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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

練習はするべきか、しないべきか

2021-02-28 21:21:31 | 日記
 僕が大学進学を果たした1996年、日本ではパンクロック誕生20周年ということで、音楽専門誌はこぞって特集を組んだものです。

 おかげでマイナーなパンクバンドやハードコア・パンクバンドの存在を知ることが出来て、僕としては今でも印象に残る年なんです。

 サッカー好きは五輪代表がブラジル五輪代表の勝利した、しかし8強には進めなかったアトランタ五輪を当然連想するのでしょうが。

 実はこの年、1978年1月をもって解散した、セックス・ピストルズが再結成しツアーで来日も果たします。

 再結成後の英国公園を収録したアルバム

 「勝手に来やがれ」

 を当時甲府駅ビルに店舗を構えていた新星堂レコードで買い求め、ポータブルプレイヤーに差し込んで帰省のための「あずさ号」に乗ったことを今でも覚えています。

 ちなみにジョニー・ロットンはアーセナルを贔屓にしていると聞いたことがありますが、ピストルズ時代はマスメディアに追いかけられて観戦どころではなかったのでしょうが。

 ちなみにこの再結成アルバムで聞くことができる旋律は、当時の若々しさや怖いもの知らずの音楽ではなく、再結成のために大人の男が集まった円熟の音でした。

 評論家は

 「物凄く練習したようだ」

 と語っていた記憶がありますが、当たり前だと思いますよ。

 18年の歳月を経て集まった4人が、いきなりリハーサルと練習もしないで「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」や「プリティ・ベイカント」を弾ける、歌えると思う方が間違っていますよね。

 バルセロナ時代のブラジル代表ロマーリオは、練習に不熱心で指揮官クライフと幾度も衝突します。

 でも、彼はゴールを奪えてしまうのです。

 彼のような先天的に能力を持つ選手は明らかに別格で、僕のような鈍感な人間は日々の積み重ねが最後は物と言うと信じています。

 ロマーリオの凄いところは引退後、政治家になったこともそうですが、宿敵であるフラメンゴとヴァスコ・ダ・ガマの両クラブに在籍しても、何も怯むことの無かった肝の太さにあると言えます。
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