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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

メガクラブが持つ本当の凄さ

2011-06-10 22:02:19 | 日記
 僕は前回、前々回のブログで、

 「インテル」
 「レアル・マドリード」

 という欧州を代表するふたつのクラブを挙げましたが、選手はどうして皆

 「メガクラブ」

 に移籍したいのでしょうか?

 僕はメガクラブというものは報酬もそうですけれど

 「カンピオーネ(名手)をフオリクラッセ(その時代を象徴する選手)に育て上げる
  土壌を持つ」

 と考えています。

 例えばユナイテッドがそうですね。

 多分ルーニーはエバートンに在籍していても、巧い選手であったはずですし、代表にも
常に召集されていたと思います。

 でもエバートンにいても

 「超名手」

 に大成できなかったと思います。

 ユナイテッドというメガクラブに移籍したことで、

 1・更に自分を磨き上げねばならない環境に身を置いたこと
 2・ギグス、スコールズ、ファーガソンから貴重な提言を受けられる環境
 3・リーグ戦以外でも常に強豪と戦える環境

 そしてこれが一番大事だと思いますが、ファンが自分に敬意を払うのと同時に、自分が

 「天狗」

 担った時、戒めの言葉をかけてくれる

 こうした環境がルーニーをただの巧い選手から、時代を象徴する名手へと育て上げたのだと
思います。

 これはユナイテッドに限らず100年近い歴史を持ち、どの時代でも常に国内外で好成績
を生み出してきたクラブには、既に備わっていると思います。

 言い換えれば

 「伝統」

 になりますが、ローマ同様伝統は「1日」では作れませんね。
   
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