読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

早春の伊香保と榛名湖へ

2019年03月15日 | 国内旅行

春は名のみの…風の寒さ
 3年ぶりに伊香保温泉へ。首都圏から割と簡単に行けて良質の源泉かけ流しの湯を楽し
 める温泉です。
 今回は早春の榛名湖の様子を見ようと張り切って出かけたのはいいが…。上野駅で「人
身事故があって高崎線は運転取り止め」との放送が流れて大慌て。グリーン車でのんびり
食事や読書を楽しんでいこうと思っていたのに。急遽1本だけ40分遅れで運転するという
特急「草津1号」に飛び乗って何とか渋川にたどり着きました。(特急だけ運転できると
いう仕掛けはどうなっているのか。不思議である)

 宿泊した宿「森秋旅館」は野口雨情が定宿にしていたという由緒ある旅館で、今や9軒
だけという、源泉から引いた「黄金の湯」をかけ流しできるという老舗。
 草津のような白濁の湯ともまた違った泉質を堪能しました。

   
  昔は「森田館」と言った「森秋旅館」
  
  
  谷川岳など信越の雪山々や遠く南アルプスの山並みなどがくっきりと見えました。

  

  
  
  石段のわきにはこんな横丁も
     
  前回は行けなかった源泉、河鹿橋まで足を伸ばしました。
  
榛名山・榛名湖>   
  翌日は榛名湖へ。流石に標高1091mの地、春は名のみの冷たい風が吹いていました。
  冬は氷結した湖面に穴を掘ってワカサギ釣りをするのが売り物の榛名湖。最近は地球
 温暖化のせいかワカサギ釣りができるほど氷が厚くならないとか。

      お店は数軒空いていましたが、お客さんはおらず、女性の3人連れがバスを待ってい
  ただけ。
   わずか25分の距離を920円というバス代がやけに高く感じました。(群馬バス)

  

  
  標高1381mの榛名山(別名榛名富士)。奥にある白い部分は氷った湖面です。

  

  
  なかなかしゃれた街路灯です。
  榛名湖は典型的な火口湖です。昔は日光戦場ヶ原のように湿原だったと
 思われますが、今はすっかり干上がってこのように蘆の平原です。

  
  

  
  道端にはフクジュソウが。

                 (以上この項終わり)
  

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