malのあっちこっちブログ

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2016スペイン・ポルトガルの旅・・・バルセロナ/カテドラル

2016-05-11 16:41:30 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
ヨーロッパのほとんどの都市には大聖堂と呼ばれるカテドラルがある。

そこには時の王だったり、歴史上の偉人だったり、歴代の大司教だったりが葬られていたりする。

ここバルセロナのカテドラルに行ってみた。






カテドラルの魅力は、内部構造やステンドグラス、シャンデリア、そして聖なる像だ。

ここも  



素晴らしいゴシックの構造体を持っている。



聖なる像も

  

      

素晴らしい。

特にマリア信仰の盛んなスペインではマリア像の美しさが目を引く。

逆にゴルゴダのキリストは彫像では表せない悲惨な状況を絵画は実にえげつなく描く。あまり好きではない。



このカテドラルはステンドグラスが素晴らしかった。

      

    

ヨーロッパの強い光に映し出される彩色ガラスは見事だった。



見事と言えば、教会と言う権力を見せつける宝物があった

  

何と呼べばよいのか、何のために作られたのか、、、

富と権力を見せつける豪華な一品だった。。。。。





余談

この日、サン・ジュセップ市場に出かけた。

肉、魚、果物とカウンターでの地物が食べられるので大混雑。

海外で良く、置き引きや盗難、スリなどの話は聞くが当事者になったことはなかった。

相方はビビリなので、そのあたりの注意はうるさいくらいに受ける。


そんな市場内でフルーツカップを買おうかと物色中、尻ポケットから財布が滑るのを感じ「あっ!」と大声をあげて振り向いた瞬間、そいつは財布を落としてそ知らぬふりで遠ざかる。

下に目をやり、財布を拾って見回した時にはヤツの姿は混雑に消えていた。

つばの平らな野球帽をかぶり、バルサのマフラーをした若いガキだった。

市場内でバルサのマフラーをしていたやつはそいつただ一人、今でもそいつの顔はわかる気がする。

獲った財布をもって混雑した市場内を逃げるのは無理だと知っているのだろう、気づかれたら落としてそ知らぬふりをする。慣れたものだ。

てことで、以降財布はザックの中、金は前のポケットに入れた。

皆さんもくれぐれもご注意を。。。。。

2016スペイン・ポルトガルの旅・・・サン・ジョルディの日

2016-05-11 16:35:59 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
この日、4月23日はスペイン カタルーニャ地方では聖ゲオルギオス(サン・ジョルディ)聖名祝日と言う日だった。



4/22 0:30日本を発って凡そ26、7時間後バルセロナ到着、時差が7時間あるから20、1時間後、現地時間で4/22 午後8時過ぎに到着した。

やっとの思いでホテルにチェックインし、シャワーを浴びてさっぱりしたらアタシはもう気力なし。




明けて4/23、朝からチョー快晴。

日差しは強いが気温は20度前後で日本とほぼ同じ、しかし湿度が低いこの地では日陰に入ると寒い、しかしながら、旅先での解放感と南ヨーロッパは暑いというイメージで半袖で出かける。

折から街は昨夜とは一変していた。グラシア通りには仮設店舗は一杯、すべての店舗で赤いバラや本を売っている。

何の祭りべや?と思い若い兄さんに尋ねると、

「カタル-ニャ地方のサン・ジョルディと言う日で男が女に赤いバラを送り、女が男に本を送るという習慣の日だから、お前もどうか?」と逆に聞かれた。

相方に「バラが欲しいか?」と一応聞いてみると「いらない」とつれない返事。

想像を絶する人ごみの中、下町に向かって人ごみを縫うように歩く。

カテドラルの南側の旧市街の路地に入ると、さすがに大通りのような人の波は無くなったがいたるところの街角でバラや本が売られ、地元の女性のほとんどが赤いバラをもって歩いていた。



ある店で相方にアクセサリーを買ったついでに赤いバラもプレゼントした。



街歩きも疲れ



とあるカフェで一休み



  

カプチーノとチョレートとチュロスを注文、甘いチュロスを甘くないホットチョコレートに浸して食べる。

ふと窓の外を見ると



靴屋の店先でナニやら食べている若者集団と、アタシたちの目の前でアイスクリームを食べている女の子とそれを見守るお父さんがいた。



街角のこんな風景が当たり前の国、日本の感覚では眉を顰めるようなことでもこの国ではそうでもないのだろう。



石の文化圏であるスペインでは、数百年単位の建物が整然と残っている。

特に大きな戦火に見舞われることのなかったこの国では、いたるところの街角に

  

様々な形の石の造形物があって

  

そんなものを見て歩くだけでも楽しい