土地の相場

　今日は、土地の相場について、お話をしましょう。

　最近は、経済もデフレ状態が続いて、あらゆる業種で低価格競争が激化しています。
このまま続くと正常な経済が成り立つのか心配です。

　土地の売買価格も、その影響を受けてか、不透明感があります。

　土地の相場としては、その土地の評価をするわけですが、土地の評価については、国税庁が出している相続税等の財産評価基準書による「路線価格」を基に算定する場合が多いんです。

　最終的には、周辺の「取引事例」や宅地造成費等についても調査をして、それによって路線価格を補正し、価格設定をします。
　また、近傍類似の「公示価格」も参考します。

　これらの方法は、一般的な基準として参考にすると良いでしょう。

「財産評価基準書」のホームページは、http://www.rosenka.nta.go.jp/　です。

　土地は、同じものは、ありませんので、価格競争は成り立たないと思っています。
　　　　　　　　　　　　　　　　

雨漏り

　台風４号が九州北部から日本海を通過しています。
全国的に集中豪雨に注意が必要です。

　今日は、雨漏りについて、お話します。

　新築住宅を購入された方で、購入時には気がつかない部分に雨漏りが発生した場合、住宅の売り主業者は、その部分に対して責任があるといった法律があります。
それは、「住宅の品質確保の促進に関する法律」というものです。

　「住宅の構造耐力上主要な部分」及び「雨水の侵入を防止する部分」に引き渡す時点にわからなかった欠陥があった場合は、責任をとるというものです。これは、１０年間の責任を保証するものです。

　ただし、あくまでも瑕疵担保責任となりますので、台風で壊れた場合は、保証の対象とはなりません。

　新築住宅を購入される方は、その法律の説明もありますので、良く理解して購入されるとよろしいかな・・・

経過報告

　今日は、土地の売却の依頼を受けた物件の状況について、依頼者(土地所有者)に経過報告に行きました。
　依頼を受けて、約３ケ月経ちますが、いまだ成約に至っていません。

　３ケ月間に何を行ったかを報告しました。
ＰＲとしては「レインズ」と「自社のホームページ」へ物件紹介の掲載、「現地へ看板設置」「近隣へチラシの配布」などです。
　これらの営業活動は一切無料で～す。成約に至って初めて手数料として経費をいただくわけです。

　しかし、不動産物件への個人消費の回復も当分望めそうもなく厳しい状況が続くものと予想されます。

　今は、バブルの頃のように、不動産がすぐに売却できませんので、もし、売却しようと思っている方は、市場へ早く出して、ＰＲすることが大事です。

今後の賃貸住宅

　今日、縁があって雇用促進住宅の管理人さんと話をした。そこの住宅は、２Ｋだったが中を見せてもらったが、一人住まいなら十分なスペースだった。家賃は、共益費込みで、月2万円弱です。
　しかし、今回の国の事業仕訳で、将来的には無くなるそうです。
　現在、民間の賃貸住宅の現状は、空室率が高くなってきています。こういったことが、住まいが無かったころの国の施策である雇用促進住宅の存在価値が無くなったとみているのだろうか・・・・　低所得者の救済はどうするんだろう・・・・
　そういった人たちが、はたして民間の賃貸住宅へ入居できるだろうか・・・・
今後、さらに高齢化が進み所得が少ない人たちの住まいのあり方を考えないと、100歳以上の不明者がふえるぞ・・・・　

不動産物件の情報交換システム

不動産業者の物件情報は、どうやって交換しているか知ってますか
業者間のネットワークシステムがあるんですよ

「レインズ」というシステムです。
不動産物件情報交換のためのコンピューター・ネットワーク・システムです。
「レインズ」は、Ｒｅａｌ　Ｅｓｔａｔｅ　Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ　Ｎｅｔｗｏｒｋ　Ｓｙｓｔｅｍの各頭文字をとったものです。

レインズは、宅地建物取引業法にもとづき、国土交通大臣の指定を受けた「指定流通機構」である全国で４つの公益法人によって運営されていますから安心です。

ここには全国の不動産業者が加入し、ネットワークで結ばれているのです。
ホストコンピューターから不動産情報を受け取ったり情報提供を行うシステムで、不動産業者の会員間での情報交換がリアルタイムで行われています。

サーバーに蓄積されている豊富な物件情報を持つことになり、この中から依頼者の希望に沿った物件がすばやく検索できます。

また、売却の依頼を受けた物件情報はレインズに登録され、ネットワークを通じて広く会員に公開されることにより、成約のスピード化が図れます。

これらのメリットがあります。
お知り合いの不動産屋さんに一度、聞いてみると、教えてくれますよ。