読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

眠れる森の「モネの睡蓮の池」発見

2018年07月21日 | 国内旅行

 ◇ 新しい発見「モネの睡蓮の池」
  米国から来た孫たちが帰って、お相手した我々祖父母の「お疲れ休み」と、草津温泉
 に出かけた。折しも各地は記録的な猛暑。草津は海抜1200mのために日中も27・8度
 と下界のいつもの夏の暑さ程度でまだしのぎ易かった。
  宿泊のホテルは2回目であるが、温泉街からはちょっと離れた山裾にあり、森林浴が
 できる散策路(1時間)があってその終点に何と「モネの睡蓮の池」があった。

  前回来たときは秋で、天皇陛下御静養明けでお帰りの準備にかち合ってしまったが、
 森林浴コースはこのホテルご滞在時は天皇陛下ご夫婦もよく歩かれるということで試
 しに歩いてみたものの、この「睡蓮の池」は迂闊にも見落としていた(というより時
 間的余裕がなかった)。
  今回はいい場所があったら是非絵を描いてみたいとスケッチブックを用意していった
 のでこの場所も何点か描いた。
  ホテル構内の施設の一角ではあるがあまり手が入れられていなくて、ベンチも何もな
 い。ただモネの描いた池の橋そっくりの緑色の橋があって、池の睡蓮とうまくマッチし
 ていた。ただ残念ながら柳の木は植えられていなかった。

  モネの睡蓮は有名で、岐阜県関市の根道神社や高知県北川村などモネの睡蓮の池を彷
 彿とさせるという地はいくつかあるようではあるが、ここも隠れたひとつかもしれない。
(残念ながらホテル構内)
  パリのオランジェリー美術館では晩年の大壁画「睡蓮」に圧倒されたが、睡蓮の池の
 一瞬・一瞬をとらえ続けたモネに倣い、せめて真夏の緑の
色濃い今はもちろん、晩秋の
 頃などにも訪れてみたい一角であった。

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   モネ 睡蓮     モネの睡蓮の池・太鼓橋

                        (以上この項終わり)

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