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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が思う名将の条件

2012-07-24 17:15:23 | 日記
 サッカーの世界で名将を言えば

 1・新しい戦術を生み出した人物
   例 ハーバード・チャップマン アリゴ・サッキ

 2・優勝カップと数多く抱擁した人物
   例 ジョゼ・モウリーニョ ファビオ・カペロ

 が連想されますが、僕が思う名将の概念はそうではありません。

 上記の指揮官がサッカー史に名を残す人物であることに違いはありませんし、彼らの歩み
には敬意を抱くべきだと考えます。

 では僕の思う名将の姿勢は何かと言うと

 「選手の声に耳を傾けられるかどうか。」

 ただこの動作に尽きると思います。

 皆さんも業務上でどうしようもない時、例え正解がでなくとも近くに人がいるだけで
落ち着く時あると思います。

 結論が出なくとも、人が自分の困っている内容に耳を傾けてくれるだけで

 「有難い」

 と思うはずです。

 選手の声に耳を貸し、その意見をせせら笑う、なじらない、この態度でいつも過ごして
いるならば、僕は充分その人物は名将だと思います。

 勿論選手の自主性を尊重しすぎたあまり、クラブが内部崩壊に陥った場面に遭遇する指揮
官もいます。

 2007-08シーズンのバルセロナとフランク・ライカールトがそうですね。

 ですので時には選手に雷を落す行為も必要でしょうが、毎日のように怒っていれば

 「監督と話をしたいが、どうせ怒られるだけだ。」

 と選手が勝手に諦めてしまいかねません。

 でも選手という存在は話を真摯に聞いてくれる監督には、自然に敬意を払うと思います
し、僕は指導者ではありませんが乱暴な言葉遣いだけはしないように注意しています。
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