masaring

自己チューの進行形日記でshow。

「父兄参観会」に参加。

2010年11月08日 | ちいさな旅。

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【新大阪から久々に東海道新幹線に乗車。さて何処へ??】

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ある日、愛知県に就職した娘の会社から
一通の手紙が届いた。

=研究開発員の父兄参観会のご案内!!=

爽やかな秋冷の季節を迎えましたが
ご父兄のみなさまにおかれましては
ますます、ご健勝のこととお慶び申しあげます。

この度、皆様のご子息の職場の参観会を
開催させていただくことといたしました。

当日は、当研究所の研究開発業務のご紹介と
研究所内施設見学、さらに研究開発員の
仕事ぶりを実際にご覧いただき、
ご理解と交流を深めてまいりたいと考えております。

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学校の父兄参観なら当然のことだが、
職場の「父兄参観」などあるはずが無い。

でも、こんな企画をするなんて何て面白い
研究所なんだ。と半ば感動して今回参加した。

正直、子どもの学校の父兄参観は行ったことが無い。
その娘が院を修了して、就職してから早や3年半。

どんな職場で働いているのか、同じ社会人として
拝見してみたいものだと、迷わず参加したのである。

紀州から早朝出発。新大阪で新幹線に乗り
豊橋へ到着したのが、昼前であった。

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【娘の勤務している研究所は緑の中にあり、別世界であった。】

※当然建物の中は撮影禁止。企業秘密の宝庫なのでした。

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午後1時からの父兄参観会。
長くて2時間位の催しであると思いきや
午後1時から午後5時30分まで、まるで大学の講義であった。

概要は、研究所所長の講義と研究所の部署の見学と、
開発された○○の試食会等であった。

娘は9月に要素技術開発機能から生産技術開発機能へ
異動したということだ。その部署はリーダー長を含め
3名のプロジェクトチームだと言う。

「毎晩帰りが遅くなり申し訳ないです。」と
リーダー長がひたすら謝ってくれたが

彼女とは18の時から別居しているのだから知る由もない。

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娘が進みたかった研究員という職種。何となく理解できた。

でも企業である。研究はあくまでも手段。
目的は会社の利益である。

研究によって商品を開発し物を作る。そして顧客を獲得する。
そしてその顧客を離さず新たな顧客をさらに獲得する。
それがビジネスチャンスであるし、社会貢献にも繋がる。

企業の本来の目的が、この研究所に詰まっていると感じた。

父兄参観会には、遠く、岩手県・茨城県・埼玉県からも
参加しており、「子どもの職場体験」は多いに価値があった。

「野菜のおいしいをデザインする。」

この企業のキャッチコピーは的を得ていると思った参観会でした。

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【夜は父娘ふたり、居酒屋で酒を酌み交わしたのでありました。】

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コメント (6)
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