古橋享吾が移籍しても、セルティック・グラスゴーのブレンダン・ロジャース監督は終始、落ち着いていました。
彼は1トップを、前田大然に任せるという考えを以前から温めていた、その構想が古橋享吾のレンヌ移籍で叶えることができた、という塩梅なのでしょうか。
水戸ホーリーホックと松本山雅FCに在籍
出身高校は山梨学院
というように、日本でも地方の小規模クラブでプレイしていた選手が、横浜Fマリノスに移籍し、より注目を集める。
そして日本代表の常連選手となり、スコットランドに老舗に移籍するということは、陳腐な表現ならば「シンデレラ・ストーリー」と呼べるものなのでしょうね。
ただ、前田はじっくりと経験を積み、恐らく内心そう「出世」に関して焦ることがなかったのではないでしょうか。
坊主頭でその存在を知られる
しかし、お嬢さんから坊主頭が嫌いと告げられる
そのため、現在は坊主頭ではない
という点も、現地ではお嬢さんの要望をかなえる良き父親として受け入れられている、のかもしれません。
「急がば回れ」という言葉は、この日本代表の歩みを象徴している気がします。
一気にビッグクラブに行くこともすごい
高校から一気の欧州に移籍することも素晴らしい
しかし、案外前田のような実直さこそが、欧州で苦戦を強いられないだけの身体と精神をつかむ秘訣、かもしれませんね。
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