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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手には感情がある。だから難しい

2012-01-07 19:52:32 | 日記
 僕は昨年の後半から不用品をリサイクルに出して、現金に換えるように務めています。

 基本は買値よりも安い金額での買い取りですが、中には

 「これにこんな高値が付くのか!」

 と驚くこともありますし、逆に高値が付くと思った品が、実はそうでもないという形に
も遭遇します。

 部屋の空間を確保することも大事な目的なので、基本は提示された金額でサインします
が、最近は慣れてきたので、納得のいかない場合は持ち帰り、別の店で買い取りをお願い
するときもあります。

 実際それで大きく提示金額が変わったこともあります。

 サッカーも選手の売買は基本事項ですが、選手は「物」ではありません。

 「物」ではないということは、そこに感情と意志が存在しますね。

 ですからクラブはできるだけ高値で売ろうとしても、選手が「嫌だ」と言えば、その
時点で売買は不成立になります。

 選手も自分がプレイしたくない国、リーグに移籍するのは嫌ですし、家族を持つ身なら
ば尚更ですね。

 移籍するのが嫌なのではなく

 「自分で納得できる形で移籍したい。」

 という意志には選手にはあります。

 しかし選手の希望するクラブよりも、他のクラブの方が高い移籍金を差し出す用意がある
ならば、クラブはそちらを推すでしょうね。

 かつて中田浩二がマルセイユに在籍中、

 「イスラエルでプレイしろ!」

 とクラブが圧力がかかりました。

 彼はその打診を断り、結果バーセルと契約するまで、完全に干された形になりました。

 欧州ではクラブの財産、言い換えればお金を得るために、選手の未来を潰すくらいの覚悟
があるんですね。

 日本はまだそこまでシビアではありませんが、やがて

 「移籍してゆく選手を胴上げして送り出す。」

 という光景は、過去の遺物になるかもしれません。
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