ミリタリージャケットの「バズリクソンズ」
ジーパンの「シュガーケーン」
を展開するのが老舗「東洋エンタープライズ」です。
僕は今日、そのシュガーケーンのスタンダードデニム「2021」を購入したのですが、ここにはシュガーケーンの「見解」が感じられます。
まず当然ですがデニムの質が量産されている品とは大きく異なることは当然ですが、赤耳と隠しリベット、赤耳はウオッチ・ポケットの裏にもあるという、ヴィンテージの形を踏襲しています。
通常この形ですと、リーバイスでいうならば501XXという、渡り幅と裾幅がレギュラーよりも幾分太目なのですが、このジーパンは違うんですよ。
むしろ裾幅は細くできており、タイトストレートの形
リーバイスでいえば501「66」のように、労働着ではなく洒落た服装として使える
形です。
つまりシュガーケーンは、「ヴィンテージデニムはこうでなくては」という概念から、良い意味合いで逸脱した商品を提供、販売している形になりませんか。
そこには彼らが創業当時から培ってきた土台、米国衣料品への敬意と製造、販売があるわけです。
日本代表もそうですよね。
昔はファルカンやハンス・オフトなど、外国籍指揮官の言うことを聞くだけが基本内容でした。
しかし、近年は日本人指揮官ということもあるのでしょうが
選手が指揮官に提案し、指揮官も選手たちとよく会話をする
戦術や映像解析など、選手たちがより工夫して練習に取り込めるようにする
選手と指揮官がすり合わせる頻度が高い
という、良い意味合いで戦術と概念から飛び出しているのではないでしょうか。
これもプロ選手が日本と海外でもまれ、自主性とは何かを考え続けた末の結果といえそうですよ。
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