「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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セシウム尿検査データを大学が利用する要請について。1/26(土)放射能防御女子会IN三茶、46人限定。

2013-01-12 06:38:00 | 福島第一原発と放射能

来週土曜日【1/19(土) 木下黄太 講演IN姫路】

 14時~16時 (受け付け1330~)姫路市立図書館「飾磨」分館 3階 第一会議室 【定員100名】

山陽電車「飾磨駅」下車東へ徒歩3分 駐車場あり。参加費:999円  

申し込み: 名前・人数・住所(市町村まで)を明記しメールかこくちーずで申込。

託児無、子連れ参加可。

sanohiromi3@gmail.com   090-5175-6139

こくちーずの申し込みページ→ http://kokucheese.com/event/index/69644/

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46人限定【1/26(土)木下黄太と話す放射能防御女子会IN三茶】

18:15開場18:30開始21:00終了予定。世田谷区太子堂4-1-1。

三軒茶屋駅直結キャロットタワー内『世田谷文化生活情報センター』5階「生活工房」セミナールームA。

参加対象は、独身女子と既婚でもお子さんのいない女性が主。詳細は申込ページ確認。

申込はこちらから→

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 きのうの福岡でのミーティングは、当日満席となる状態でした。正月明けに告知して、一週間、平日昼間の開催にしては、盛況だったと思います。このガレキ問題での進捗状況をお伝えすることが大きい会合でしたが、福岡移住者の参加率がきわめて高く、八割を超える方が移住者でした。福岡は、いろんな移住者支援するグループもありますし、運動体としては、さまざまな活動があるのですが、そうした中で、この被ばくに対しての問題意識を共有する人たちが、どのようにつながっていけるのかを試行錯誤する場として、試してみたものです。福岡という大都市での今後のあり方を考えると、いろんな意味で、可能性のあるつながりは作れそうな感じはしています。割合に意識が高い避難者は多いのですが、それが個別個別にうまく繋がっていない問題は前から感じていて、そうしたことを、リカバーするためにも、有効だったと思います。北九州のガレキが三月末で焼却中止となる話などでは、座の中から自然と拍手がおきる状態だったこともお伝えしておきます。

 本日は北九州に参ります。ここでは、18日に告示される北九州市議会選挙が、メインの戦いとなっています。選挙を戦う村上さとこさんとともに、意味のないガレキ処理を引き受けた北九州市と議会の問題点を指摘し、こうした無駄遣いをさせない議会というものを、本当に考えている人はいったい誰なのかという、問いかけを普通に行いたいと思っています。 

 衆議院でホームページにPDFファイルで上がっていた『チェルノブイリの長い影』をテキスト化した、専用のサイトが立ち上がっているそうです。簡便に見やすいですね。http://nucleardisaster.web.fc2.com/index.html


さて、尿検査をおこなっている分析機関から、大学との共同の調査に関して依頼がまわっている情報を複数の方からいただきました。

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<研究の説明>
国際福祉大学・(株)理研分析センター

●理研で尿検査(液体・オムツ)を受けた、全年齢4400検体と、居住場所の土壌表面沈着放射性セシウム濃度(文科省及び環境省測定データ)等を、客観的に比較する事により、相関関係等について明らかにして行きたい。

●研究の目的・背景・意義

1)福島第一原発由来の尿中放射性物質と居住地による相関、及び実態を客観的に明らかにする。

2)外的要因として生活習慣(食品由来)に注目し、アンケートによる回答から食生活による相関を明らかにする。

●お願い

1)(株)理研で分析した尿中放射性セシウムなどの放射能測定データを、研究目的で使用させて頂く事。

2)原発事故発生当時の居住地や、食生活に関するアンケート調査へのご協力を頂く事。 

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 「国際福祉大学を検索したら、御用学者の名前が上がってきて、大変不愉快で且つ不安です。私は、被曝検査・治療を積極的に当たって下さる医師、又は国民の放射能被曝防御・移住・避難・保養に対して、熱心に勧めてくれる医療機関でしたら是非協力させて貰いたいのです。その反面、自分のデータは絶対に、御用学者には利用させたくないと思っております。 」というお気持ちも、この方からは頂いています。

 この話で、僕が疑問に思うのは、まずこうしたデータの活用は、そもそも尿検査を行う、当初の段階で許諾を求めることが本当は望ましいです。ですから、それが後付けになっている。

 さらに、この研究主体が、大学の研究者である以上、その研究に関しての詳細は、その研究者本人に話さないと、実際のことはわからないということです。

 自分の尿のデータがどのように使われるのかを、その研究を行う研究者に直接確認しないとならないと思います。 御用という言い方が妥当かどうかは僕にはわかりません。まず偏見を持たずに、きちんと相手方(この場合は研究者サイド)の意向を直接確認すべきと思います。

 一点、気になるのが、土壌の汚染を文科省などに基づくとしているところです。これは、疑問です。それが、疑念があるから、話がおかしいと感じている人たちが、こうした尿検査をしている構図を踏まえないとならないと、僕は思います。

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 名古屋市内の単独講演会は、実ははじめてです。

 【1/23(水)夜 木下黄太講演IN名古屋】

 18:30~ (受付開始 18:00~) 


名古屋(日本特殊陶業)市民会館 第1会議室
金山駅徒歩5分名古屋市中区金山1丁目5−1
参加費 1,000円
申込はこくちーずより→
http://kokucheese.com/event/index/69512/  

 

 連絡先 放射能防御プロジェクト中部   rdpchubu@gmail.com

問い合わせ  090-2774-3937 (19時~22時 担当大森)

 ・定員90名 申し込み後キャンセルする場合は、他の方の参加を可能にするため、必ず「こくちーず」での手続をお願いします。 

・託児はありませんが、子連れ参加OKです。小学生以下無料。 こくチーズ申し込み後、子連れ参加の方は、お子さんの人数などを必ずメールしてください。

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 栃木県で講演が決まりました。これで僕が講演に伺っていない都道府県は、青森と佐賀の二県のみです。

 北関東では、一年三か月ぶりの開催となります。

  

栃木初開催!!【1/25(金)木下黄太講演IN栃木・宇都宮

 18:15開場19:00開演。栃木県教育会館小ホール。 宇都宮市駒生1-1-6。定員:165名。参加費1000円。

 

受付メール :0125tochigi@gmail.comに 氏名、人数(チケットが必要な人数)、連絡先電話番号、市町村明記。

 

主催「木下黄太講演会in栃木実行委員会」

 

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健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。

 

報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp         

 

事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。

 

健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

 

「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

 

甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、

 

血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの

 

数値も確認した方が良いと思います。

 

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