【「猛暑日」が続いた今年の夏。初秋の9月、龍神は既に秋の風。】
夏が好きな私でも、今年のうだるような暑さには参ったね。
少し農作業をしただけで全身汗まみれ。
一日に何回もシャワーを浴びたよ。
季節が動き始めた頃、夏の疲れがドッと出た。
「そんな時は温泉」と3ケ月振りに龍神温泉に向かったのだ。
【「季楽里龍神」の玄関に吊るされた備長炭の風鈴は秋の音色だ。】
FBで紹介されていた風鈴。
真夏にその音を聴くことは出来なかったけど
初秋に聴くのも風情があって、中々良いものだ。
まるで、水琴窟のような癒しの響きだ。
【いつも楽しみな玄関の生け花。今回は楓とジニア(百日草)だ。】
スタッフが、山野や庭の花を持ちより活けているという。
素朴な「おもてなしの心」がとても、心地よい気分になる。
【期間限定で毎木曜日の夕刻、ロビーでピアノコンサートが開催されている。】
全館、龍神材がふんだんに使われているのが素晴らしい。
特に、自然光差し込む解放感溢れるロビーは最高だ。
澄みきった空気も味わえる。
【今回、ルームキーホルダーが新調されいていた。】
素材は桜材で、日高川町のSOWAKAさんに
加工してもらったそうだ。木はやはり、良いよね。
【さてさて、日が高い内に1回目の湯浴みである。】
龍神温泉の由来・歴史や泉質は、
もう何回も掲載したので省略するが、
日本三美人の湯として知られる、龍神温泉。
いにしえより伝わる「いで湯」の温もりを
心ゆくまで楽しめるのが良い。
できれば湯治をしたいね。
腰痛も緩和するだろうね。
【季楽里龍神の玄関にも夕暮れ時がやって来た。】
今日も、ほぼ満室である。
【食事はバイキング。半年ぶりにアマゴの甘露煮が登場した。】
何しろ、ほとんどがこだわりぬいた地元の厳選食材だ。
アマゴが不漁でしばらくメニューから消えていた。
他の地域のを使うことはしない。
あくまで、龍神の山の幸、川の幸を使い
匠の技を堪能してもらいたいという心なのだ。
奈良県に住むRさんも大好物らしいアマゴが
再び獲れるようになったのが嬉しい。
【食いしん坊の私の夕食の第一弾。量は多いが以外にヘルシーだ。】
沢山盛り付けた。家ではあまり魚を食さないが、ここでは別。
この写真の中に、アマゴの甘露煮を始め、鰆の彩り南蛮漬け、
カツオのたたき、スモークサーモン、赤魚味噌漬け焼き、
カンパチ、マグロ刺身、ほんもろこの天ぷらが写っているのだ。
貴重な「ほんもろこ」。目の前で揚げたのを食した。
【一夜明けた早朝。露天風呂で湯浴み。朝の風が清々しい。】
湯浴み後、マッサージ機のリフレッシュコースを選択し体をほぐし、
落ち着いたら、また湯浴み。
これを繰り返すので、何回も入浴することになる。
当然、部屋にはほとんど居ない状態である。
【今度は錦秋に訪れたいが無理だ。収穫の秋が終わってからだね。】
今、我が家では、紀の川柿の袋かけ。
そして、もうすぐ刀根早生柿の収穫が始まる。
今年の異常気象は凄まじいね。
願わくば、被害無く、無事に秋果物が収穫出来ることを
祈るばかりの初秋(むしろ晩夏かな、、、。)である。
【昨日、日本園芸協会から「庭園管理士の資格認定証書」が届いた。】
自宅の庭木の管理を本格的にしようと1月から
「庭園技能講座」を受講していた。
テキストを開くと眠ってしまう毎日だったが、全課程の4冊を
何とか最後まで学習し、全6回の試験に合格。
不思議なことだが全て満点。
無事に、日本園芸協会認定の「庭園管理士」資格を取得できた。
まだまだペーパーでの知識だ。
実践を通じて技術を向上させなければネ!!
【咲き終わったツツジ等の整枝剪定をした。】
この時期、ツツジの刈り込み・整枝時期である。
庭園管理士資格を取得しても技術は未熟だ。
でも、切り落とされた枝葉で庭一杯のゴミを
丁寧に掃除すると何故か庭が綺麗になるから不思議。
踏み石も何か誇らしげだ。
農業と介護の合間の庭木と花の管理、超多忙である!!
【ツツジやサツキの花芽分化期は夏である。】
だから刈り込み・整枝時期は6~7月が適している。
10月に整姿も必要だ。
整枝した後の我が家の前庭。
夏の花がより一層鮮やかに感じられる。
花は庭園管理士の範疇では無く
ガ-デンコ-ディネ-ター資格が必要とか。
でも、もうガーデニング講座の受講はこりごりである。
何故って、テキストの字が見えにくい、目が疲れる。
つまりは全身が疲労困憊するからである。
【高野・龍神スカイライン沿いは白いウツギの花盛りだった。】
自分を褒めてやりたくて(それは嘘で、3月末に予約していた)
龍神温泉「季楽里龍神」へ車を走らせた。
朝、花と野菜に液肥を施肥。午後出かけた。
母の介護を我が奥さんに頼み、、、。(勿論、奥さんの機嫌は悪い。)
どうしても龍神温泉で湯浴みしたかったのだ。
【龍の里橋を渡ると、馴染みの「季楽里龍神」である。】
こんなに晴天の龍神は久しぶりである。
深緑の候、一年で一番良い季節かも。
生命根源の力、精気を振るい起こすようだ。
【玄関の花、例の如く全て龍神の森、里の花である。】
品種改良された花の苗で、私、まっちゃんはガーデニングだ。
しかし、昔からある野の花も心身を癒してくれるよね。
スタッフの心配りがいつも嬉しい。
※今回の主役の花は、「スモークツリー」であった。
【地産地消でのバイキングの夕食。今回もお酒が進む。】
還暦も過ぎたので、中年太りの言葉は当てはまらない。
老人太り、、、?腹回りは凄いことになっている。
でも、美味しいものは口にしたい。
余は満足じゃ、、、。
【龍神はサツキが満開。湯船に逆さサツキが映えて美しい。】
1日目の午後3時30分にチェックイン。
次の朝、午前9時にチェックアウト。
その間に6回も湯浴みした。
目的が温泉だから、私、まっちゃん的には当然のこと。
上述したとおり、超多忙のまっちゃんである。
スカイラインの白のウツギを眺めながら、正午に帰宅。
午後は日常に戻ったことは書くまでもないよね。
【我が家の玄関先に咲く花木、この植物の名前を教えてください!!。】
本日、4月16日は、私達夫婦の結婚記念日である。
朋友のケンイチ氏夫妻も一年違いの4月16日で同じ日だ。
このケンイチ氏、絵手紙が得意、この花を気に入り
あっという間にスケッチをした。
この老木、私の祖父がその昔、どこかの山で見つけ
軒先に植えたらしい。「名前は◎◎◎◎。」
我が家ではその名前で伝わってきたが、ケンイチ氏が
花の名前を書くにあたりネットで◎◎◎◎と検索すると全く違う花が表れる。
色々調べたが分からない。
【ケンイチ氏のスケッチ。花の名前と言葉を添えて、ある人に出すと言う。】
二組の結婚記念日が同じなので、6年前から日帰りのプチ旅をしている。
目的地までの車の中では、「この植物の名前は何。」で花が咲いた。
【目的地は昨年に引き続き、犬鳴山温泉の「不動口館」だ。】
私達夫婦は40回目の結婚記念日である。ルビー婚式だ。
ケンイチ氏夫婦は39周年である。
お互い親の介護をしている身。
デイサービスを利用している時間の中でのお出かけだ。
日帰りプランは殆どの施設が3時間だが、ここは4時間。
奥さん同士、久々の再会なので積もる話があるので
この4時間プランが非常に有り難いのである。
【この宿の内風呂。露天は勿論だが、内風呂からの川沿いの若葉が眩しい。】
温泉分析表には源泉名「犬鳴山源泉1号」と書いている。
泉質は、単純硫黄冷鉱泉(低張性-アルカリ性-冷鉱泉)となっているが
私的には、炭酸水素塩泉(重曹泉)の感じである。
ヌルヌル感が堪らない。それもそのはず、pH度が高いのだ。
例にもれず、食事前と食事後の2回湯浴みした。
【食事は「美咲会席」。鴨鍋と焼物が特に美味であった。】
先付(木の芽和え・筍・烏賊)、前菜(魚屋さんのチーズケーキ・豚肉甲州煮・からすみ二重揚げ・
うるい稲荷餡かけ・青柳と芹の酢橘醤油掛け)、造り(桜鯛・鮪・松前帆立・雲丹・もずく・
山芋・あしらい一式)、小鍋(鴨鍋、青葱、水菜、そば、柚子胡椒おろし)、
焼物(鱸の蕗味噌焼・独活)、油物(海老・小豆と芹のかき揚げ)、飯(筍ご飯・人参・うす揚)、
汁(浅利・青葱)、香物(日野菜・沢庵・若牛蒡)、水物(春のフルーツ練乳ジュレ)。
春の彩りは、目も胃も満たしてくれた。
食後、私は例により温泉へ。奥様ふたりは、ひたすらおしゃべり。
ケンイチ氏は、本日二枚目の絵手紙製作。一枚は、宿の前のポストへ投函。
そして我が家の植物の絵手紙は、彼の奥さんの母に出すのだそうだ。
介護施設に入所している奥さんの母は、定期的に届く絵手紙を
心待ちにしているのである。
早く、この花木(植物)の本当の名前を知りたいのだ。
話は変わるが、私の亡父の実家は熊本県。
始めの地震当日の昼間は、亡長兄の奥さんのお葬式の日。
遠いので弔電を打っていた。
地震後電話をかけたが、全く通じない。
本日、連絡はとれたが状況は悲惨なようだ。
これ以上被害が、大きくならないことを祈るばかりだ。
【3ケ月ぶりの龍神温泉。宿泊は勿論、「季楽里龍神」だ。】
「ふるさと割クーポン」を使って、3月14日から16日、温泉旅に出かけた。
ふるさと割とは、平成27年度限りの予算で、
国が取り組む地方創生事業の
「地域住民生活等緊急支援のための交付金事業」のひとつ。
全国で発売された、プレミアム付商品券と同じ様な事業だ。
対象県に泊まる宿泊プラン料金から助成が受けられる
大変、得な取り組みとなっている。
その内、楽天トラベルやじゃらん、そしてYAHOO!トラベルは
ふるさと割クーポンを無料で獲得して、
オンライン予約をする際に使えるクーポンである。
その中の和歌山県は、「和みわかやまプレミアムクーポン」。
1月に楽天トラベルで見つけ、クーポンを獲得。
いつ行くか考えている内に予約しようとしたら終了していた。
クーポンを獲得してもweb予約で先着順だった。残念、、、。
じゃらんはクーポンさえゲット出来なかった。
3月1日に楽天トラベル最終クーポンが配布され獲得、即、季楽里を予約。
1人3枚までだったので、2つめを予約しようとしたら終了していた。
まるで、人気アーティストのコンサートチケットをゲットするのが
困難な様に、人気殺到のクーポンなのだ。
YAHOO!トラベルが3月14日正午に配布することを知り
パソコンの前に座って、その時を待ち、クーポンをゲット。
即、3月15日の予約が出来たので、その日の午後1時前に出発したのだ。
【季楽里龍神の玄関花は、今回もすべて野の花で清々しかった。】
【有田回りで走って来たので疲れた。早速、疲れを癒すため内湯で湯浴み。】
【夕食は、いつものバイキング。明日もあるのでヘルシーに。でもお酒で、、、。】
そして、いつもあるはずの料理が無かった。
原因はスタッフに質問したら詳しく教えてくれた。
【前の夜、ロビーコンサートが開催され花はそのまま活けられていた。】
花材は、エニシダとツバキ。これも山野からの贈り物。
すべてが手作りの演出なのである。
【私の目的は、あくまでも温泉。今回も部屋に戻る暇なく温泉三昧。】
【15日、チェックアウト後、近くの皆瀬神社に参拝。理由は、、、。】
皆瀬神社は、最近人気のある龍神の隠れパワースポットだそうだ。
皆瀬神社に祭られている天児屋根命(あめのこやねのみこと)は、
春日権現(かすがごんげん)としても呼ばれている言霊の神様。
癒しの力が満ち溢れていて、自分の原点に戻れると言われているからだ。
そして、今回も龍神杉のプランターを購入したのは言うまでもない。
【その後、愛称「熊野ロマン街道」の国道311号線を走る。】
【到着し、参拝したのは世界遺産「熊野本宮大社」である。】
「熊野本宮大社」は、全国3000社ある
熊野神社の総本宮全国熊野神社だ。
上四社、中四社、下四社の三社からなり熊野三所権現と言われる。
【二日目の宿は、四村川の吊り橋の向こうの「わたらせ温泉ホテルやまゆり」。】
この温泉地は渡瀬温泉。
地名は「わたぜ」なので、読み方は「わたぜおんせん」が正しい。
「わたらせおんせん」とも呼ばれるのは、
渡瀬温泉にコーナンの関連会社の(株)わたらせ温泉が経営する施設があるからだ。
四村川の広い谷間にあり、川の両岸に3軒の瀟洒なホテルと大きな入浴施設がある。
【目的は温泉。初めは貸切露天風呂。この温泉地、露天風呂のテーマパークだ。】
【続いて「ホテルささゆり」の内湯。内湯はここだけである。宿泊者は無料だ。】
【続いて、西日本最大級の大露天風呂。ここには一の湯から五の湯まである。】
わたらせ温泉の泉質は、無色透明のナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)で
龍神温泉とほぼ同じ泉質である。
しかし、肌に絡みつく温泉成分は少し違うと感じた。
だが、3本の源泉から毎分600L以上のとうとうと湧く
湯量豊富なかけ流しの天然温泉。
スケールが大きな秘湯と言うのが素晴らしい。
【さて夕食。食前酒・前菜・御造里・牛鍋うどんとお品書き。地酒は熊野三山。】
その後、焼物・蒸し物・天麩羅・山菜釜飯・御吸物・香物・デザートと続いた。
その中で、一番美味しかったものは、、、。
【熊野本宮、四村川の清流が育てた「あまごの塩焼き」である。】
魚は、あまり得意でない私であるが、これ、頭から尻尾まで完食。
実は、龍神であまごの甘露煮が無かったのだ。
2月から出していないとのこと。今、龍神では客に出せるくらい
「漁獲」が無いとのことだった。次回、龍神に行った時
復活していることを祈った。
【翌朝16日の午前6時。入泉開始時刻と共に三つの露天で湯の香を味わった。】
※ふるさと割クーポンのお蔭で2泊したが、費用は1泊分であった。
この制度、単年度。毎年あると温泉好きには嬉しいのだが、、、。
何しろ、今は零細果樹農家の経営者だから。
※温泉の写真撮影は、勿論禁止。
誰も入っていない時という条件で撮影許可をいただいた。
とても困難だった。もう一度訪れて、心行くまで温泉に癒されたい。
【西吉野桜温泉に行った。一生懸命営業中の看板が気に入った。】
2月中旬、突然従弟から「西吉野の桜温泉って知ってますか?
いい湯でした。」と建物の画像がLINEで送られて来た。
五條市だと「西吉野温泉きすみ館」や「大塔夢乃湯」へは何度も行ったが、
そう言えば、退職後この二年奈良県へは行っていない。
何でも2015年4月10日にオープンしたということだ。
前述の二つの温泉は公設であるが、桜温泉は、全て個人が作って
経営しているとのこと。行く価値大である。
という訳で今年最後の大寒波が到来した日の午後、出かけたのである。
【五條市から新宮まで通ずる国道168号線を南下。国道沿いに看板。】
【そこから狭い道を山の中へ1.7㎞。門に設えた温泉入口看板。到着。】
【途中の道も凍っていたが建物の横の山は前日に降った雪。寒いね。】
【男湯と女湯は毎日交替らしい。本日は向かって左側が男湯だった。】
【脱衣場。清潔そのもの。アメニティも全部揃っている。飲料水まで。】
【サウナ。木の香りがかぐわしい。さっきまで寒さで震えてたのが嘘みたい。】
【サウナで火照った体を水風呂で冷ます。気持ちが良いし引き締まるね。】
【内湯と洗い場。さくら乃湯と書いている。今日、女湯はもみじ乃湯みたいだ。】
【何か落ち着くなと思って天井を見たら、、、。古民家風。我が家にいる気分だ。】
【露天風呂からのロケーション。まるで秘湯。そして山の中腹から上は雪だ。】
【木の階段を下りるとテラスだ。ドリンク注文場に雪。本日は無理である。】
【陶器風呂。屋外に設置されているので、お湯は少し熱め。温泉至福の時。】
【2階にはのんびり出来る休憩室と3部屋の宿泊部屋。畳の香りが爽やか。】
写真には無いが、掘り炬燵の味処や食事コーナーも完備されている。
また、屋外には桜の木が沢山植えられ花見もできそうだ。
そして施設は、まだまだ進化しており、造園工事もしていた。
アシウスギ(武者立ち仕立て)が格好良かった。
施設ばかり紹介したが、温泉の泉質は、
含鉄・ナトリウム-塩化物泉・炭酸水素塩温泉(高張性・中性・低温泉)。
私の好きな泉質であるが、ねっとり感やきしきし感はあるが
ヌルヌル感が少し足りない。加水のし過ぎかもしれない。
しかし私、温泉ソムリエのまっちゃんの中では充分合格点だ。
そして何よりも凄いのは、前述したとおり、経営者は
今も工事を続け開削は、みずからユンボで
やっているのである。
「商売人の大将」。同じく商売人である従弟の弁である。
【この温泉、我が家からは、京奈和道路を使って50分の道のりである。】
近い内に、温泉は勿論、地元の食材を使った料理を楽しむために
一日かけて、ゆっくり訪れることにしよう。