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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

果たして適切な助言はあるのだろうか

2021-02-28 21:08:18 | 日記
 「おい、ちょっと待ってくれよ、俺はまだ不満を抱えているんだ」
 「金に換算できないお前の助言に、俺はいつも負い目を感じっぱなし」

 この言葉は他界したカート・コヴァーンが「ハート形の形をした小箱」でしたためた歌詞です。

 1990年代を生きてきた方は、カート・コヴァーンとコンバース、グランジロックの生きざまを間違いなく目撃しましたよね。

 特に「スメルス・ライク・ティーンスピリット」の中で彼が唱えた

 「やあ、やあ、やあ、どれくらいひどい

 と押韻する歌詞はその美しい旋律と共に、実質的なデビューアルバム「勝手にしろ」を代表する楽曲となりました。

 ユルゲン・クロップやホゼ・モウリーニョのように、リーグ優勝とチャンピオンズ・リーグ優勝監督でさえ、成績が伴わないのであればすぐに批判が巻き起きります。

 ただクロップのように、ファン・ダイクを軸に故障者が続出して骨格が維持できない場合と、モウリーニョのようにリバプールほど戦線離脱の選手が少ない場合では、批判のトーンは異なりますが。

 むしろクロップの場合には

 「デヤン・ロブレンを残すべきだった」
 「補強が急務なはずだ」

 と言う戦績以外の事柄が多いように思えます。

 そしてグアルディオラのように、一気に成績が急上昇すると当然それまでの批判が影を潜め

 「やはり彼は素晴らしい」
 「シティのリーグ優勝が現実的だな」

 と持ち上げられます。

 それは降格の危機を抜け出した、アーセナルとミケル・アルテタが一番感じている事柄でしょうが。

 冒頭の「金に換算できないお前の助言」は、最終的には後出しじゃんけんのようになる、マスメディアやオブザーバーの意見を、僕が指揮官ならばそう皮肉を言いたいと思うだろう。

 そう考えたので引用したのです。

 日本はまだJ1、J2いずれも開幕1試合終えただけですが、アントラーズのような名門が5季リーグ優勝から遠ざかっている現状を思えば、ザーゴ監督にかかる重圧は相当ではなかろうか。

 と考えています。
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