不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

土地の売却価格

2010-09-30 17:44:10 | 日記
 土地を売却する場合、不動産屋さんに依頼すると思いますが、どんなふうに価格設定をす るのかわかりますか。
 
 土地の売却希望価格は、公示地価や、これまでに取引の成立した土地の価格を参考に、仲 介を依頼した業者に相談して決めます。
 
 愛着のある土地ですから高い値段を付けたくなり ますが、実勢価格を無視しては、目的 を果たすことが難しくなります。

 その手順は、次のとおりです。

 まず、①売希望価格・・・売主様が売りたいと希望する価格
 次に、②査定価格・・・・業者が査定した価格で、売主様に提示し助言する価格

 この二つを基に、
 最終の③売出価格を決めます・・・「査定価格」を基に売主様と協議し決定した価格

 となります。

 土地を売るには買手を見つけなければなりません。早く時価に近い値段で売りたいとき  は、宅地建物取引業者(不動産業者)に土地売却の仲介を依頼して市場に情報を流すのが近 道です。

 

不動産の物件探し

2010-09-29 17:07:01 | 日記
 土地や建物を探す場合、不動産業者が、購入者の希望条件に合った物件を紹介しますの  で、その物件資料を見て、ある程度判断してみましょう。

 気に入ったら、不動産業者の案内で、現地で物件の説明を受けながら確認しましょう。

 しかし、業者の説明だけに頼るのではなく、自分ができる範囲で周辺の環境調査を行うこ とが大事です。

 周辺の環境では、どんなところをチェックすれば良いか

 住居として物件を探すなら、周辺の企業関係です。
 営業関係の人・車の出入り、騒音、粉じん等がないか。
 また、昼夜の営業、操業はどうなのか。

 物件の近くに、ショッピングセンター、道路、ごみ処理施設、火葬場などの建築計画がな いか。

 これらの調査を行い、自分自身で再確認し、納得したら決断しましょう。
 
 迷ってもきりが ありません。

「不動産購入は、自分のことです・・・自分自身が納得すること」で~す。

シェアハウス

2010-09-28 16:58:40 | 日記
「シェアハウス」ってご存知ですか。

 最近、都市部を中心に「シェアハウス」という形態の賃貸住宅が増えています。

 「シェアハウス」を簡単に表現すると、「共同交流生活の住宅」です。

 賃貸住宅の設備の特徴は、キッチン、食堂、居間、トイレ、浴室・シャワー室を共用する ことです。各居室には、これらの設備が付いていないということです。

 なんとなく、学生寮、社員寮等のイメージですね。

 入居者の主流は、20代、30代の若い女性だそうです。
 その理由は、「安心」「安全」そして、入居者同士の交流だそうです。

 都心に生活するためのニーズがあるのかなあ・・・・

 今後は、地方にも広まる可能性はあると思いますが、入居者の趣味等を共通にしたり、年 齢層を同世代にしたりして、個々の「シェアハウス」のコンセプトの明確化が必要になっ てくるのではないでしょうか。

 どちらにしても、設備等を共用(シェア)する生活の目的をしっかり持ってないと、地方で は難しいと思います。
 




連帯保証人

2010-09-27 16:23:02 | 日記
 マンションなどを借りる時、連帯保証人を立てる必要があります。

 この連帯保証人って、良く理解していますか?

 借主の家賃支払い義務といった債務を、保証人自ら負担することを約束したということで す。つまり、借主とまったく同じ立場となることです。

 例えば、借主の家賃不払いがあった場合、連帯保証人に直接請求されます。
 法律では、これを拒むことはできません。

 こういった保証の内容を良く理解してから、契約書等に署名、押印してください。



  

不動産の相談事

2010-09-24 17:00:33 | 日記
 今日、不動産の悩み事について、相談にのりました。

 その方は、相談ごとについて、市役所等へ問合せをしたそうですが、満足な回答が得られ なかったということでした。
 回答の内容は、専門家(弁護士さん等)へ相談してくださいということです。

 一般の方で、いきなり弁護士事務所等へ相談に行ける方は、まれです。

 今日の相談については、まず問題となっている事案を整理しました。本人がその問題につ いて、理解することが最優先です。漠然とした悩みでは解決しません。
 
 その次に、問題解決の事例について、説明しました。

 最後に、その解決に向けての提案をしました。

 その提案について、決断をするのは本人の意思であると付け加えました。

 少し、抽象的になりましたが、具体的に述べると個人情報になりますので、あしからず。
 なお、この相談については、もちろん無料です。

 こういったことは、日常的に多くあると思いますが、不動産業等の従事者は、不動産につ いては、プロであるので、そういった専門性も身につける必要があると感じました。

 しかし、最後はやはり専門家に依頼することがベストだと思います。