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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

大物が根底から変えること

2025-02-18 20:21:30 | 日記

 ナイキがマイケル・ジョーダンと契約したことが、現在の潮流を生み出しました。

 

 大谷翔平とニューバランスの関係性は、まだそこまで到達していませんが、企業が契約選手と足並みをそろえ、成長してゆく過程が競技を問わず確認することができます。

 

 Jリーグに有力外国籍選手がこないことで不満を持つファンは、多々存在すると思います。

 

 彼らは、外国籍選手がクラブだけでなく

 

 リーグの雰囲気そのものすら変えてしまう可能性

 対戦相手も観客動員向上という、大きな収益が考えられる

 

 ことを身に染みて感じているからでしょうか。

 

 鹿島アントラーズがジーコと契約したのは、まだ住友金属というアマチュアの時代でしたから、ジーコの残した功績をしるファンは、限られていました。

 

 ですから鹿島アントラーズのジーコ獲得よりも、ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ移籍の衝撃が大きかったのは

 

 リーグの運営がすでにプロの時代である

 スポンサーである楽天が、FCバルセロナというクラブに敬意を持つ

 

 という点もあったおと思います。

 

 結果、契約は短期でしたが、アシックスがこの世界的名手と共同でスパイクを開発できたことも、大きかったように思います。

 

 アンドレス・イニエスタが手掛ける「キャプテン」のスパイク情報は、現状あまり知られていません。

 

 ナイキが「ジョーダン・ブランド」として独立、パートナーシップが友好関係であるように、アシックスもアンドレス・イニエスタのスパイクを独立させる、という考えがあった方が、両者によい関係をもたらした気もしますね。

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急がば回れが移籍では必要でしょうか

2025-02-18 11:42:53 | 日記

 古橋享吾が移籍しても、セルティック・グラスゴーのブレンダン・ロジャース監督は終始、落ち着いていました。

 

 彼は1トップを、前田大然に任せるという考えを以前から温めていた、その構想が古橋享吾のレンヌ移籍で叶えることができた、という塩梅なのでしょうか。

 

 水戸ホーリーホックと松本山雅FCに在籍

 出身高校は山梨学院

 

 というように、日本でも地方の小規模クラブでプレイしていた選手が、横浜Fマリノスに移籍し、より注目を集める。

 

 そして日本代表の常連選手となり、スコットランドに老舗に移籍するということは、陳腐な表現ならば「シンデレラ・ストーリー」と呼べるものなのでしょうね。

 

 ただ、前田はじっくりと経験を積み、恐らく内心そう「出世」に関して焦ることがなかったのではないでしょうか。

 

 坊主頭でその存在を知られる

 しかし、お嬢さんから坊主頭が嫌いと告げられる

 そのため、現在は坊主頭ではない

 

 という点も、現地ではお嬢さんの要望をかなえる良き父親として受け入れられている、のかもしれません。

 

 「急がば回れ」という言葉は、この日本代表の歩みを象徴している気がします。

 

 一気にビッグクラブに行くこともすごい

 高校から一気の欧州に移籍することも素晴らしい

 しかし、案外前田のような実直さこそが、欧州で苦戦を強いられないだけの身体と精神をつかむ秘訣、かもしれませんね。

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信濃毎日新聞、田中聡を特集する

2025-02-18 11:32:52 | 日記

 本日の信濃毎日新聞に、今季からサンフレッチェ広島に在籍する田中聡の記事が掲載されています。

 

 AC長野パルセイロアンダー15で育った、長野市生まれ

 湘南ベルマーレに在籍し、ベルギーのコルトレイクで1年間もまれる

 本戦で戦うことはなかったが、五輪代表として最終予選に招集され、代表の責務を感じる

 

 その彼が広島に移籍し、毎日学ぶことが多く飽きないとしています。

 

 この記事から日本でも

 

 ビッグクラブと小規模クラブ

 海外に行かなくても、日本国内有数のクラブに移籍することも、成長には不可欠

 

 という光景が見えてくると感じますよ。

 

 サンフレッチェ広島は過去に2部降格も経験していますが、地方クラブでありながら

 

 1・クロアチア生まれのミキッチ、ブラジル生まれのアンデルソン・ロペスなど、外国籍選手の目利きがある

 2・横浜Fマリノスからマルコス・ジュニオールを獲得し、出番を与えるなど戦力に関しても説得力がある

 3・佐々木翔、川辺駿に代表される代表経験者も在籍

 

 というように、リーグ優勝やヤマザキ・ルヴァンカップ優勝も含めて、多くの地方クラブが参考になる事例があります。

 

 ミハエル・スキッペ体制も盤石であり、ペトロビッチ体制のように長く下駄を預ける形になるのではないでしょうか。

 

 鹿島アントラーズもそうですが、日本では都心のクラブよりも、地方の方が頭角を現す事例が多い気がしますね。

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日本代表の躍進の陰に

2025-02-18 00:11:26 | 日記

 NBAにスパッド・ウエッブという選手がいました。

 

 彼はNBAの選手でありながら、背の高さが160センチ台だったんですが、1986年のオールスターゲーム、スラムダンク・コンテストで優勝する、素晴らしい跳躍力を備えていました。

 

 当時、ウエッブはポニーと契約していましたが、その後「ミズノ」と契約を交わしたために、日本でもその存在がバスケットボール好きを軸に、大きく知れ渡ることになります。

 

 他にも、マグジー・ボークスにネイト・ロビンソンなど、米国国内でも

 

 「背が小さいのにバスケットボールか」

 「プロになどなれるわけがないよ」

 

 と陰口をたたかれるも、NBAの舞台で戦ってきた選手がいるんですね。

 

 プロサッカーも過去のノルウエー代表やイングランド代表のように、マイボール保持よりも体力と体格で押し切るサッカーを好む代表が存在しました。

 

 日本代表に限らず、東アジア、東南アジアの各国代表は、そこまで身長がありませんから、クロスとロビングを対処するだけで疲れてしまいます。

 

 結局、最終ラインが破れてしまう、ということもありましたが、近年はこの肉体的武器を最優先するのではなく、マイボールやいかにオープンスペースを活用し、交代選手をどの時間帯で投入するか。

 

 に代表される、ち密な形に変化しています。

 

 日本代表が世界的に無視できなくなったのは、過去の体力勝負のサッカーが好まれなくなり、より技術と正確さが不可欠な展開になったことも影響している、その点は大きいですよね。

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最高峰という意味合い

2025-02-18 00:01:46 | 日記

 リーバイスが日本製生地で作られる最高級ライン「ブルータブ」を、今年から企画、スタートさせています。

 

 老舗のカイハラから生地の供給を受けていることが特徴ですが、果たしてこれまでの最高峰である「LVC リーバイス・ヴィンテージクロージング」との両立は可能なのでしょうか。

 

 恐らく前者は、より現代的なデザインを最高峰の縫製と素材で展開し、若い方には「シルバータブ」、通常のレギュラーラインを推薦してゆくような気がします。

 

 LVCは、既に価格がフェラーリと同じ価値を持つ、往年の商品を現代の技術でよみがえらせ、歴史とその品質を往時そのままに履きこんでもらいたいという願いが感じられる商品構成になるのでしょう。

 

 またコンバースも「アディクト」「タイムライン」そして「日本製」という高価格帯の中に「レガシー」を開始します。

 

 これは今月28日からの登場ですが、インターネット上では随分と反響がありますよね。

 

 日本未展開のCT70よりも価格は購入しやすく、同時にインソールにも工夫が施されていますから、需要が相当高いと思いますが、ここでも最高峰の乱立が見られる気がします。

 

 2000年代前半のレアル・マドリードがそうで

 

 ジダン、ロナウド、フィーゴが共存できるとは思えない

 この3選手の移籍は理にかなっていると思う

 しかしマイケル・オーウエンとデイビッド・ベッカムの移籍は、商業的な形だよ

 

 というように、絶え間のない批判が集まりました。

 

 最高峰はこの世に唯一の存在だからこそ最高峰であり、ファッションアイテムもサッカーも、乱立や同じ高額価格帯を持つことは、案外デメリットが大きいのではないでしょうか。

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