◇雨に洗われた新緑は
いわゆる温泉街から遠く離れた、温泉と自然を楽しむためのひっそり旅行。
NETでさんざん探しまくり、比較し合った挙句決めたのがこの温泉宿。
結論を先に言えば大正解。
一週間前からこの旅行中は雨だぞとNHKの気象予報士も言っていたし、NET
の「天気」でも雨だった。もしかしてと民放の予報士が好意的な観測をしてくれて
いるのではと念のためチャンネルを回して見たが同じだった。
行きは新幹線ではあっという間に着いてしまうので、東武線・野岩鉄道でゆっく
りビールを飲んで、本を読みながら好きな時に眠ればいい。温泉なんだから好き
な時に温泉に入って、またビールでも飲んで昼寝をしていれば、身も心もリフレッ
シュするわい。雨でもちっとも構うことはない、と覚悟を決めて出かけた。
で、やはり2日間は雨だった(3日目は晴れた)。宿の人が気の毒がって、「昼
食は有名なソバ屋ででも」と車で連れていってくれて、ついでにあちこち回って案
内してくれたので、雨に降り込められた感じはしなかった。
雨に打たれた緑はしっとりと美しい。先週の青木ケ原樹海より少し緑が濃くなっ
て見えるのは気のせい?それとも標高のせいか(ここいらは標高400m、青木ケ
原樹海は1000m)。
宿の部屋から描いた絵をご覧ください。新緑の山です。
コットマン0号
◇ 癒し系隠れ家
この宿は部屋数が6つしかない。平屋建て。ところが3部屋にはそれぞれ露
天風呂がついている。標準は10畳に広縁がついて、踏み込み室には洗面所
があって、広縁には本格的なマッサージ機が標準装備されていて、コインなど入れ
なくとも好きな時にマッサージできる。これも昨年4月にリニューアルした際に導入した
サービスらしいが何とも心憎い。
6室の部屋はそれぞれ特質があってみんなタイプが違う。だから好みの部屋
でも満室の場合が多いらしい。
いまひとつ嬉しいのは、17時までにチェックインした人は大浴場が(と言ってもそ
んなに大きいわけではないが)貸し切り、つまり家族風呂として使える(40分く
らい)こと。
またビール好きにとって何とも嬉しいのは生ビールが滞在中半額(インターネット予
約特典)。
さらに嬉しいのは食事は「プチstyleチョイスプラン」が選択できること(これもNET
特典)。
普段旅館の料理は量が多すぎて辟易することがあるが、ここでは吟味された
素材が、変に気取った創作料理ではなく、しかもちょっと工夫がされていて、我
々には丁度良い量で出て来たので、実に満足する食事が出来た。
加えて感心したのは、夕食の料理のうち、2種類7品目の料理の内から4品目
を選べることだ。こうした選択があると何か「特注」をした錯覚になって嬉しい。
地産地消の野菜類だけでなく、魚介類は産地直送で石川県辺りからも取り寄
せているとのこと。新鮮さは食べてみると分かる。
そんなこんなで、久しぶりに満足できる食事に出会い、客数も限られているの
で騒々しさもなく、ゆっくりした温泉旅行が出来た次第。
ということで、食事中心に御紹介しよう。
<夕食メニュー>
[初日] ・前菜(能登のもずく・つぶ貝・ワラビのお浸し・ラディッシュ・なめこなど)
・お造り(関さば・シマアジ・タイ・まぐろ・いしもち・カワハギ・あまえび・あか
いか・・・カワハギの肝は頬っぺたが落ちそうだった。)
板長気まぐれの一品(サニーレタス・京菜・グリーンアスパラ・うに)
岩魚の塩焼き(骨まで食べた)
治部煮(ふじや仕立て・・・板長は加賀料理を修業した)
三元豚のしゃぶしゃぶ
栃木和牛の溶岩焼き
岩魚の骨酒を頼んだ(2合入り)
コシヒカリと雑穀米の炊き込みご飯(この場で25分掛けて炊く)
山椒の佃煮(逸品)・湯葉の赤だし・青菜とホタルイカ・デザートは抹茶アイス
<翌朝の献立>
・サラダ(サニーレタス・京菜・プチトマト・ニンジン・ラディッシュ)
・りんごとホーレンソウのジュース ・湯葉豆腐 ・ワラビの煮浸し ・小鰊の焼き物
・だし卵焼き ・納豆 ・糠漬け ・杏仁豆腐 ・大根と蕗の炊き合わせ
(以上この項終わり・・・二日目は次回)
いわゆる温泉街から遠く離れた、温泉と自然を楽しむためのひっそり旅行。
NETでさんざん探しまくり、比較し合った挙句決めたのがこの温泉宿。
結論を先に言えば大正解。
一週間前からこの旅行中は雨だぞとNHKの気象予報士も言っていたし、NET
の「天気」でも雨だった。もしかしてと民放の予報士が好意的な観測をしてくれて
いるのではと念のためチャンネルを回して見たが同じだった。
行きは新幹線ではあっという間に着いてしまうので、東武線・野岩鉄道でゆっく
りビールを飲んで、本を読みながら好きな時に眠ればいい。温泉なんだから好き
な時に温泉に入って、またビールでも飲んで昼寝をしていれば、身も心もリフレッ
シュするわい。雨でもちっとも構うことはない、と覚悟を決めて出かけた。
で、やはり2日間は雨だった(3日目は晴れた)。宿の人が気の毒がって、「昼
食は有名なソバ屋ででも」と車で連れていってくれて、ついでにあちこち回って案
内してくれたので、雨に降り込められた感じはしなかった。
雨に打たれた緑はしっとりと美しい。先週の青木ケ原樹海より少し緑が濃くなっ
て見えるのは気のせい?それとも標高のせいか(ここいらは標高400m、青木ケ
原樹海は1000m)。
宿の部屋から描いた絵をご覧ください。新緑の山です。
コットマン0号
◇ 癒し系隠れ家
この宿は部屋数が6つしかない。平屋建て。ところが3部屋にはそれぞれ露
天風呂がついている。標準は10畳に広縁がついて、踏み込み室には洗面所
があって、広縁には本格的なマッサージ機が標準装備されていて、コインなど入れ
なくとも好きな時にマッサージできる。これも昨年4月にリニューアルした際に導入した
サービスらしいが何とも心憎い。
6室の部屋はそれぞれ特質があってみんなタイプが違う。だから好みの部屋
でも満室の場合が多いらしい。
いまひとつ嬉しいのは、17時までにチェックインした人は大浴場が(と言ってもそ
んなに大きいわけではないが)貸し切り、つまり家族風呂として使える(40分く
らい)こと。
またビール好きにとって何とも嬉しいのは生ビールが滞在中半額(インターネット予
約特典)。
さらに嬉しいのは食事は「プチstyleチョイスプラン」が選択できること(これもNET
特典)。
普段旅館の料理は量が多すぎて辟易することがあるが、ここでは吟味された
素材が、変に気取った創作料理ではなく、しかもちょっと工夫がされていて、我
々には丁度良い量で出て来たので、実に満足する食事が出来た。
加えて感心したのは、夕食の料理のうち、2種類7品目の料理の内から4品目
を選べることだ。こうした選択があると何か「特注」をした錯覚になって嬉しい。
地産地消の野菜類だけでなく、魚介類は産地直送で石川県辺りからも取り寄
せているとのこと。新鮮さは食べてみると分かる。
そんなこんなで、久しぶりに満足できる食事に出会い、客数も限られているの
で騒々しさもなく、ゆっくりした温泉旅行が出来た次第。
ということで、食事中心に御紹介しよう。
<夕食メニュー>
[初日] ・前菜(能登のもずく・つぶ貝・ワラビのお浸し・ラディッシュ・なめこなど)
・お造り(関さば・シマアジ・タイ・まぐろ・いしもち・カワハギ・あまえび・あか
いか・・・カワハギの肝は頬っぺたが落ちそうだった。)
板長気まぐれの一品(サニーレタス・京菜・グリーンアスパラ・うに)
岩魚の塩焼き(骨まで食べた)
治部煮(ふじや仕立て・・・板長は加賀料理を修業した)
三元豚のしゃぶしゃぶ
栃木和牛の溶岩焼き
岩魚の骨酒を頼んだ(2合入り)
コシヒカリと雑穀米の炊き込みご飯(この場で25分掛けて炊く)
山椒の佃煮(逸品)・湯葉の赤だし・青菜とホタルイカ・デザートは抹茶アイス
<翌朝の献立>
・サラダ(サニーレタス・京菜・プチトマト・ニンジン・ラディッシュ)
・りんごとホーレンソウのジュース ・湯葉豆腐 ・ワラビの煮浸し ・小鰊の焼き物
・だし卵焼き ・納豆 ・糠漬け ・杏仁豆腐 ・大根と蕗の炊き合わせ
(以上この項終わり・・・二日目は次回)
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