宮城県北部にお住まいの二十代の女性からメールをいただきました。そして、直接お話もいたしました。彼女の身の回りでおきたことの、因果関係は、勿論わかってはいません。しかしながら、懸念される状況が、様々な形でおきている事のみは、お伝えしておきます。エリア的に考えると、東京都内西部の普通の汚染レベルか、その倍くらいの放射性物質による汚染があるとみられる(土壌調査などから)、宮城県北部地域での出来事です。地震の影響も強く、三月の時点で、屋外で水の補給に並んで対応する必要であった事などからも、自身が被曝しているであろうと、推測されています。なお、こうした情報をお寄せいただく場合は、コメント欄でなく、メールでお願い致します。
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初めまして。
突然のメールで失礼致します。
友人からブログを紹介してもらって以来、ずっと参考にさせていただいております。
私は宮城県在住の主婦です。
今回の震災以降、あまり起き得ないことが立て続けにあり、精神的にも肉体的にも疲れております。
必ずしも福島原発事故の放射能の影響ではないのかもしれませんが、立て続けに起きているのが気になったので報告のメールをさせていただきました。
ご報告したい事象は、3点あります。
まず1つ目、私は震災当時に妊娠をしておりました。3月11日は妊娠9週。ツワリのひどい時期でしたが食べ悪阻だったので、とにかく手に入るものは迷わず飲み、食べ、そして家族が震災の片付けで力仕事をしているあいだ、2歳の息子や、姪達を天気の良い外で遊ばせておりました。
5月に入り、震災後行くことができていなかった妊婦検診を病院で受け、そこで、胎児の無脳症が発覚。
週数も進んでいたので、すぐに入院して堕胎という決断をやむを得なくされました。
何万人に一人という確率の奇形が、まさか自分の子供に降り掛かるなんて…当時は絶望でした。
その後、生理が再開するも、いつも28日周期だったのが33日周期になったり、生理痛がものすごく強くて、最近では、もしかして内膜症なのだろうかと疑える症状すら出てきました。
私には2歳の子どもがおりますので、放射能からこの子を守りたい一心で、飲み物食べ物の産地にはかなり気を付けて、なるべく室内で過ごすようにしておりました。
しかし7月。悲しみから少し癒えて落ち着いてきた頃に、2歳の子どもが突然強い腹痛を訴え、下痢、血便。
これが2つ目の出来事です。
あわてて病院へ駆け込み、腸重積と診断され、すぐに麻酔をして処置。幸い、手術にならずに済むことができました。
震災後、子どもの鼻水が2ヶ月ほど出続けていることも気になり、医師に尋ねましたが、単なる風邪か、弱いアレルギー症状でしょう、と言われ、今回の腸重積については2歳になって初めて起こるのはかなり珍しいが、まぁ、たまたまなったのでしょうね、、、くらいで終わってしまいました。
なぜこんなにも私の子供たちが生命の危機にさらされるのだろう…
そう考えると、大変落ち込みました。
3つ目は、私の実家で飼っていた愛犬が、先週、突然亡くなったことです。
私の実家は今住んでいる場所から徒歩で行ける距離です。
愛犬の死因は、心臓肥大。
庭の石ころで遊ぶのが大好きで、いつも土にまみれながら遊んでいた犬でした。
前日まで元気に遊び、たくさん食べていたのに、急に元気がなくなり、たった一日で亡くなってしまったなんて、本当に信じられませんでした。
3つそれぞれの事象。
これらは本当に偶然で、放射能の影響ではないのかもしれません。
でもそう疑ってしまうくらい、あまり起き得ない確率のことが立て続けだったので、今回、報告させていただきました。
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三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。
講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
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9/23(金・祝)と9/24(土)に広島県の福山市と尾道市で講演会に伺います。
木下黄太講演会 IN 福山・尾道
「放射能ほんとうに大丈夫?」
東日本大震災が西日本に与えた影響、未曾有の大震災と原子力発電所の事故から半年あまり。お米や牛肉の汚染や、震災廃棄物の広域処理など「心配ありません」と言われているけど本当に大丈夫なの?
震災以降独自の取材を続けておられる、木下さんをお迎えして、実際の現場から見えてきたものをおうかがいします。
9月23日(金・祝)
午後5時30分~8時(開場5時)
広島県民センターふくやま文化交流室
住所:福山市東桜町1番21号(福山駅より徒歩5分、市役所北側)
TEL:084-921-9200
参加費:500円(資料代含む)
定員:120名(要予約)
主催・申込:一歩の会 in 福山、申し込みは極力メールでおねがいします。
080-5609-1651
メール:hukuyama9@gmail.com(にった)
9月24日(土)
午前10時30分~午後0時30分 (開場10時15分)
尾道商業会議所記念館2F議場
住所:尾道市土堂1-8-8(JR尾道駅より商店街を徒歩5分)
TEL:0848-20-0400
参加費:500円(資料代含む)
定員:75名(要予約)
主催・申込:一歩の会 in 尾道、申し込みは極力メールでおねがいします。
090-9148-2155
メール:hamadendenden@mail.goo.ne.jp(浜本)
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ツイッターでも情報は流していますが、ブログとは性格の違うツールとして使っています。必要な方はフォローしてください。https://twitter.com/#!/KinositaKouta
西日本土壌調査の追加調査を行います。
今回の対象は、九州、沖縄、そして西日本でないですが、北海道です。
募集件数は60箇所程度です。
奈良と和歌山の山間部、敦賀湾エリア。高知県室戸エリア。
先に行われた「首都圏土壌調査」「西日本土壌調査(先行)」に倣って、
指定日に参加者がそれぞれの場所で土壌の採取を行い、
分析機関に送って測定してもらう方法で行います。
先行して、希望者のマップを作成します。
1.検査料は自費でお願いします。
(検査料15,750円+送料・振込手数料)
2.採取場所はなるべく私有地でお願いします。
(公園・学校等は許可が必要になるので、許可が取れた場合のみ可能です。)
3.公表については○○市○○町○○丁目までとし、個人名は出しません。
上記条件で希望される方は、
下記5点を明記してメールでご連絡ください。
1.氏名
2.住所
3.電話番号
4.メールアドレス
5.土壌調査したい場所
《連絡先》w_chousa@yahoo.co.jp
「追記」