不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

金融政策

2010-08-31 16:49:04 | 日記
 いよいよ政府、日銀が追加政策や金融緩和策を打ち出してきました。

 日銀が行う「金融政策」は、望ましい経済状態を目指して、著しいデフレ発生の時には、「金融緩和」を実施、物価上昇でインフレのおそれがある時には、「金融引締め」を行い、「物価の安定」、「国際収支の均衡」「完全雇用の実現」を図ります。

 さて、今回の日銀の緩和策は、「公定歩合操作」を実施しました。

「公定歩合」とは、日銀が民間金融機関に対して貸出を行う際の基準金利のことです。
この「公定歩合」は「金融引締め」の時は引上げ、「金融緩和」の時は引下げます。


 今回は、この「公定歩合」を引下げ、金まわりを良くしようといったものです。

 一般的には、「金融緩和」局面は、不動産市場にとって、住宅ローン金利の低下などにより「追い風」になるといわれていますが、さあ・・どうでしょうかね

 また、政府は、年末で終了予定だった「住宅版エコポイント制度」を延長するとのことで、これも不動産市場にとって、プラスとなるかどうか、たのしみです。


 どちらにしても、不動産を購入される方は、自分のライフサイクルを良く見極めて、目先の施策にふりまわされないようにしてくだい。