malのあっちこっちブログ

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気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

2016スペイン・ポルトガルの旅・・・グエル公園

2016-05-18 16:42:34 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
サグラダファミリアからグエル公園まで大体2~3kmとみて歩いて向かうことにした。

気温は20度を少し越した程度でも日差しは真夏の感じ、夏バテする前にサグラダファミリアの前にあったKFCに入った。



東南アジアではオリジナリティを出したスパイシーなチキンがあったりするけど、ここでは日本と同じメニューだった気がする、、、が、日本の方が旨かった。



ま、そんなこんなでグエル公園までの緩やかな上り坂を歩き始めた。

グエル公園に近づくと、例のパフォーマーが



昨日の人とは異なるが、衣装の造りは同じなのでたぶん仲間のパフォーマーだと思う。



時間が来たので予約入場券を見せて中に入る。

入場券なしでは入れない場所とは、あのモザイクタイルで作られたテラス席のある広場とその下のテラコッタでできた洞窟通路なのだ。

アタシはその下の通路が大好きで

  

そっちばっかり歩き回っていたのだが、相方も記憶の中ではこの通路の記憶がなく、なんだか感動していたっけ・・・

    




ここを除くと、アタシはデティールにしか興味がないので

      

こんな写真ばかり撮っていましたよ

例のトカゲ君も



健在で、この周囲だけは記念撮影の人たちがわんさかいましたね。



アタシはもっぱら



こっちが好きでこっちばっかり、、、

こうしてアタシのグエル公園は終了しました。



帰り道、昨日寄ったカフェにまた立ち寄りました

  

チョコレートアイスに生クリーム、そしてカプチーノ、疲れた体には糖分が必要っす。

2016スペイン・ポルトガルの旅・・・サグラダファミリアその2

2016-05-17 16:07:53 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
月曜のせいなのか、予約制の結果なのか礼拝所を除けばそれほどの人もなく、ある意味好きなだけ時間を取って行動可能範囲を移動することが可能だ。

前回来た時には、石の加工をしている人たちが沢山いて、正に建築現場と言う感じがしたけれども、今もクレーンが建ち工事中ではあるけれども当時と比べたら静かなものだと感じた。



地下の設計室では月曜と言うこともあって設計者が3Dプリンターを使って模型を作り、それが使えるかどうか考えているのだろう、、、



ELVを使って塔に上がると、沢山の頭頂部についている造形物がまじかに見ることができる。

        

この塔は以前あったが



この塔はなかった



サグラダファミリアの塔は内部が吹き抜け空間となっているので



人が歩けるのはその周囲だけ、その分すれ違うことも難しい。

吹き抜け空間の取れないところは

  

らせん階段の吹き抜けとなる。

楽しいけど、吸い込まれそうになる。



ガウディらしさと

  

  

ガウディ?らしさ

    




以前、ここでフィルムで300枚近くの写真を撮った。

今回はデジタルで100枚、行動範囲が狭くなったせいもあるし、人が多いこともある。

その分、内陣のように新しい場所も増えているのだが、その分ガウディらしさが消えてしまったとアタシは感じてしまった。

仕方のないことなのだろうが、寂しさは消えない。

2016スペイン・ポルトガルの旅・・・サグラダファミリアその1

2016-05-16 16:31:55 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
週末は混むだろうからと、4/27(月)の予約を日本で入れてこの日9時半にサグラダファミリアに行ってきた。



予約なしでも入場券は買えるのだが、その日の何時になるかは時間当たりの入場者数を定めているのでそれ次第と言うことになるし、場合によってはその日は入ることができないことになる。

今回はそういう情報だったので、出発前に予約をしていたのだが、それでも9時の入場は取ることができなかった。

このシステムはわかりやすく、案内に従ってゆけば入場時間、入場場所、エレベーター(ELV)の時間まで決めて出発できる。

そうして現地に行けば、その時間には入場でき、ELVにも乗れるということになる。



アタシが行った30数年前にはモチロンこんなシステムはなかったしELVも無かった。

アタシは生誕の門から入り歩いて上まで行き、受難の門側の塔へブリッジを渡って行くことができたが、現在はそんなことはできない。



今回も生誕の門から入る入場券を予約した。

    

  

入場もELVも生誕の門からと受難の門からとに予約段階で別れる。

入ってしまえばどちらも行けるし見ることもできるのだが、入場場所と使うELVは制限されることになる。



ご存知のようにこの建物は1882年に着工され、アタシが最初に行った当時は竣工まで300年くらいかかるだろうと言われていた。

ところが先端ITの進歩で、設計図のないこの建物を3DプリンターやCNCと呼ばれるコンピューター制御の石材加工機で自由に作れるようになったおかげで、完成は2026年、着工から144年で完成できると予測できるまでになった。



アタシが最初に来た時にはまだ出来上がっていなかった礼拝所も

    

    

    

すでに完成し、2010年にはバジリカとしてベネディクト16世が祈りをささげている。


内部には

    

なんだか面白おかしい造形がたくさんあるのだが、、、

  

どうもアタシには馴染めない。



そもそも図面のないこの建物は、ガウディ以降、代々その時代の設計者が資料を参考としながら作り続けてきたのだが、

アタシは30数年前のサグラダファミリアの方が好みだ。

特に内陣は・・・・・ホントにガウディが起こした設計なのだろうかと思ってしまう。


サグラダファミリアと逆さになった姿、、、とかいう話がよく聞かれるが、実は構造的耐力と造形をワイヤーを使って実験したことから出てきている話だ。

平面的な規模と作りたい塔などの高さの外形線をワイヤーを使って表現し、それを逆さにしてその建物の重さに見合った重りをぶら下げ引っ張り応用力で表された形をもとに基本形を作り、

その基本形を削った分だけ出っ張った部分を付けるように細かな造形を施したのがガウディの建築なのだ。

建物の重量に見合った引っ張り応用で作られた形だから、実際に建てられてもその形で圧縮するので構造学的につり合いが取れているということらしい。


ガウディが生きていた時代に作られたといわれる生誕の門と、それ以降に作られた受難の門、そして最近完成した内陣の礼拝所、どうも初期のサグラダファミリアとは違うなぁ、、、と感じた。

2016スペイン・ポルトガルの旅・・・ガウディおじさんと写真

2016-05-14 15:53:32 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
昨今はバルセロナでガウディの建築物に入る場合、ほとんどが有料だし、尚且つ予約なしでは入れないことが多いらしい。

アタシが40年近く前にバルセロナに行った時には、自由に見ることができたし、有料であっても予約なんぞは全く必要としなかった。


そんな事前情報だったので、不承不承サグラダファミリアは4/25(月)の予約を日本から入れておいたが、グエル公園くらいは入れるだろうと、この日4/24(日)の午後から出かけてみたらナント18時以降じゃないと入れないという、

全く、驚き桃の木山椒の木だ。。。

仕方ないので、明日のサグラダファミリアの後、2時からを予約してフリーで入れる範囲を散歩した。

一周回って、メインのゲート前から

    

写真を撮る

どうやら修復中らしいのだが



歴史的建造物の養生も、まあスペイン的だねぇ・・・



坂を下ったところにあったガウディ資料館みたいなところで、ガウディおじさんと記念撮影をした。



モチロン、その昔アタシが来た頃にはガウディおじさんはいなかったから最近こっちへ引っ越ししてきたのかもしれない。



この道はグエル公園に向かう人たちが引きも切らず通行するので、こんなパフォーマンスをする人たちがいた

  

実はこの人の休憩中にも見かけたことがあるのだが、どうやら上着は堅いものでできているらしいのだが、それにしても杖一本で浮かんでいるようにしか見えないし、実際浮いてもいる。

このパフォーマンスの答えを知りたいのはアタシだけっすか?



地下鉄駅の手前のカフェで休憩することにした。

ベリーの甘いスウィーツと

 

カフェソロと呼ばれるエスプレッソと



冷たいカプチーノ






気温は日本とさほど変わらないこの地だが、晴れているときの直射日光の強さは答えますわい。

その代わり、日陰に入れば乾燥しているので一気に気温が低くなる。

夜になると活動を始める理由ってのがこの辺りにあるのかもしれないなぁ。。。。。

2016スペイン・ポルトガルの旅・・・カンプノースタジアム

2016-05-13 16:54:25 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
4/23夜 この日はリーガ エスパニョーラのバルサVSスポルティングの試合。



今回の旅の目的の一つ、サッカーの試合を見ること。

この日は7時半に起床、準備を整えてチケット売り出し時刻に合わせてカンプノーまで足を運ぶ。

チャンピオンズリーグとは異なり通常のリーグ戦では満員になることはほとんどないという事前情報通り、日本でいうところのカテゴリー1クラスの席を購入することができた。

一人€105、6月のキリンカップのカテゴリー1が9500円くらいだから4000円ほど高い、それがバルサだからかスペインでは普通なのか情報を持たない。

8万人以上が収納できるカンプノーでこの価格なのでスペインではサッカーは高級なスポーツのような気がする。




試合前からホームのバルサ応援団は気合が入る、カタルーニャの旗が翻る。

  

やがて、選手入場



イニエスタを先頭に



仲良し3人組、ネイマール、スアレス、メッシと続く

招待したハンディキャップの子供たちとの撮影



チーム撮影



その後、仲間たちとハグしながら試合の健闘を誓う

イニエスタを起点に、ネイマールが良く動く

    

以前テレビで見たアトレティコとの試合でもそうだったが、ネイマールに対するチャージはダントツに多い



スアレスはジっとチャンスをうかがう



最初の得点はネイマールのセンタリングにバルサが飛び込み中途半端に上がったボールをメッシがヘッドで決めた



試合中、メッシはほとんど動いていない省エネ選手なのだが得点に絡むときの動きは速い


右コーナーキックは



もちろんメッシ、そして左はネイマールが蹴る



二点目はイニエスタの蹴りこんだボールをスアレスが決めた



そして、三点目、四点目は

  

やや甘い判定でペナルティキックとなり



共にスアレスが決め

五点目も入れて、最後の六点目は



ネイマールが順番、スポルティングだって決して弱いチームじゃないけど、この日はアウェイのせいかバルサにいいようにあしらわれてしまった。


あの熱狂的ファンの多いスペインでさえ、後半の40分過ぎからは席を立つ観客も出てきたほどだった。


前半のロスタイムゼロ、45分の数秒前に笛が鳴ったし、後半だってロスタイムがなかったとは言えないもののゼロ。

淡々と試合は進み、淡々と終わる。

何だかあっけないほどだったが、カンプノーの美しさは格別だった。。。。。

2016スペイン・ポルトガルの旅・・・バルセロナ/カテドラル

2016-05-11 16:41:30 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
ヨーロッパのほとんどの都市には大聖堂と呼ばれるカテドラルがある。

そこには時の王だったり、歴史上の偉人だったり、歴代の大司教だったりが葬られていたりする。

ここバルセロナのカテドラルに行ってみた。






カテドラルの魅力は、内部構造やステンドグラス、シャンデリア、そして聖なる像だ。

ここも  



素晴らしいゴシックの構造体を持っている。



聖なる像も

  

      

素晴らしい。

特にマリア信仰の盛んなスペインではマリア像の美しさが目を引く。

逆にゴルゴダのキリストは彫像では表せない悲惨な状況を絵画は実にえげつなく描く。あまり好きではない。



このカテドラルはステンドグラスが素晴らしかった。

      

    

ヨーロッパの強い光に映し出される彩色ガラスは見事だった。



見事と言えば、教会と言う権力を見せつける宝物があった

  

何と呼べばよいのか、何のために作られたのか、、、

富と権力を見せつける豪華な一品だった。。。。。





余談

この日、サン・ジュセップ市場に出かけた。

肉、魚、果物とカウンターでの地物が食べられるので大混雑。

海外で良く、置き引きや盗難、スリなどの話は聞くが当事者になったことはなかった。

相方はビビリなので、そのあたりの注意はうるさいくらいに受ける。


そんな市場内でフルーツカップを買おうかと物色中、尻ポケットから財布が滑るのを感じ「あっ!」と大声をあげて振り向いた瞬間、そいつは財布を落としてそ知らぬふりで遠ざかる。

下に目をやり、財布を拾って見回した時にはヤツの姿は混雑に消えていた。

つばの平らな野球帽をかぶり、バルサのマフラーをした若いガキだった。

市場内でバルサのマフラーをしていたやつはそいつただ一人、今でもそいつの顔はわかる気がする。

獲った財布をもって混雑した市場内を逃げるのは無理だと知っているのだろう、気づかれたら落としてそ知らぬふりをする。慣れたものだ。

てことで、以降財布はザックの中、金は前のポケットに入れた。

皆さんもくれぐれもご注意を。。。。。

2016スペイン・ポルトガルの旅・・・サン・ジョルディの日

2016-05-11 16:35:59 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
この日、4月23日はスペイン カタルーニャ地方では聖ゲオルギオス(サン・ジョルディ)聖名祝日と言う日だった。



4/22 0:30日本を発って凡そ26、7時間後バルセロナ到着、時差が7時間あるから20、1時間後、現地時間で4/22 午後8時過ぎに到着した。

やっとの思いでホテルにチェックインし、シャワーを浴びてさっぱりしたらアタシはもう気力なし。




明けて4/23、朝からチョー快晴。

日差しは強いが気温は20度前後で日本とほぼ同じ、しかし湿度が低いこの地では日陰に入ると寒い、しかしながら、旅先での解放感と南ヨーロッパは暑いというイメージで半袖で出かける。

折から街は昨夜とは一変していた。グラシア通りには仮設店舗は一杯、すべての店舗で赤いバラや本を売っている。

何の祭りべや?と思い若い兄さんに尋ねると、

「カタル-ニャ地方のサン・ジョルディと言う日で男が女に赤いバラを送り、女が男に本を送るという習慣の日だから、お前もどうか?」と逆に聞かれた。

相方に「バラが欲しいか?」と一応聞いてみると「いらない」とつれない返事。

想像を絶する人ごみの中、下町に向かって人ごみを縫うように歩く。

カテドラルの南側の旧市街の路地に入ると、さすがに大通りのような人の波は無くなったがいたるところの街角でバラや本が売られ、地元の女性のほとんどが赤いバラをもって歩いていた。



ある店で相方にアクセサリーを買ったついでに赤いバラもプレゼントした。



街歩きも疲れ



とあるカフェで一休み



  

カプチーノとチョレートとチュロスを注文、甘いチュロスを甘くないホットチョコレートに浸して食べる。

ふと窓の外を見ると



靴屋の店先でナニやら食べている若者集団と、アタシたちの目の前でアイスクリームを食べている女の子とそれを見守るお父さんがいた。



街角のこんな風景が当たり前の国、日本の感覚では眉を顰めるようなことでもこの国ではそうでもないのだろう。



石の文化圏であるスペインでは、数百年単位の建物が整然と残っている。

特に大きな戦火に見舞われることのなかったこの国では、いたるところの街角に

  

様々な形の石の造形物があって

  

そんなものを見て歩くだけでも楽しい

旅から戻って・・・疲れたぁ

2016-05-10 19:18:23 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
昨夜5/9のの23:10過ぎ羽田に到着、出発したのは5/8 17:55発。

つまり5/8が6:05分、5/9は23:10分、時差が7時間だから22時間15分の旅だったことになる。



最終地のマドリッドでは4日間とも曇り、晴れ時々雨なんて天気だったけど、帰ってきたら日本も雨、それも昨日の午後から降り出したとか、、、

どうやら雨に好かれたらしい。

荷物が出てこなくて、手荷物が通関したころには既に電車はなく24時15分発のバスも満席、25時発のバスの切符を手に入れ池袋に着いたのは1時近く、タクシーに乗り換え、家に着き簡単に荷ほどきし風呂に入ってビールを飲み終えたのが午前3時半、既に牛乳配達の音がし始めていた。




今日は12時半のメールの音で目が覚めた。

すっきりしない天気だが、溜まった洗濯を3回、すべて茶色に変色したプランターへの水遣りをたっぷり行ってしばらく様子を見ることに、、、

コーヒーを淹れるが特別食欲もないまま、荷物の整理をする。



溜まったメールを整理していたら4時を過ぎてしまった。

餓死してはいけないのでとりあえずスーパーに買い出しに行く。

食欲はないし、歯の調子も悪いので、必要な果物と牛乳、食べたかった蕎麦と相方の弁当のおかずと必需品のキャベツときゅうりとトマトを買った。

ついでに、ネギトロ巻き二本とかんぴょう巻き一本を買って今日の栄養とすることにした。



珍しく今日はテレビを一度も点けていない。

旅で感じた急務は、、、腹をひっこめることだ。

体重はさほど変わってはいないが、腹のでっぱりは妊婦に引けを取らない。

食べてテレビを見るという老人生活とは「サヨナラ」して、とにかく「何かをする」生活を始めよう。



明日からは日常を始めよう。

まずは洗車と相方の弁当、そして掃除、そしてブログと整理と団地の再生の仕事、あ、歯医者も行かなくちゃならないし、図書館へ本も返さなくちゃ・・・

郵便局で記帳してと、、、結構忙しそうだ。

週末に向かって天気も好転するようだし、忘れてた、、プランターの始末とベランダの掃除もあったっけ。。。