masaring

自己チューの進行形日記でshow。

美里の湯 かじか荘。

2016年03月31日 | ちいさな旅。



【絶景の眺望が楽しめる山頂にある「みさと天文台」。初めて訪れた。】

国道370号線から急勾配の狭い道を2㎞走ると、
海抜430mの松ケ峯の山頂に「
みさと天文台」は位置する。

公開施設では世界屈指の

口径105cmのカセグレン式反射望遠鏡があり
宇宙の神秘をより身近に感じられる場所と言うが、殆どの日が休館。
30日の水曜日は、午後1時から5時まで施設見学のみ可だった。
天文台もさることながら、急勾配の土地に民家が点在しており
天文台のすぐ下まで柿畑があり手入れも行き届いていたのと
イノシシの被害も多いようでワイヤーメッシュの防護柵が印象的だった。





【かじか荘の遠景。春を待ちわびて一気に咲き誇るソメイヨシノだ。】

何と3月28日にYahoo!トラベルが 、和歌山県限定の
国の創設した地域住民生活等緊急支援のための交付金を
活用した‎「和みわかやまプレミアムキャンペーン ふるさと旅行券」の
最終クーポンをwebで配布するということを知った。
本当に最後のクーポン。配布数は僅少。

3月18日の夜に喉が痛くなったと思ったら
翌日から風邪の症状が出て、微熱が続き倦怠感まで表れた。
10日経っても改善する気配はなかったが、
この2年、3月30日と31日は温泉に行っているので
28日、パソコンの前に座り正午を待って
30日までの限定クーポンを獲得、即、宿を探したが、
条件が「るるぶトラベルプラン」である。
ひとりの宿泊に合致するところがほとんど無い。
たまたま、隣町(我が家から車で1時間強)の宿をオンライン予約。
そう言えば、紀美野町のことは全くと言っていいほど知らないナ。

風邪も緩解していないが、30日の午後出かけたのである。



【宿は貴志川が蛇行している所に建つ。貴志川と言えば、鮎の宝庫だ。】

ただ静かに自然の中に佇む、美里の湯「かじか荘。」である。



【かじか荘の本館の玄関。でも現在、営業しているのは新館である。】

その昔、老人クラブ等が日帰り旅行でよく訪れていた本館。

今は優しく深い森の蒼と澄んできらめく渓流の光に、調和する
新館が出来、若い女性や家族連れに人気の宿に変身している。



【フロントでチェックイン後部屋へ。宿泊棟のエントランス。お洒落だ。】



【それでは一回目の湯浴み。風邪が治ると嬉しいのだが、、、。】



【狭いがサウナも完備。体の中の風邪の菌も汗で流れておくれ。】



【内湯。庭園の樹種も良い。でも今、この湯は温泉では無い。】

かじか荘の湯は、昭和44年開業以来、平成22年まで
美里温泉(単純硫黄泉)として親しまれ、天然の保湿成分と言われる
メタけい酸などの成分も含まれる、美肌効果の高い温泉で
特に女性に人気だった。

しかし、平成23年の調査で、この湯の9種類の温泉成分が
少しづつ温泉の基準値に達していないことが分かったのだ。

それに伴い、美里温泉ではなく、美里の湯となったのである。
だが今も、水道水は使わず、昔からの源泉を加水している。
湯の華も浮いている。

温泉で無くても、◎◎温泉と看板を出している所も多いが、、、。

温泉は地球からの贈り物である。
再び基準値を満たす源泉になることを祈った。

でも、湯持ちのよいお湯だ。僕にとっては名湯だ!!



【夕食は「華会席」。一番右の鮎の塩焼き。頭から尾まで美味。】

この後、茶碗蒸し、天ぷら、吸物、ご飯、デザートが出て来た。



【露天風呂からの雪柳が綺麗。春爛漫である。】

部屋のカーテンを開くと雪柳が満開だった。
よく見ると、春から冬の季節ごとに咲く
花木が、宿全体に植えられている。
さながら「花の宿」である。

僕の3月31日は「湯浴みの日」。
明日から新年度。
四文字熟語では「不撓不屈」かな!!(*^-^*)

コメント (4)
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