masaring

自己チューの進行形日記でshow。

オオキンケイギク。

2010年05月30日 | masaringの生活の知恵

Photo

【あまりに花が美しいので、切り花として活けてたら、、、。】

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我が家の庭に咲いていたキバナコスモスのような花を
切り花にして我が家のみならず、我が職場にも持って行き
カウンターに花瓶に活けて飾っていた。

花の好きな方からは、素敵な花だと大好評だった。
し・か・し。花の名前が分からない、、、、。
ある日、我が職場に「植物博士?」がやって来た。

「この花の名前は何ですか?」(私)
「公の場所にこんな花を飾るとは何事だ。だめだよ。
 その理由はネットで調べるとすぐ分かるから。」(博士)

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その花の名前は、オオキンケイギクである事が分かった。
キク科の植物の一種で、北アメリカ原産の宿根草だ。

花が美しいので、よく栽培されていた植物であったようだ。
キバナコスモスによく似ているが、葉の形が異なるのだ。

明治時代に鑑賞目的で導入されたが、繁殖力が強く、
現在各地で野生化しており、生態系に
悪影響を及ぼしかねない状態になっているらしいのだ。

このため2006年2月1日より外来生物法に基づき
特定外来生物として栽培・譲渡・販売・輸出入などが
原則禁止となったということである。

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現在、多くの家庭で栽培されているが、
同法では、個人が栽培しただけであっても、
懲役(3年以下)または罰金(300万円以下)が
科せられるので無許可で栽培してはならない。

恐ろしい事実を知ったのである。

趣味園芸目的にも許可は下りることはなく、
また、指定以前から栽培している等を理由に栽培を
継続する場合にも、管理や届け出が必要らしい。

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私はこの際、逆手に取る事にした。
オオキンケイギクの花瓶の下に注釈をつけた。
「この花はオオキンゲイギクと言います。
 特定外来生物です。
 見つけたらすぐ駆除してください。」

世の中、知らないことが多すぎる。

しかし、この注釈行為も違法なのかな??。

Photo_2

【↑これはキンケイギク。家庭での栽培が可能な花である。】

コメント (6)
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