不動産業者への依頼

　物件の購入や売却を依頼するために、不動産屋を選ぶにはどうしたらいいんだろう。

　第一に不動産業の免許を持っていることは当然のことです。

　不動産屋の個々の能力、信用状態を知ろうと思ったら、その業者に仕事を頼んだことのある人に、その不動産屋の仕事ぶりを聞

　いてみることです。

　依頼する内容によっては、コンサルタントとしての相談ごとがあるようでしたら、不動産に関する法律、税金など、くわしく研

　究している業者が良いでしょう。

　不動産屋が決まったから、それでよしではありません。

　業者に上手な頼み方をすることです。依頼の条件をはっきりと言うことです。　

　その条件に対して、不動産屋から具体的な説明を受けることが重要です。

　時には、文書等で説明を受けることも必要です。

　このように依頼者と不動産屋の双方の意思確認があってこそ、確実で紛争の生じない取引が成り立つのです。

　あいまいな依頼は、絶対にやめましょう。

地デジ対応の助成金

　アパート、マンションのオーナーさん、ご存知ですか。　

　アパート、マンションなどの共同受信施設(アンテナ等)をデジタル化対応にする際、世帯当たりの経費が３万５千円を超える

　場合、国の助成を受けることができます。

　ただし、助成金の申請受付は、今年の12月28日までですので、次のところへお問い合わせしてください。

　総務省テレビ受信者支援センター助成金相談窓口

　電話　0570-093-724(平日9:00～18:00まで)

売れませんか

　今日、土地の売却を依頼されている、お客様が事務所へいらっしゃいました。

　お預かりしている土地が、なかなか売れません。

　現状は、買手市場で、価格交渉が厳しいといった状況です。

　売主さんにとっては、現状が分かっていても、なかなか価格交渉となると・・・・・。

　該当物件の聞き合わせは、結構あるんですが、最後は価格ということになってしまいます。　

　私たち不動産屋は、売値について助言はできても強制はできません。

　やはり最後は、売主さんに判断していただくことになります。

　後から、後悔してもつまらないことです。

　今後も当分、こんな状況が続くのではないかと思います。

　土地の売却などにより資産を整理される方は、こういった状況も踏まえながら早めに計画性をもってやっていくことが、必要に

　なってきます。

買い物に行けないお年寄り

　今日、昔馴染みの先輩と立ち話をしました。

　先輩いわく、夫婦二人で郊外に住んでいるので、買い物に行けなくなったらどうしょうかなあ・・・

　近くに、スーパーや買い物をする場所がないらしいです。

　今は、自家用車で買い物に行けるが、乗れなくなったら大変だろうなあ・・・・

　食べるものもなく老夫婦、のたれ死にかなあ・・・

　今、動けるうちに便利な中心市街地へ転居した方がいいかなあ・・・

　こういった将来の自分たちの生活を考えなくてはならない高齢者が増えていくと予想されます。

　しかし、便利な所へ転居といっても、新しく住居を購入することは、難しいと思われます。

　やはり、賃貸住宅になるでしょう。

　これからは、こういったニーズに対応する住宅事業が盛んになると思います。

土地の立会

　今日、事務所へお客様が相談にみえました。

　土地の立会をして欲しいと、隣地から依頼を受けた土地家屋調査士の人から連絡があったので、どうしたらいいですか。

　とのことでした。境界の杭は入ってないということです。

　そもそも、プロの調査士さんが、いきなり土地の境界に立会ってくださいはないと思います。

　なぜ、立会が必要なのか、理由をしっかり説明すべきではないかと思います。

　土地の杭を明確にするには、杭があればいいですが、杭がない場合は、やはり測量をして確定すべきです。

　土地家屋調査士さんは、接しているすべての土地の杭を確認して、仮杭の位置ぐらいは明示すべきです。
　
　また、隣地の所有者が、杭の位置が不安であれば隣地の面積の確保も必要です。

　お客様には、後日トラブルがないように、よくわからないのに安易に杭を確定することだけはやめてください。

　自分の納得がいくまで、良く説明を聞いてください。

　とお話ししました。

　もう少し、お客様に、境界の立会について、分かりやすく説明をしっかりと、やってもらいたいなあ・・・・