「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

2012年は戦後最少の出生数、人口減少は戦後最大。仙台から関西移住、義足の足の炎症が改善。

2013-01-02 05:50:10 | 福島第一原発と放射能

 【2012年、日本の出生数が減り始めている】

 厚労省の人口動態統計の推定値によれば、去年、2012年、日本人の産まれた赤ちゃんは103万3000人になっています。この数は、戦後、最少の出生数です。

福島第一原発事故がおきた、一昨年の2011年は日本人の赤ちゃんは、その前の年の2010年より1万4000人少ない105万7000人。

去年2012年は事故発生の2011年よりも、さらに2万4000人減少して103万3000人です

出生数の減少した絶対値が大きくなっていることは要注意です。

原発事故前の年と、2012年を比べると、すでに出生数は38000人ほど減少していることになります。

やはり、ハイペースで、出生数が減り続けている可能性は否定できません。

 実は、ウクライナでチェルノブイリ事故がおきた年の1986年は、むしろ出生数は増えていて、その前年比で30000人近い出生数の増加があって、さらにその翌年1987年には、32000人近い出生数の減少が起きています。

 ということは、ウクライナでは、まだ出生数の減少は、事故の翌年と、事故前の年とを比べると、2000人程度の減少でしかなかったのです。

 ウクライナと日本の人口は、5000万人程度と1億2800万人程度との違いですから、

ウクライナ人口:日本人口=1:2.5ぐらいの感覚です。

 これから、滅茶苦茶、乱暴ですが、この人口比をベースに考えます。

 ウクライナが、事故前の年と比較して、事故の翌年には、2000人出生数が減少しているのを人口にあわせて1と考えてみます。これを、乱暴ですが、そのまま日本との人口比の割合にあてはめます。

そうすると1:2.5=2000人:5000人になります。

 もちろん人口にはいろんな要素があるのでこんなに簡便に乱暴な考え方は十分には成立しません。しかし、チェルノブイリの際におきたような出生数の減少と同じような感じで、出生数が減る事態がおきるのではという感覚のみで考えると、この、事故の翌年が終わった時点で、事故前の年と比べて、5000人程度、出生数が減るという位が、想定されうるということを、ぼくは考えてみます。

そしてその想定の7.6倍となる38000人も出生数は2010年と2012年を比較して減っています。

 

 さらに死亡数は、124万5000人で、東北大震災の津波などの直後影響による死者の増大(2011年が126万1000人)を除けば、戦後で最も多くなる数です。これは多い。

人口は21万2000人の自然減。減少幅は戦後、最も大きくなりました。

 日本は一般に、人口自然減社会になりつつあるといいますが、それよりも、出生数はあきらかにかなり減り始めています。高齢化社会のため、死亡数の増加状況の異様さはまだわかりません。しかし、これがダブルとなり、人口減少幅が、戦後で、大きくなっているのは、間違いありません。

 これで被曝の影響がないと考える方が僕には奇妙です。というか、被曝の影響によって、日本の人口は減り始めているのではないのか、特に出生数の減少につながっていると僕には思えます。

 これは、兆しです。

  移住したことによって、ご主人の状態が良くなったとお話しする女性がいます。元々、事故で切断されていた足の状態が、大きく変化した話です。仙台にいらして、関西に移住されて状態が大きく改善されたという報告です。

 リンク先には画像もあります(画像閲覧には念のためご注意ください)。

===================================================

10月1日に、仙台赤十字病院から戻り、木下さんにお電話させていただいた時の

事は、一生忘れないのではないかと思います。

それまでも夫は、仕事の帰りに胸が苦しくなって休んでいて、遅くなったりした
日もあり、気が休まる日がないぐらいだったのですが、大阪から戻った後の急変
には、本当に気が動転してしまいました。

木下さんのハッキリした声で伝えてくれた「検査より移住」という言葉を、呪文
のように自分に言い聞かせて、夫の看病をし、辞職の手続きをし、部屋を決め、
引越の手はずを整え、10月30日には、仙台の部屋を引き払えたのは、本当に、あ
の電話で、我に返ったとでも言ったらいいのか、奇跡です。


ご報告とお礼が遅くなりまして、失礼しました。
感謝で胸がいっぱいになり、メールも書けないような状態でしたが、せめて年内
にちゃんとお伝えしないと・・・と、書いています。


お忙しい中、対応していただき、ありがとうございました。


私自身のブログで、夫の足のキズが治った記事をアップしました。
移住しただけで治る・・・恐ろしいです。

解りやすい写真ですので、どうぞご覧になって下さい。
「移住2ヶ月、完治しました」 
http://plaza.rakuten.co.jp/gallerymami/diary/201212300000/

===================================================

【必読。ダウンロードし、印刷し、10人以上に読ませてください。

『チェルノブイリの長い影~チェルノブイリ核事故後の健康被害』

http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/cherno10.pdf/$File/cherno10.pdf


===================================================

【1/19(土) 木下黄太 講演IN姫路】 

  東日本大震災から2度目の冬を迎えました。福島第一原発からは、今でも毎時1000万ベクレルという放射能が放出され続け、収束する気配はありません。テレビやメディアが出さない放射能土壌汚染や健康被害などの情報を、どうぞ知って下さい。福島第一原発のこと、放射能汚染のこと、避難者のこと、あなたのこと、これからのこと、一緒に考えましょう。

 日時: 119日(土)14時~16時 (受け付け1330~)

 場所:姫路市立図書館「飾磨」分館 3階 第一会議室 【定員100名】

 姫路市飾磨区下野田一丁目1番地 山陽電車「飾磨駅」下車東へ徒歩3分 

 駐車場あり (飾磨駅前に有料駐車場もあります。)

 参加費:999

 申し込み: 名前・人数・住所(市町村まで)を明記し、佐野までお願いします。

 託児はありませんが、子連れ参加OKです。

 sanohiromi3@gmail.com 090-5175-6139

========================================================

 

【木下黄太への連絡手段】

 

僕のホームページは中止。1月1日以降、以下の通りになります。

 

メインはhttp://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927

 

一時、英訳ページなどがありましたが、更新されていないため、現在メインページ、ブログについてのページはこのブログ本体のみです。

 

 僕、木下黄太への連絡は下記の手段となります。当面すべて、僕個人が対応します(だれかマネージャー的な人を置ければよいのだけれども)。優先順位の高い順番に書きます。特に「依頼」「業務連絡」「相談」は極力メールでお願いします。

 

1 メールアドレスは、nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

講演などの業務的な依頼をされたい方は、原則がこのメール→電話でお話しする順番でお願い致します。このメールアドレスがまず第一窓口です。

 

2 Facebookは、http://www.facebook.com/kouta.kinosita

 

ここにメッセージ。友人申請も可能です。フィード購読もできます。

 

3 Twitterは、https://twitter.com/KinositaKouta 

 

フォローしていただいても構いませんし、メンションも構いませんが、DMは保存期間が短いため、極力、別の手段をご利用下さい。オンライン時に、即時反応して対応する場合以外は、DMは使えないと思います。

 

4 mixi にも一応います。 http://mixi.jp/show_profile.pl?id=53820221 こちらへのメールは連絡手段としては不適切です。ほとんどみていません。

 

5 Skypeも持っていますので、海外の方とは、Skypeでお話も致します。メールを先に頂く際に海外の方は、SkypeのIDもお伝えください。

 

 また、携帯電話はまともな意識のまともな中身の方には、番号をお伝えしてお話もしています。お話が必要な場合は、携帯番号も先に頂けるとありがたいです。携帯会社によっては、通話プランのこともあるので、携帯会社名も番号と一緒にお知らせください。

 

 Lineに関してはおこなっておりません。ご了解ください。

 

  僕は、社会的な当たり前の常識で対応できる方とは、極力お話しするつもりです。立場に関わらず、メールなどがスタートになりますが、電話や物理的に可能なら、対面でもお話しいたします。

 

 当面この状態でおこないますが、新規の展開も含めて、提案をしていくことはあると思います。