【本日。紀州では、梅の花。「七部咲き」と言ったところである。】
我が社の我がチームの土曜日のみ勤務のパートさんが
3月いっぱいで辞めることになり
後任のパートさん1名を募集することになった。
会社の方針は公募である。
募集期間は、2月3日~15日。
そして時給は、775円だ。
果たして応募があるのか、
とても心配していた。
し・か・し、、、。
そんな心配とは裏腹に、、、。
何と12名の応募があった。
そう、12倍の難関である。
提出書類は履歴書。
試験内容は面接である。
本日、採用試験が行われた。
1人の面接時間は15分である。
試験官は我が社の人事担当代表者と
会社の蔵番代表者。
そして我がチームリーダーだ。
私は立会人として出席させていただいた。
応募者の年齢は、23歳から57歳。
社会の荒波を生きてきた人が多く
学ぶ点が多かった。
と同時に、現実の社会。働きたくても働けない。
疲弊した、現実社会を目の当たりにしたのだった。
1名の枠に賭ける
受験者の意気込みは
並大抵のものではなかったのである。
採用者の決定に、試験官が難義したのは
言うまでもない。
最高学府を修了し、企業の第一線で働いた経験の
ある人が多数を占めていたのである。
12人の人生には、12の物語があり
この試験結果で、12人の人生が
またもや変わるのである。
採用者は、4月からの新システム導入で
新たな仕事を担うことになる。
その事実を受験者は、深くは知らないのだが、
このパート採用に一途の望みを賭けた人ばかりだ。
最終決定は、当然社長がするのであるが、、、。
私。「退職したら、このパートでも、、。」と
甘い考えを持っていたことを、とても恥ずかしく
思った次第。
これが、現実なのである?!。
【人生。大輪の花を咲かせるのは中々、容易なことではない。】