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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

かつての日本とロシアとカタール

2010-12-10 01:25:02 | 日記
 今から17年前を振り返ってみましょう。

 当時生まれたてのJリーグには、現在からは考えられないくらいの有名外国人選手
がいて、欧州諸国からは

 「年金リーグ」
 
 と呼ばれていました。

 でも待って下さい。

 「年金リーグ」

 と呼ばれることは、当時の日本はそれだけ選手の好条件を提示できるだけの資本が
備わっていたという証拠です。ですので欧州諸国の批判の裏には、Jリーグに対する

 「やっかみ、嫉妬」

 が含まれていたと思います。

 選手はプロですから報酬を気にかけるのは当然ですし、

 「新しいプロサッカーリーグに歴史を残せる」

 という付加価値もありましたから、尚更外国人選手が来日するだけの理由があったん
ですね。

 カタール、そしてロシアの両国が今リーグのレベルを急激に上昇させているのも、やは
り彼らに資金力があるからです。

 資金があれば

 1・借金返済のために選手を無闇に売却する必要が無い
 2・高額のギャランティを提示できるため、有望株や質の高い選手を補強できる。
 3・スタジアム周辺のインフラ整備

 というように、様々な形でサッカーを強化できます。かつて日本がワールドカップに向
けてスタジアムを建設し、代表の強化を果たせたのじゃお金があったからでした。

 従ってロシアとカタールはこれからワールドカップに向け、相当の金額を費やすはずです
し、それに伴いリーグのレベルも向上するでしょう。

 今欧州で一時代を築いた選手は、その後アメリカに新天地を求めています。

 今季レッドブルにはアンリ、マルケスのふたりが加入し、LAギャラクシーにはベッカム、
過去にはマテウス、ジョルカエフ、ドナドーニという有名選手がアメリカの土を踏みました。

 しかしこれからは、ロシアとカタールがアメリカにとって変わるかもしれません。

 日本がかつての隆盛を再び味わうには、やはり資金という武器が必要になりますね。
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