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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

買いすぎという名の皮肉

2012-01-29 01:02:14 | 日記
 僕が贔屓にしていた古着屋が閉店しました。

 そこは販売だけでなく買い取りも行っていた為、昨年は随分と衣料品を持ち込んで
査定をして頂きました。

 ここにも日本経済の現在が現れています。

 不況だから潰れた。という見方もあるでしょうし、客足が以前より遠のいた可能性も
あります。

 それ以上に販売より支出、つまり買い取り過多によって店の資本が余りに

 「流出」

 しすぎた、つまりキャッシュ・フローが芳しくなくなってしまったののだと、僕は
想像しています。

 サッカーも同様で、あまりに選手を買いすぎるとクラブの経営が成り立たなくなり
ます。

 ワールド・サッカーダイジェストの2011年10月6日号で、ブンデスリーガの
老舗「ハンブルク」の不振が伝えられていますが、彼らは

 「ベルント・ホフマン」
 
 前会長の時代、随分ビッグネームを買い求め、皮肉にもその事がクラブの財政事情を
圧迫し、選手達を売却せざるを得ない状況に追い込まれてしまいました。

 ハンブルクはかつてオランダとベルギーの主力

 「ファン・デル・ファールト」
 「ヴァンサン・コンパニ」

 が在籍していましたが、2011-12シーズン開幕前にはゼ・ロベルトにマタイセン、
ファン・ニステルローイなど多くの主力が去る形になりました。

 つまりクラブの選手の買いすぎが、逆に

 「競争力」

 を失う要因になってしまったのです。

 資金があることは有利ですが、使い道だけは考えないといけませんね。
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