の再確認、それでも最近に介護関係から聞こえてきた気になる話 】
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きょうはおかしな話を二つ書きます。
まずは、都知事選挙に関連して、余波ですが、おかしな話が出ています。
上杉隆氏は都知事選に出馬しました。その出馬前にメインを務めていたMXテレビの番組があります。
この番組に復帰するつもりでいたところ、MXテレビ側が突然にNGを突き付けられているそうです。
ご本人はそれに不満でこうツイートされています。
「戻るつもりで、出馬前にも番組側とよく話し合っていたのですが、昨日金曜日にMXから突然の配達証明が届いたそうです。寝耳に水で混乱しています。淳さんと奈々ちゃん、そして多くの視聴者の方々に心から申し訳ないばかりです。#リテラシー」
ネットでは復帰を巡って署名も始まっていて、反政府的言動により抹殺されているかのような言動が飛び交っています。
さてさて、そういう話なのでしょうか。
上杉隆氏が、MXテレビに無条件で戻れると本気で考えていたら、彼が馬鹿すぎるということです。こんなレベルの覚悟しかなくて、都知事選に出馬していることは、あまりにもレベルが低すぎることです。こんな覚悟では、取り巻き以外の一般からは相手にされる話ではありません。論外の上にも論外です。勿論、こんな話をひろげようとするネット住民は相手にされません。
都知事選のころ、僕はまわりの市民グループから、当選しなくても上杉候補を応援したいという話を散々聞かされていた。本当に選択肢がない今回の都知事選では、消極的選択肢として、僕は彼のことを考えていました。
上杉隆氏と話したのは一度しかありませんし、その一度の電話での話でも、僕は彼に少し違和感がありました。
また、ご本人経歴で、NHKに関しての経歴について、NHK内部の記者から、事実関係についての強い指摘も聞いていました。
それでも、今回の都知事選挙で、投票先がないという異常事態を鑑みると、白票よりは上杉氏という判断はあるかもと考えていました。
しかし、MXに戻りたい動きを本人がしている馬鹿ぶりを見ると、この人物も投票してはならなかった人間と考えるしかないと思います。
選挙に出るということに、彼は根幹的に覚悟ないということですから。消極的選択肢として考えた僕の不明を恥じるしかないです。
出馬したから、それまで出演していたテレビ番組に戻れないのは当たり前のことです、むしろ。
反政府でも親政府でも関係ないんです。
こんな話は常識です。
テレビ局としては、選挙に出て、政治家になるという形を取った人を出し続けることには相当なハードルが課せられます。
テレビは、放送法を踏まえた許認可事業ですから、建前だけでなく実質的に一定程度の枠組みがあります。
放送法を確認してください。
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第二章 放送番組の編集等に関する通則
(放送番組編集の自由)
(国内放送等の放送番組の編集等)
『2016年 真夏の大放談(1)』
【「被曝は高齢者から蝕まれる」という状況の再確認、それでも最近に介護関係から聞こえてきた気になる話 】
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世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催により、隔年で開催されているイベント。13歳から15歳の各国・地域代表選手で競われる「U-15ベースボールワールドカップ(15歳以下)」は、明日が決勝戦。
福島県いわき市で開催されています。
わざわざ他国の子供たちが集う大きなスポーツの大会を、敢えて福島県で開催しようとする動きは続いている一例と思います。
こうした神経は、僕にはまるで理解できません。
なお、今回は12ヶ国が参加しています。メキシコ・シナロアでの前回大会は18ヶ国が参加していましたから、かなり参加国が減っている状態です。
資金面などで大会規模が縮小しているだけかもしれませんが、気になるところです。
なお、政情不安で出場を辞退する国が複数あった、メキシコ・チワワでの第一回大会は15ヶ国の参加でした。今回は、それよりも少ない参加国数となっています。
ちなみに、日本は、この第一回大会を辞退しています。
さて、福島では次のような動きも加速しているらしいです。
福島第一原発からおよそ16キロ程度の距離にある楢葉町は公式Facebookページでこう呼びかけているそうです。
引用します。
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楢葉町でポケモンゲット!
暑さも本番ですね!
ポケモン[青]世代、楢葉町政策広報室長の猪狩です。
楢葉町でも7月30日(土)のサマーフェスティバルを始めイベントを開催します。
町HPやブログでも随時お知らせしますので、この夏は楢葉町へおいでください!
話題のスマートフォン用ゲーム、PokemonGO(ポケモンゴー)、もう既に遊んでいらっしゃる方も多いと思いますが、楢葉町内にもポケストップ(アイテムがもらえる場所)やポケモンジム(バトルができる場所)が30カ所以上あるんです。
駅や役場付近だけでなく、町内の集会所、寺や神社、観光名所、小さな祠など、町内あちこちにありますので、これからの夏休み、ご家族連れで、友達同士で、(あるいはお一人でも)、PokemonGOと一緒に町内を巡って、ポケモンやアイテムをGetしてみてはいかがでしょうか?
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ポケモンGOで楢葉町へ行こうという話です。ポケモンGOの出現ポイントを増やすように働き掛けたとも、報じられています。
まあレアアイテムは出現しないそうなので、他所から、わざわざ其処に行く欲望を持つ人はかなり少ないとは思いますが。
しかし、人間の移動を促すようなゲームを、こうした用途に役立てようとする動きが、放射能汚染が強い自治体から積極的に発信されていることは、貴女も確認したほうがよいと思います。
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『2016年 真夏の大放談(1)』
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森長岡市長が、原発推進側の応援で、新潟県知事選挙に出馬する意向を固めたと、読売新聞が報じています。地元紙・新潟日報も、同様の方向で記事を出しています。
全国市長会のトップを長年続けている森氏。自治体関係者には全国的によく知られている方です。
この森市長が紹介されている記事を、偶然にも、最近、江川紹子氏が書かれているようです。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20160610-00058640/
なるほど、熊本地震に関連して、長岡市長をはじめとした長岡市の取り組みを、かなり絶賛されている記事のようです。
こうした森市長が、新潟県知事の座を奪い取りたい相手は、当然に泉田氏です。
原発の再稼働などに関してNOを言い続けている泉田知事の存在を潰すことは、新潟県内の自民党関係者、県内の一定数の首長、さらに政府にとっても達成したい命題だろうと思います。
これまでも、泉田知事VS新潟県内一部首長のバトルは陰に陽にありましたよね。
そして、泉田VS市町村会の戦いも、最近選挙をめぐり繰り広げられていて、その旗頭が森氏という訳です。
もちろん、県内政治情勢の対立も、原発以外に存在しています。何事も泉田氏のやり方を好まないような状況と思われます。
それでも、放射能防御、被曝回避で繋がっている我々にとって、今回の答は簡単です(簡単でない選挙の話は皆さんも飽きましたよね)。
江川紹子氏が絶賛されるほど、森氏が素晴らしい震災応援が達成できるような高い能力の政治家であっても、再稼働を食い止めることに傾注している泉田現知事と交代すべき人材なのか。
否です。
新潟県で、原発推進側が応援する政治家がトップになると、日本は更なる絶対絶命の状況になると僕は断言します。
新潟県だけの問題に留まりません。
被曝回避側は、貴女の意識をこの新潟県知事選挙に向けて下さい。
告示は来月。そして投開票日は10月16日です。
告示日 平成28年 9月29日(木)
投開票日 平成28年10月16日(日)
何かできることを考えてください。勝てない選挙でありませんが、必ず勝てる選挙でもありません。
きちんと頑張るしかないですよ。
さて夏の大放談を、メルマガで始めます。
『2016年 真夏の大放談(1)』
【「被曝は高齢者から蝕まれる」という状況の再確認、それでも最近に介護関係から聞こえてきた気になる話 】
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京都大学は、組織として大丈夫なのかという感覚が、この前の火災対応などを通じて、かなり強くなっているので、この事案についても書いておきます。
きのうは薬学部で実験中に爆発があり、ぼや騒ぎになったそうです。消防が現場へ緊急対応はしています。
実験中の爆発で、しかも小規模なものです。放射能は関係ありません。
実験していた大学院生が軽いけがということです。
なんというか、毎月のようにこうした状況がおきていることは、ただの偶然と彼らは言うかもしれませんが、僕はそうは思えません。
組織全体が根本的になにか弛んでいるのではないのかという疑いを拭えない状態と思うべきです。
前回の放射能火災で立ち上がった住民連絡会との申し入れ回答を見ていても、前に書いたとおりに、「意識の緩さ」が随所に垣間見える内容でした(なお、新たな回答が京大側から連絡会に届いているとは聞いています)。
普通はああした騒ぎを起こした後は、大学構内での実験環境に対して細心の注意を払うように、学内で強く警告をすべき状態と思いますが、おそらくはそうした基本的対応が不十分な可能性が、考えられると思っています。
学内関係者からも、そうした懸念は聞いていました。
今回の小規模な爆発事故は、こういう懸念を裏付ける事態と思います。
これが西日本でトップであると言われている京都大学が、このレベルの危機管理能力しかないとしたら、日本の可能性はどんどん縮小していることを示唆する話であるとも、僕は感じています。
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すいません、きょうは長距離移動して、深夜まで岡山県倉敷市の美観地区周辺で密談をしていたため、ブログ更新するゆとりがありません。
もちろん密談は、ブログ読者には秘密です。
一つだけ、情報をお伝えします。
三田医師が、8/13(土)の午前中に、岡山地元局、RSKのラジオ番組に生出演するそうです。
15分程度の出演。時間は10:30〜10:45を予定しているそうです。
生だから、思い切って喋りたいそうです。
岡山在住の方はもちろん、他県にいる方はRadiko などを使って聴かれてははいかがでしょうか。
さて、増刊メルマガは配信ずみ。
【 19人殺戮の植松容疑者犯行計画を事前知っていた神奈川県警の対応不全、施設の防備体制に疑問 】
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わかっていない人が、いまだにネット上などの左翼や市民活動家に多数いるので、再度断言しておきます。
鳥越氏のスキャンダルは、十数年前から関係者には知られている話です。
今回も安倍政権などが仕掛けたという話は完全な妄想です。
僕は、関係者から、鳥越氏への怒りを昔から相当聞かされました。
こうしたスキャンダル、特に身の下のスキャンダルは、選挙で致命傷になる場合が多いです。
しかもこのスキャンダルの中身は、事実かどうかはともかく(鳥越氏側は否定)、60代のニュースキャスターと、処女の女子大生という構図で語られている内容です。
いわゆるセックススキャンダル的な観点のみならず、事実であれば、パワーハラスメントになりかねない要因が存在することは火を見るより明らかです。
しかも、舞台は大学教育の場が使われていますから。
こうした性的スキャンダルを抱えている人間が、世間がそこに関心が集中する都知事選のような選挙に出ることは、そもそもリスクが相当に高いことはわかりきっている話です。
これが事実であるのか、そうでないのかということを、完全に確認することはできません。
しかし、一定程度は事実関係を先方が述べる可能性があるレベルのスキャンダルが存在しているなら、そうした人物が選挙に出ることは、ご本人にとって社会的ポジションを大きく左右しかねない話です。
まともなリスク管理意識があれば、まず本人が出馬という選択はしないと思います。
今回、鳥越氏がスキャンダルの存在(本人が事実関係を否定していても)を認識していたのは間違いありませんから、にもかかわらずに出馬したことは、本人の危機管理能力が相当欠落していると満天下に示したことに他なりません。
そして、そうした状況になると、野党共闘にひびが入ることは間違いなく、それを懸念もしていなかったということです。
こんな人物を野党共闘候補に立てて勝てるはずがありません。
小池氏にいくら問題があっても、こういうリスク管理は鳥越氏より強いことは間違いないと思われます。
この一点で鳥越氏が勝てる可能性はまるでなかった話です。
さて、本人はともかく、鳥越氏をだれが立てたのかということになります。
これは、間違えている人も多いですが、民進党都連ではありません。
都連は前日まで古賀氏を擁立しようとしていました。それが党本部の意向で覆ったという話です。
そして、その決断は岡田代表がしています。
この決断を聞いて、僕は野党共闘があまりにもひどいことになるのを怖れて、民進党議員を介して党中枢にこのスキャンダルが週刊誌などで報じられる可能性があることを、告示前に僕は伝えています。
しかし、そうした情報は伝わったにも関わらず、本人が否定し「関係者が勘違いしている話で、場合によっては訴える」という反応があったため、そこでストップしたという話も聞きました。
これを聞いて、岡田代表ら民進党トップの頭は大丈夫かと僕は思いました。
そうしたスキャンダルが存在することを外部から直前に知らされても、それによるリスクを踏まえずに、そうしたマイナスを無視して一度決定したことに邁進するのが民進党という政党のどうしようもない硬直した体制ということです。
僕は週刊誌に取材メモが存在する可能性も伝えました。
普通のリスク感覚があれば、立候補させても、報じられて終わるだろうというのは、完全に想定内の話です。
リスクをきちんと考えたら、党のために、野党共闘のためにも、鳥越氏のためにも、退かしていたら傷は浅かった話です。
しかし、そうした忠告を岡田代表らは全く聞かなかったということです。
僕は本当にバカバカしいし、残念ながら、こういう感覚の政治家たちが、そうした排除の体制である政党に未来はないとしか思えません。
野党共闘なるものが、その最低限のチェック機能も果たせなかったことも間違いありません。まあ、民進党中枢の突然の候補差し替えで、だれも対応できなかったのが実状ですが。
そして、岡田代表は、投開票日前に代表選に出ないことを言明、これは都知事選の責任追及を逃れるためのパフォーマンスを結果が出る前に行っています。
人間として、政治家として最悪の選択です。
おそらくは鳥越擁立キーマンの一人である蓮舫議員が、都知事選の波及で代表選に出馬できない事態を避けるために、いち早く都知事選の政治責任問題を終了させる意図が岡田代表にはあったのでしょうが。
しかし、人間として本当に姑息な対応です。
こうした構図を踏まえれば、そもそもどうしようもない野党共闘選挙が、今回の都知事選であったということです。
いくら小池候補が極右だろうが、手法は遥かに巧妙ですから、何も考えない圧倒的多数の大衆は、彼女に投票しただけと思います。
あたりまえの忠告にも耳を貸さない政治家たちが、スキャンダル報道の可能性を無視して、撃沈した「野党共闘自爆テロ都知事選」でしかありません、今回の選挙は。
こんな現実を見ない、市民活動家や左翼の人たちは、自分たちが自分たちの首を絞めていることに気が付かないと、本当に日本が終わりますから。
あなたたちの妄想で、リアルに勝ち取れることは1パーセントもありません。
僕がどんなに懸念し警告しても、事態はひどいままですから。改善方向皆無。気分はさらに重いです。
追伸
安愚楽牧場に関係して海江田代表(民主党)がすすめていた話(経済評論家時代)について、やはり民進党(当時民主党)側に進言をした弁護士と話しました。
「あなたは党員でないから、そういう話はうけつけない」と相手側は聞く耳を全く持たなかったそうです。
結局は、こうした愚かな対応を、この政党は続けているということです。
こんな聞く耳のない連中が、安倍自民に勝てると到底思えません。日本はいよいよ絶望の淵に立たされています。
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