ナイキがマイケル・ジョーダンと契約したことが、現在の潮流を生み出しました。
大谷翔平とニューバランスの関係性は、まだそこまで到達していませんが、企業が契約選手と足並みをそろえ、成長してゆく過程が競技を問わず確認することができます。
Jリーグに有力外国籍選手がこないことで不満を持つファンは、多々存在すると思います。
彼らは、外国籍選手がクラブだけでなく
リーグの雰囲気そのものすら変えてしまう可能性
対戦相手も観客動員向上という、大きな収益が考えられる
ことを身に染みて感じているからでしょうか。
鹿島アントラーズがジーコと契約したのは、まだ住友金属というアマチュアの時代でしたから、ジーコの残した功績をしるファンは、限られていました。
ですから鹿島アントラーズのジーコ獲得よりも、ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ移籍の衝撃が大きかったのは
リーグの運営がすでにプロの時代である
スポンサーである楽天が、FCバルセロナというクラブに敬意を持つ
という点もあったおと思います。
結果、契約は短期でしたが、アシックスがこの世界的名手と共同でスパイクを開発できたことも、大きかったように思います。
アンドレス・イニエスタが手掛ける「キャプテン」のスパイク情報は、現状あまり知られていません。
ナイキが「ジョーダン・ブランド」として独立、パートナーシップが友好関係であるように、アシックスもアンドレス・イニエスタのスパイクを独立させる、という考えがあった方が、両者によい関係をもたらした気もしますね。