goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アルゼンチン代表、遂にコパ・アメリカで優勝をもぎ取る

2021-07-11 14:26:45 | 日記
 アルゼンチン国民は焦れていました。
 AFAも焦れていました。

 それ以上にレオ・メッシは焦れて、もしかしますと恐怖すら感じたかもしれません。

 1993年のコパ・アメリカ優勝以来、トロフィーと抱擁できずに彷徨っていたアルゼンチン代表ですが、遂にブラジルの地で、しかもマラカナンにおいて優勝した意味は、とても大きいですね。

 何せ1993年と言えば

 FW ガブリエル・バティストゥータ アベル・バルボ
 MF フェルナンド・レドンド

 という、伝説の名手たちが存在した年です。

 ただ、あのコロンビア代表には0-5でホームで敗れ、指揮官バシーレはマラドーナの再招集に踏み切る形での、1994年米国大会出場を得る苦しみも味わいました。

 メディナベージョにアコスタ、そしてネストル・ゴロシートなど、横浜マリノスが続々と現役のアルゼンチン代表を加えていた時代でもありましたね。

 それから28年の歳月が流れたわけですが、まさかAFAはこれだけの期間、代表が無冠であり続けるとは思いもしなかったでしょう。

 何せ名伯楽、ホセ・ぺケルマンの下で3度、当時のワールドユースを勝ちとり、優勝はさほど意味がないにせよ、2004年と2008年には五輪を連破、つまり育成が滞っておる印象が少なかったためです。

 そのぺケルマンを敬愛するパブロ・アイマール、ロマン・リケルメ、ファン・ソリンにアンドレアス・ダレサンドロ。

 中盤には多くの有望株が存在し、守備陣にもGKのアボダンシエリ、DFにはワルテル・サムエルにハビエル・サネッティなど多くの実力者がいましたから、なおさらです。

 アルゼンチンの事例を考慮すれば

 1・有望株が必ずしも勝利を呼び込まない
 2・指揮官の人事も必ずしも万全ではない
 3・だからこそ最善を尽くす

 という基本的な考えが根底にある、という形ではないでしょうか。

 今メッシは、本当に心から安堵しているでしょうね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« この時期サッカージャージを... | トップ | カタール・リーグを席巻する... »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日記」カテゴリの最新記事