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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本代表の監督選び

2010-02-17 14:49:45 | 日記
 フィリップ・トルシエ時代の話です。彼は日本代表監督だけでなく、五輪代表とユース代表の監督も兼任していました。彼が就任した1998年から2002年のワールドカップにおいて、A代表からユース代表まで人材の流れがスムーズだったのは、「3世代が全て同じ戦術戦ったこと」「指揮官が3世代の選手の特徴を把握していること。」この2つの要素をトルシエが握っていたからです。

 しかし2002年以降この流れは立ち消えとなってしまいました。
 もし日本が将来本気でワールドカップの優勝を考えているならば
 「トルシエのように五輪とユース代表を兼任し、同時に同じ戦術を植え付けられる監督とアシスタント・コーチの招聘」
 「JFAエリート育成プログラムで育った選手との融合」

 この上記2点を視野に入れて岡田監督退任後の指揮官選びを考える必要があると思います。

 今岡田監督が窮地に立っているという事は、彼を支えている大木コーチも存在も揺るいでいるという証拠です。ですから2014年ブラジル大会までの4年間を同じ監督に指揮を執って欲しいならば、アシスタントコーチの人選も今まで以上に注意する必要があります。解任ならば違約金も発生しますし、違約金を払うくらいなら最初からしっかりした人選を行う必要があります。

 トルシエ時代と同様に五輪とユースが、A代表と同じ指揮官の下で動いているなら、A代表への選手の召集に支障は少なくなりますし、選手の違和感も軽減されると思います。
 また「JFAのエリートプログラム」の育成結果はまだ明らかになっていませんが、この育成された選手達をいかに取り込むかという点で、僕は再び欧州から監督を招く事が必要だと感じています。

 単純に日本にはサッカーに限らず「エリート」の存在は見受けられませんが、欧州には「エリート」を育んできた土壌があります。ですから欧州から監督を招きアシスタントは日本人に任せるという、トルシエと山本という2002大会のような形が良いのではと、今僕は考えています。
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