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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

彩りが増えた2010年のJリーグ

2010-03-22 15:50:57 | 日記
 3節を終えた2010年のJ1ですが、わずかではありますが国際色が豊かになり僕としては面白い限りです。以前お伝えしたように、サッカーは地域問わず様々な国の様々なスタイルがありますから、多種多様なスタイルを日常のリーグで経験していれば、アジアカップやワールドカップ予選の際、違和感を感じる事が少なくなると思うんです。

 ミキッチ(サンフレッチェ広島 クロアチア出身)
 ストヤノフ(サンフレッチェ広島 ブルガリア出身)
 ケネディ(名古屋ゴランパスエイト オーストラリア出身)
 ヨンセン(清水エスパルス ノルウェー出身)
 ブルザノビッチ(名古屋グランパスエイト モンテネグロ出身)
 サノ(浦和レッドダイヤモンズ ブルキナファソ出身)

 思いつくままブラジルと韓国、北朝鮮出身者以外の選手を挙げてみましたが、やはり海外出身の選手が多いと、リーグに彩りが加わって面白みが増すと思います。
 
 また以外なのは中国出身の選手がいないことですね。1993年にガンバが中国代表のカ・シュウゼンを獲得しましたが、彼以来中国から選手が加わった話は耳にした事が無いので、韓国だけでなく中国にも眼を向ける価値は十二分にあると思います。

 何故かと言いますと、中国リーグは多くの八百長が露見されていて、トップにまで処分が及んでいる遭難です。今のJリーグに問題がないとは言えませんが、少なくとも代表に片寄らないファンの声援と、ソフトとハードの両面を含めて、日本の方が中国よりもやりがいがあるのではないかと思うんです。

 また欧州ではアフリカから選手を招いても、まるで人身売買のような策略をとるスカウト、そして代理人が後を断ちません。かつて欧州の植民地であったアフリカの皆さんからすれば、欧州は憧れの地であり言語と風習を考えた場合、まるで馴染みのない日本へ渡るよりも、欧州へ渡る方がリスクは少ないと考えるのは当然です。

 しかしドログバ-やエトーのようなビッグネームはともかく、現在欧州リーグで活躍するアフリカ出身の選手の成功例の方が「稀」ですよね。それくらい現在の欧州リーグは、リーグの大小問わず競争が苛烈です。

 ですから宗教や植民地支配のしがらみがない日本で、アフリカ出身の選手がプレイすることは、彼らにとっても有益な事だとは思うのですが。まずはサノがレッズで結果を残して、橋渡しの存在になって貰えると嬉しいですね。
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