2015年3月末の見通しで、東京電力が経常利益が1300億円に届く見通しです。
前年よりも、増収増益ということです。
電気料金というのは、払わないことが出来ない類の料金です。税金でなくてもそうした性格が強いものです。
取りはぐれることがありません。
収益見通しも立てやすい。そして、何かに関して、彼らが投資を渋れば渋るほど、収益が上がっています。
あれだけの原発事故を起こしても、ここまで経常利益が膨らんでいく、前年よりも数百億円ほど膨らむ可能性(2014年三月期は1014億円)というのが、東京電力という存在に規定されているということです。
この既得権益は極めて大きい。
こうした状態を原発事故対応よりも、優先させているということが、日本政府は平然と行っているということです。
その上に、更なる電気料金値上げと言う形で、"酷税"までも強いようとしている状況まであります。
これをそのまま呑み込む体制の追認が、福島で選挙の結果として、普通になされる可能性が極めて高いということです。
なんというか、日本人は、どこまでお人よしなのか、理解不能だということです。
この福島第一原発二号機西側にある「サブドレン」と呼ばれる井戸2ヶ所では、46万Bq/Lのセシウム汚染水も検出されていますから。
さて、年末、都内で講演会が開催になります。都内で、僕が単独の講演会は、去年のウクライナ報告会から、一年ぶりとなります。東京で開催している「放射能防御プロジェクト」によるミーティングではありません。
僕も今回はじめて対応している市民グループ「元気まつりプロジェクト」の主催です。この団体からの案内文です。
========================================================
【12/7(日)木下黄太講演会in 文京 「放射能の今とこれから」】
2014年12月7日(日)13:30~15:30 (開場:12:45)
私たちは3.11以降、それまでの安心・安全な生活が当たり前でないと実感することが多くなり、従来の価値観やものの考え方が通用しなくなりました。今も原発事故による放射能の影響拡大は続いており、このような中で私たちはどのように生命を守り次世代へ命や生活のバトンを渡していけばいいのでしょうか。今回は広く首都圏や近県の皆さまにこれからも少しでも安心・安全を確保しながら、平成27年以降も個人が普通に暮らす日常を取り戻し、またそのために必要な知識を得る機会となることを期待して開催致します。
■会場:文京区民センター2階 (2-A)(文京区本郷4-15-14:TEL3814-6731)
■アクセス:丸ノ内線後楽園駅4B出口徒歩5分、都営三田線&都営大江戸線春日駅A2すぐ 南北線後楽園駅徒歩5分
■対象:放射能について広くご関心がある方
■会費:予約1,000円 当日1,500円(当日の受付はお釣り銭が無い様お願いいたします)
■参加方法:必ず事前に住所・氏名・連絡先(e-mail/TEL)を明記の上、下記へメールをお願いいたします。また参加費用は下記にお振込み下さい。(大変お手数ですが、振込手数料は各自ご負担をお願いいたします。)
当日、受付にてお振込みの確認のため振込み領収書あるいは振込み記載通帳コピーをご持参して下さい。
■振込先:ゆうちょ銀行 記号10180番号63789661「元気まつりプロジェクト」宛
■申込み締切:12月3日(水)(事前でも定員になり次第に締め切ります)
■主催:元気まつりプロジェクト事務局 (担当:重松・大山)
申込先&問い合わせ genkimatsuri2014@gmail.com
=========================================================
恋はホコリに勝てるのか? だっげらいよんはこちらでも⇒⇒⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/