不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

不動産業者の倫理

2011-07-07 17:28:47 | 日記
 昨日、あるA不動産屋さんが、小生所有の売地について、値交渉に来社されました。

 小生、自分では適正価格として評価、売出価格を設定した物件です。

 南向きの整形地です。

 そのAさんいわく、南といっても少し西向きですね・・・・・

 このあたりは、環境もさほど良くないですからね・・・・

 その他にも、物件の批判ばかりです。

 挙句の果てに、坪3万円以上と思えるような値引きでした。 

 値交渉は、当然ですけど、交渉の態度に誠意がみられません。

 不動産屋さんは、売手と買手の双方に、真実を述べ交渉するのが、業者としての倫理ではないのかなあ・・・ 





緊急地震速報

2011-07-06 17:16:38 | 日記
 東日本大震災の発生後、各所で大きな地震が発生しています。

 地震大国の日本では、身近なところでも、地震が発生する可能性があると思います。

 災害への対応は、正確な情報を、いち早く入手することが重要です。

 情報発信の一つに、気象庁が出している緊急地震速報があります。

 地震は、P波と呼ばれる小さな揺れのあと、S波と呼ばれる大きな揺れが来ます。

 緊急地震速報は、このP波をとらえ、地震の規模や震源地を予測し、大きな揺れのS波が来る数秒から数十秒前に発表するもの 
 です。

 気象庁は、震度5弱以上と予測された時発表します。

 ただ、震源の近くでは、情報が間に合わないこともありますし、予測震度で、プラスマイナス1程度の誤差があるといった技術

 的な限界もあります。

 この緊急地震速報は、気象庁と連携して携帯電話各社からも発信しています。

 災害は、忘れたころに起こるのではなく、いつでも起こりますので、注意が必要です。



古民家

2011-07-05 17:50:42 | 日記
 今日、知合いの方から、古民家を探して欲しいと依頼を受けました。

 その古民家1階で、商売を、2階を住居として使いたいとのことでした。

 探している地域はと、お聞きすると、中心市街地で、ということでした。

 そもそも、古民家とは、古民家の確固たる定義はありませんが、農家、町家、武家屋敷の別を問わず、一般的に、築後100年

 を経過した古い建物を指します。

 ただし、築年数は浅くとも、部材・構造等に古民家に匹敵する要素がある建物は便宜的に古民家として扱います。

 知合いに、古民家の説明をして、中心市街地はあまり見かけませんよと、言いました。

 すると、知合いの方、いわく、中古住宅を探しているとのことでした。

 古民家の意味あいが、違っていました。

 要するに、古い住宅を探しているということでした。

 

地鎮祭への招待

2011-07-04 17:04:36 | 日記
 このたび、地鎮祭へ招かれました。

 地鎮祭は、建築工事を行うに際して、着工前に土地の神さまに、土地使用の許可と工事の無事完成を祈願する神事です。

 小生と隣地の土地で、事業用定期借地権契約により、事業用の建物を新築されるため地主を招いて行われます。

 ところで、招かれた場合、手ぶらで出席しても良いのか、迷うところです。

 招かれたら、清酒(一升)に奉献(酒)と表書きした「のし紙」を貼った奉献酒と呼ばれるものを持っていくと良いそうです

 二本で一組にすることが多いようです。

 ちなみに、「奉献・ほうけん」とは、社寺、貴人などに、物をたてまつること、貢ぎ物をする意味です。

 奉献酒のお供え物は、祭壇に向かって右側に施主側の酒をお供えして、左側に来賓の方や、設計者、施工業者からの奉献酒をお

 供えするそうです。

 地鎮祭の後、施主のお酒を神職へお渡しして、来賓、施工業者からの物は施主側が頂くそうです。

  



買付証明書の取り消し

2011-07-01 16:57:23 | 日記
 以前、小生が扱う、仲介物件に業者さんから、買付証明書が出され、商談中ということで、他のお客様への紹介を止めました。

 しかし、数日後、買付証明書はを取り消すと言ってこられました。

 こういった買付証明書の取り消しは、極力無しにしてほしいものです。 

 買付証明書とは、

 不動産を仲介する場合、売買の条件等について、買主が自分の希望する条件等を、売主側へ示して交渉することがあります。

 その交渉の際に、買主の意思を書面にしたものが、買付証明書といいます。  

 買付価格の希望額を入れる場合もあります。

 簡単に言えば、「この条件で売ってほしい」と申し込む書面だと思ってください。  

 ただし、法的拘束力はありません。  

 従って、買付証明書に記載された内容については、随時撤回できるということになります。

 しかし、買う気がないのに条件交渉だけすることは、好ましくありません。

 あくまでも自分の条件が通れば、購入するといった前提ですので、安易に買付証明書を出すことはやめましょう。