不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

公租・公課分担の起算日

2011-07-20 17:15:17 | 日記
 起算日とは、事象があった日を起点として、数え始める日付のことです。

 起算日とは、対象となる期間の最初の日付を指し、効力発生日(開始日)のことを言います。

 起算日とはそれぞれの契約によって 個々に定められるものです。

 たとえば、不動産の売買に係る公租公課(固定資産税)の分担を決めるための起算日というのがあります。

 不動産の売買契約書では、公租公課の分担の起算日は、1月1日か4月1日としています。

 今回、契約した公租公課の起算日は、平成23年1月1日でした。

 そしたら売主様から、計算がおかしいと言われてしまいました。

 たしかに、23年度の固定資産税の始期は、4月1日からですから、この分担の起算日は、平成23年4月1日から平成24年3月31日の

 日数割合にしないと、実際の分担金の計算に不合理がでます。

 なぜ、1月1日を使っているのか、良く分かりませんが、起算日は4月1日が妥当ですね・・・・。

 つまり、固定資産税支払いの年度内で、日割り計算をして、分担するのが妥当です。 

 いままで、あまり深く考えずに、契約書を作成していことが勉強不足でした。